区長瓦版 平成28年6月 　(区長からのメッセージ)

「ウォーキングで健康づくり」の気運を高める神奈川区ウォークラリー大会が5月29日に開催されました。
長寿社会になった今、健康への関心が高まっています。健康づくりには、（１）バランスの良い食事（２）睡眠（３）適度の運動が大切だと言われています。さらに、ストレスをためず、日々楽しく過ごすことも健康に良いと言われています。
参加者がいっしょに楽しく歩くウォークラリー大会は、健康づくりにとても効果的です。有酸素運動であるウォーキングは、メタボ解消だけでなく、脳梗塞や認知症予防にも効果があると言われています。
大会は、神奈川区の連合町内会自治会連絡協議会、スポーツ推進委員連絡協議会、青少年指導員協議会で構成する神奈川区ウォークラリー実行委員会（大会会長　伊東満連合町内会自治会連絡協議会会長、実行委員長　柳澤直人青少年指導員協議会会長）が主催し、神奈川スポーツセンターの協力を得て開催されました。
大会の参加者は、実行委員会のスタッフ含めて、約300名。スタート地点の反町公園での開会式に続いて、神奈川スポーツセンター職員の指導による準備体操を入念に行いました。

【第２回神奈川区ウォークラリー開会式の様子】

【参加者全員による準備体操】

参加者は、5つのグループに分かれ、チェックポイント（１）である本覚寺に向かいました。「かつて本覚寺にあった施設は？」というクイズに皆さんは「アメリカ領事館」と答えてチェックポイントのスタンプをもらいました。

【チェックポイント（１）の本覚寺】

本覚寺の次のチェックポイントは桜で有名な幸ケ谷公園です。幸ケ谷公園にある桜の木は100本あり、それぞれ木の幹に番号がついています。緑がいっぱいの幸ケ谷公園で小休止したあと、神奈川の大井戸など神奈川宿の歴史にちなんだコースを歩きました。

【チェックポイント（２）の幸ケ谷公園】

チェックポイント（３）は、神奈川地区センターです。神奈川地区センターには、高札場（こうさつば）があります。高札場は、幕府の法度（はっと）や掟（おきて）などを庶民に徹底させるための施設です。当時は、神奈川警察署付近にありましたが、資料をもとに地区センターの前に復元したそうです。

【チェックポイント（３）の神奈川地区センター】

大会当日は、晴天で気持ち良くウォーキングをすることができたと思います。「身近な道でもみんなで歩けば楽しい」、「神奈川区の歴史を知り、愛着が増した」、「道路沿いの花に癒された」など、ウォークラリーを楽しまれた皆さんからの声をお聞きしました。

【線路沿いの花を見ながらのウォーキング】

約1時間半で全員が完歩し、ゴールの反町公園では、冷たいお茶と特製豚汁が振る舞われました。

【ゴールでは豚汁が振る舞われました】

参加者が楽しく、安全にウォーキングするために、朝早くからコースの確認、ウォーキングの誘導、チェックポイントでの解説、豚汁づくりなどを担っていただきました青少年指導員、スポーツ推進委員、神奈川スポーツセンターなど関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。

平成28年６月
神奈川区長　二宮　智美