広報よこはま 金沢区版 令和元年5月号 no.259 5p 表紙 泥亀公園(泥亀2-9)リニューアルオープン! 金沢区庁舎及び金沢公会堂の改築に伴い一時閉鎖していた泥亀公園が、新しく生まれ変わりました。 金沢八名木  金沢八名木とは、江戸初期の歴史文献に登場する、かつて称名寺や瀬戸神社など金沢八景周辺にあったとされる名木で、諸説ありますが、「青葉楓」「西湖梅」「黒梅」「桜梅」「文殊桜」「普賢象桜」「蛇混柏」「雀浦一松」の8種が選定されています。  新しい泥亀公園には、区制60周年記念樹として「桜梅」「西湖梅」が、区制70周年記念樹として「青葉楓」「文殊桜」「普賢象桜」「雀浦一松」を復元しました。  あわせて、金沢八名木の解説タイルを、公園内の一角に設置しています。 ①イベント広場  区庁舎の壁と調和したデザインを採用し、区庁舎と一体性を感じられる空間です。  舗装には、大型車の走行に耐えられるものを使用しており、消防出初式など、さまざまなイベントに活用することができます。 ②遊具広場  金沢区幸せお届け大使「ぼたんちゃん」をデザインしたスイング遊具とジャングルジムを設置し、幼児を連れた来園者が立ち寄って楽しめる空間にしています。 ③区の花「ボタン」  区の花「ボタン」は、中国原産の落葉低木で、5月頃に大きさ20cm程度の大輪の花が若枝の先端に1つずつ咲きます。  園内には、様々な花色(白・桃・紅・紫・黒・黄)の20種類を植栽しています。 ④芝生広場  公園の中央は芝生広場とし、来園者がゆったり過ごせる癒しの空間です。  通常の舗装と比較して、芝生からの蒸発散効果、日差しの照り返し軽減により、ヒートアイランドの予防を図ります。  ※芝生の養生のため6月末まで立入制限します。 ⑤休憩施設  金沢八景側の入口は、ロングパーゴラとベンチを設置し、日差しを避けて休憩ができる空間としています。また、夏季にはミスト(霧)装置による清涼効果が期待できます。 ⑥災害用ハマッコトイレ  災害時においてもトイレ機能を確保するため、公園内に下水道管を埋設し、仮設の便器と上屋を設置することで、トイレとして利用できます。排水用の貯水槽も公園内に備えています。これにより、区役所の災害時の応急対応能力の向上を図ります。 グリーンインフラ 公園内の地面の下は、締め固めが起こりにくい埋戻し材料を使用しているので、芝生や植栽の根が張りやすくなっています。また、雨水が地面に浸み込みやすいため、周辺の浸水被害軽減効果や、地下水のかん養効果も期待できます。 この特集に関する問合せ 公園の管理・利活用について 金沢土木事務所 電話:781-2511 ファクス:781-2822