広報よこはま神奈川区版 5・8・9ページ 2021(令和3)年2月号 No.280 ◯特集 まちを守る 土木事務所  神奈川土木事務所は、安全に道路を使える、安心して水を流せる、安心して公園を利用できる、雨が降っても浸水しない、そんな皆さんの日常を守るための縁の下の力持ちとして日々仕事をしています。その取組に欠かせない地域の皆さんの活動と共に紹介します。 ●ホイールローダー 土や砂利、除雪作業で集めた雪などを道路維持作業車に積み込みます。 ●道路パトルールカー 維持管理のため、平日2回、区内の道路を巡回点検しています。 ●道路意地作業車 土や砂利、木の剪定・伐採作業等で発生した枝などを運びます。作業に使用する工具類も載せています。 〈道路・・安全に使えるように〉  安全に人や車が道路を使えるように、道路パトロールカーで日々点検しています。道路の穴埋めや舗装、カーブミラーの角度調整なども行いながら、道路の安全を守ります。 ●ひび割れた道路を舗装しなおして安全に通れるようにしました ●こんなこともやっています! カーブミラーの調整 田戸(たど)職員「カーブミラーは角度が大切なので、車などから見やすいように調整します」 〈下水道・・安心して水を流せるように〉  生活していく上で水は欠かせません。水を使うということは、水を汚すということ。生活で使用した水は下水道管を通じて水再生センターまで運んできれいにして自然にかえします。  下水道管は地面の下にあるので、普段は目にする機会がありませんが、詰まってしまうと水が使えなくなるので、定期的に清掃をして詰まらないようにしています。 ●汚れがこびりついた下水管の汚れを取り除き、きれいにしました ●こんなこともやっています! 古くなった下水道管は管更生(かんこうせい)してピカピカに!  管更生とは、古くなった下水道管の修繕が必要なとき、道路を開削して下水管を取り替えるのではなく、既存の下水管を活用して内面補修する工法です。 中越(なかごし)職員「日常生活に影響を出さずに、工事期間を短縮できる効果があります」 〈公園・・安心して利用できるように〉  区内には約150か所の公園があります。そこには子どもたちが遊ぶ滑り台等の遊具や、休んでいただくベンチ等の施設があります。公園を安心して利用してもらえるように、定期的に点検・補修をしています。 ●ベンチの木が劣化して欠けると危ないので、板を取り替えて安心して座れるようにしました 浅見(あさみ)職員「年間で100件のベンチを補修するころともあるんです」 ●公園利用についてのお願い  公園は皆さん共有のスペースです。公園を利用する際には、さまざまな用途で利用する人がいることに十分配慮しながら譲り合って利用しましょう。 ※詳細は「神奈川区 公園 ルール」で検索 〈河川・・大雨が降っても浸水しないように〉  普段はゆるやかに流れている川も、大雨時には大量の雨水が流れ込んできます。大雨の時でも川の水が溢れないように点検を行い、草刈りや補修をしています。 ●土砂や雑草で水が流れにくくなった川の堆積した土砂を取り除き、草を刈りました 〈地域・・地域の皆さんと共に〉  数多くの地域のボランティアの皆さんが、道路や水辺・親水施設、公園、緑道の清掃・美化活動に取り組んでいただいています。 ●地域の皆さんと反町公園でチューリップの球根を植え付けて、きれいな花が咲きました(令和元年度) ●地域ボランティアの皆さん ハマロード・サポーター・・道路の清掃・美化活動の心強い味方 水辺愛護会・・水辺・親水施設の清掃や草刈りの心強い味方 公園愛護会・・公園や緑道の清掃や草刈り等の心強い味方 〈災害時の復旧対応もしています〉 浅見職員「令和元年台風15号の復旧作業の一部を紹介します」 ●倒れてしまった六角橋公園のヒマラヤスギ まずは応急措置を行い、その後、伐採・抜根しました。 ●入江川の中に倒れてしまった入江川公園の桜の木 木の根元側に重機や車両が入れませんでした。そこで、川の対岸から高所作業車とクレーンを使って木を吊り上げました。 道路の陥没や壊れた遊具などを発見したら土木事務所へご連絡ください 問合せ 神奈川土木事務所(神大寺2-28-22) 電話491-3363 ファクス491-7205 (片倉町駅歩10分、または市営バス(36・82系統)神奈川土木事務所前下車すぐ)