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区長瓦版 平成28年4月  (区長からのメッセージ)

最終更新日 2018年11月27日

「わが町かながわとっておき」魅力発見ツアーが開催されました

3月28日、「わが町かながわとっておき」実行委員会が主催する魅力発見ツアーが開催されました。本実行委員会は、連合自治会、商工会議所、工業会、商店街、文化協会をはじめ、地域で様々な活動をしている区民の皆様で構成され、神奈川区ならではの魅力資産をより多くの方に知っていただくための活動をしています。
今回は、普段立ち入りができない場所をめぐり、写真撮影をしながら神奈川区の魅力を発見する企画です。当日、9時30分に、参加者約60名が区役所に集合し、2台のバスに乗り込んで新たな魅力の発見に出発しました。普段立ち入りができない場所と聞き、私も休暇を取って全行程に参加させていただきました。

東横フラワー緑道
【東横フラワー緑道にある黄色い建物(写真右上)が地下の反町駅に通じる避難通路の出口です】

まず向かったのは、東横フラワー緑道。ここは、みなとみらい線と東急東横線との相互直通運転により、東白楽駅~横浜駅間が地下化され、その跡地を緑道(公園)として整備されたものです。緑道の地下には反町駅があり、万が一火災等が発生した場合、避難経路を通じて地上の緑道に出ることができます。また、消防隊員が活動を行うために地下の駅に垂直に降りることのできるシャフトも整備されています。通常は、地上の改札から地下4階のプラットホームまでエスカレーターやエレベーターを利用しますが、今回は、特別に反町駅の駅長さんの案内で緑道の避難経路の出口から長い階段を歩いてホームに降りました。万が一の時に備えて、乗客を安全に誘導する訓練も行っているとのことです。

避難経路の様子です
【避難通路の様子です】

横浜駅よりに避難経路の入り口があります
【横浜駅よりに避難通路の入り口があります】


次に向かったのは、神奈川東部方面線羽沢駅(仮称)の工事現場です。神奈川東部方面線は相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線が整備されます。地下駅となる羽沢駅(仮称)付近の工事現場を見学しました。すでにトンネルを掘るシールド工事は完成しており、そのスケールの大きさには息を飲む思いがしました。次に訪れたのは、横浜市民の食を支える横浜市中央卸売市場。市場は昭和6年に開設されて以来、安全で安心な生鮮食料品等の安定供給がされています。
見学の目玉は、横浜市場冷蔵株式会社の冷凍庫内への立ち入りです。扉の中は零下40度の白い未知の世界。あまりに寒くて中に保管されている品物をゆっくり見る余裕はありませんでした。

水産棟no荷捌き場です
【水産棟の荷捌き場です】

水産棟のいけすには高級魚が泳いでいました
【水産棟のいけすには高級魚が泳いでいました】


ハマウィングの中にも立ち入りました
【ハマウィングの中にも立ち入りました】

最後の見学地は、ハマウィング。ハマウィングの正式名称は「横浜市風力発電所」と言います。風の力でローターを回転させ、電気を作っています。定格出力は1980kWで年間平均220万kW時を発電しています。これは一般家庭の約500世帯をまかなえる電力だそうです。地球温暖化の原因となる二酸化炭素を830トン削減することができます。瑞穂ふ頭は、一般開放されていないので、自由に風車の足元まで行くことはできません。ハマウィングの足元に行って間近で見学するためには、横浜市が主催する見学会などへ参加する必要があります。ローターの羽根をブレードと言い3枚あります。ローターの直径は80メートルでブレードが真上にきたとき、地上からの高さは118メートルとなりマリンタワーの高さを超えます。近くから見ると、ブレードの迫力と水玉模様のデザインが横浜らしさを感じることができます。


熱のこもった写真講座でした
【熱のこもった写真講座でした】


魅力発見ツアーを終えて区役所にもどり、文化協会写真部の杉本氏による写真講座を受講しました。杉本氏が当日に撮影した作品を披露していただくとともに、スローシャッターや構図のとり方など写真をより面白くするテクニックを講演いただき、講座は瞬く間に過ぎました。
今回、見学した場所は、多くの方がご存知だと思いますが、実際に足を踏み入れる機会はなかなかないと思います。参加者の皆様には、神奈川区の新たな魅力を発見していただけたのではないかと思います。

平成28年4月
神奈川区長 二宮 智美

このページへのお問合せ

神奈川区総務部区政推進課

電話:045-411-7021

電話:045-411-7021

ファクス:045-314-8890

メールアドレス:kg-kusei@city.yokohama.jp

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