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区長瓦版 平成27年9月 (区長からのメッセージ)
最終更新日 2018年11月28日
神奈川区在宅医療連携拠点が開所しました
9月1日、地域の医療と介護、福祉の橋渡し役である「神奈川区在宅医療連携拠点」が「はーと友」に開所されました。
神奈川区医師会の矢嶋会長はじめ関係者の多大なご尽力で待望の在宅医療連携拠点が神奈川区にも整備されたことは、区民の皆さまも大変心強く感じていることと思います。
一昨年に横浜市が実施した高齢者実態調査では、半数を超える高齢者が「将来、介護や医療が必要になっても、介護サービスを利用しながら自宅で暮らしたい」と答えられています。また、団塊の世代の皆さまが75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。
今後、在宅医療のニーズがより顕在化していきます。そのため、住み慣れた地域で安心して生活するための「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となっています。「地域包括ケアシステム」とは、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域社会を実現していくものです。
在宅医療連携拠点は、医療・介護事業者をコーディネートして、医療ニーズの高い高齢者の患者さんが退院後に在宅療養生活にスムーズにつながる役割を担うなど、地域包括ケアシステムの核となるものです。
~在宅医療連携拠点のイメージ~
在宅医療連携拠点では、担当のケアマネージャーと看護師が、区民から相談を受けた区役所や地域ケアプラザ等の依頼により、医師のバックアップ体制による在宅医の紹介、訪問看護、訪問リハビリの情報提供などを各関係機関と連携して行います。
神奈川区では、地域包括支援センターを中心に、医療や介護など多職種の専門的視点を交えた「地域ケア会議」を実施するなど区民の皆さまが安心して在宅での生活ができるように地域包括ケアシステムの構築を進めてまいります。 今後、在宅医療連携拠点のスムーズな運営が図られるよう、関係者の皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いします。
平成27年9月
神奈川区長 二宮 智美
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