区長瓦版 平成28年10月 　(区長からのメッセージ)

9月28日、神奈川区の皆様が一体となって行う、一大清掃キャンペーンの「わが町かながわマナー違反一掃作戦」は、多くの区民皆様の参加により大成功でした。参加いただいた方々に厚くお礼を申し上げます。
このマナー違反一掃作戦は、神奈川区連合町内会自治会連絡協議会、神奈川区役所、資源循環局神奈川事務所が主催し、区内の事業所、福祉施設、行政機関、教育機関など200団体の共催で行うものです。この取組は、平成19年の区政80周年をきっかけに始めたもので、10年目を迎えた今回は、集計中ですが、参加者が2,500人を超える見込みです。
当日は、区内の各地域の指定された場所からイオン東神奈川店前広場や新子安オルトヨコハマのバス降車場付近への集結を目指し、午前10時からトングやごみ袋を片手に空き缶や吸い殻などを拾い集めるなどの清掃美化活動に取組みました。また、駅周辺の自転車等放置禁止区域内及び公道上の放置自転車対策とともに警察官や駐車監視員による違法駐車の取り締まりも併せて実施しました。

【様々な団体が参加されました】

【清掃美化活動をしながら集合場所を目指します】

ごみのポイ捨てをなくしてきれいな街にするには、取り締まりだけではなく、ひとり一人のマナーを向上させることが不可欠です。参加者の皆様が、額に汗して清掃美化活動に取組む姿を多くの区民の方がご覧になることで、マナーの向上につながると思います。
当日は、日本初のプロサッカー選手で、プロサッカーチームの横浜ＦＣの奥寺康彦会長にもご参加いただき、多くの参加者と共に清掃美化活動に汗を流されました。

【集合場所の新子安オルトヨコハマ会場の様子】

【小学生も参加しました】

1個のポイ捨てが、多くのポイ捨てになり、やがて不法投棄を招きます。一台の自転車を放置したことでさらなる放置自転車が増えます。そうなると地域の環境が悪化し、犯罪が発生しやすい街になってしまいます。清掃美化活動は、まちの環境美化に留まらず、防犯にも大いに役立ちます。きれいな街は、そこにお住いの方が街に関心を持っていただいていることの表れだと思います。

【集合場所の東神奈川イオン店前広場の様子】

マナー違反一掃作戦を契機に、皆様といっしょに、ポイ捨てやマナー違反のない、安心して温かさを感じることのできる神奈川区のまちづくりを進めていきますので、引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。

平成28年10月
神奈川区長　二宮　智美