広報よこはま 金沢区版 令和元年7月号 no.261 5p 表紙 特集 かなざわの地に眠る歴史  海に面した金沢区には約8,000年前から人々が住んでいた跡が残っています。  60か所以上の遺跡が知られており、台地の上や海辺につくられた遺跡から崖面(がけめん)に掘りこまれたものまで、地形に応じて、特徴あるさまざまな遺跡がみつかっています。 発掘から展示されるまで   【1】昔の人が住んでいた住居の跡や、使われていた土器などの道具を発掘し、図面や写真などで記録をとります。 【2】発掘された土器などは水洗いします。その後、かけらをつなぎ合わせ、形を復元します。 ぼたんちゃん:多くの土器は小さな破片の状態で発掘されるよ。 【3】復元した土器は計測し、図版をつくります。最後に図版や写真などを編集し、遺跡について記録した報告書ができあがります。その調査結果をもとに、博物館などで展示します。 ぼたんちゃん:埋蔵文化財センターでは現物が見られるよ!(詳細は7ページへ) ●土器ドキクイズ● これらは実際に金沢区内の遺跡から発掘されたものです。 何に使われていたでしょうか?  【A】顔のような部分のある土器の一部分 【B】ギザギザした形で先のとがっている細い骨のようなもの 【C】穴の開いた貝のようなもの 答えは次のページへ→