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区長瓦版 平成27年5月 (区長からのメッセージ)
最終更新日 2018年11月28日
「青パト」専用車が片倉町大丸町内会に導入されました
片倉町大丸町内会(小野弘正(おのひろまさ)会長)ではこのたび「青パト」専用車を導入し、4月19日に出発式を開催しました。「青パト」とは、防犯活動を行う町内会等が自動車に青色回転灯を装備してパトロールを行うものです。自動車への回転灯の装備は、従来は緊急自動車及び道路維持作業用自動車に限って認められていましたが、平成16年の制度改正により、市長の委嘱を受けた自主パトロール隊が警察署等の手続きを取ることにより装着が可能となりました。防犯パトロールは、住民に安心感を与えつつ防犯意識の向上が図れ、犯罪を企てようとする者への抑止効果があることから、このような制度改正がなされたものです。
【片倉町大丸町内会に導入された青パト専用車】
【日本財団からキーの贈呈】
区内には、青色回転灯を使用した自主防犯パトロール隊として警察から許可された車両が33台ありますが、青パト専用車を町内会で導入するのは片倉町大丸町内会が第1号となります。車両価格は、170万円でそのうち130万円が日本財団の「青パト事業」からの補助金が充てられました。
出発式では、防犯活動など地域活動を担っている町内会関係者ら約100名が出席するなか、日本財団の担当者からキーが贈呈され、神奈川警察署からの青パト認定書を授与された後、吉田副会長が青パト隊長の宣誓をされました。参加者全員による記念写真を撮影した後、青パトが多くの声援の中、町内のパトロールに出発しました。
【警察署から青パト認定書の授与】
【参加者による記念撮影】
一般的に、町内会活動が活発な地域は犯罪発生率が低いと言われています。侵入盗などの防止として「時間、光、音、地域の目」が大切だと言われています。犯罪者は、地域の人からの「声かけ」や「しっかり見られる」ことを嫌います。下見や物色時に地域の目があると犯罪者が寄り付かなくなると言われています。青少年の非行防止や犯罪のない明るい地域づくりには、お住いの方々の地域への関心がとても大切だと思います。地域の皆様が行う防犯パトロールは犯罪の抑止力の効果が大きく、このように青パトを導入して、目に見える形で防犯活動をすることは、安心して住める地域づくりに大変効果的です。片倉町大丸町内会は、平成13年に12名による防犯ボランティアの会を結成し徒歩でのパトロールを実施したところ50件だった犯罪発生件数が翌年には25件に激減したそうです。さらに平成17年には市長の委嘱団体として警察からの許可を得て回転灯を装着した自家用車で町内のパトロール活動を開始し、平成26年はついに犯罪発生をゼロとすることができました。
【防犯パトロールに出発!】
【スタンドパイプ式初期消火器具の取扱説明】
出発式に引き続きスタンドパイプ式初期消火器具による放水訓練が行われました。神奈川消防署片倉出張所長や神奈川消防団第9分団長の指導のもとで消火栓にスタンドパイプ式初期消火器具を接続し、女性消防団員による放水がなされました。
防犯活動と同様、初期消火の活動訓練を地域で主体的に行うことは、安全で安心して住めるまちづくりにとってとても重要だと思います。
区役所も片倉町大丸町内会の活動が他の地域にも多く広がるように地域の皆様と一緒に取り組んでまいりたいと思います。
【ホースを伸ばして放水準備】
【女性消防団員による放水訓練】
平成27年5月
神奈川区長 二宮 智美
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