広報よこはま神奈川区版 5・6ページ 2021(令和3)年1月号 No.279 神奈川区役所 〒221-0824 神奈川区広台太田町3-8 電話411-7171(代表) 編集・発行 区政推進課広報相談係 電話411-7021 ファクス314-8890 ホームページは「神奈川区役所」で検索 ツイッターで情報発信中!@yokohama_KNGW 区の人口246,116人 世帯数127,585世帯(2020年9月1日現在) 区役所の開庁時間 ◯平日8時45分〜17時(祝日・休日・12月29日から1月3日を除く)。 ※昼の時間帯はお待たせする時間が長くなる場合があります。 ◯毎月第2・4土曜日9時〜12時(戸籍課・保険年金課・こども家庭支援課の一部の業務)。 ※費用の記載のないものは無料です。 ※掲載内容は変更になる場合があります。 ※掲載されているイベントなどは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の取組に伴い、中止・延期になる場合等がありますので、事前に確認してください。 謹賀新年 本年が区民の皆様にとって幸せで健やかに過ごせる年となりますよう心からお祈り申し上げます 「笑顔でつながる神奈川区」を大切に 神奈川区長 高田 靖(たかだ やすし)  これまで地域の皆様と、防災・防犯対策、子育て支援、高齢者の見守り、健康づくりや地域の力やつながりを育むなど、さまざまな取組を積み重ねてまいりました。新型コロナウイルス感染症対策で一時は休止を余儀なくされたこともありましたが、新しい生活様式を取り入れて再開できる取組も増え、こうした明るいニュースを耳にすると、温かい気持ちになりました。  これからも、「笑顔でつながる神奈川区」はそのままに、地域の皆様と一緒に知恵と工夫をこらして前向きに取組を進めていきたいと考えております。  本年も、区役所職員一丸となって区民の皆様のいのちとくらしを守り、笑顔と元気をお届けしてまいります。皆様の更なるお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 地域のつながりを大切に 神奈川区連合町内会自治会連絡協議会会長 佐藤 潮(さとう うしお)  昨年は、自治会町内会をはじめとした地域の活動にとって厳しく我慢の年でありました。春のお花見、夏の盆踊り、秋の運動会や敬老のお祝い、冬のクリスマス会や餅つきなど、各地域で子どもからお年寄りが集い四季折々の行事を楽しむ予定でしたが、やむを得ず中止にするなど残念な思いもいたしました。  この我慢の経験により、日常のご近所づきあいや地元商店での買い物など、身近な人や地域との語らいやふれあいが、私たちの生活を豊かにし潤いを与えていたことを改めて認識することになりました。  先行きがはっきりとは見通せない状況が続きますが、これからも、地元への愛着や地域のつながりを生かし、住みよいまち神奈川区を守り続けるために、皆様と共に今できることを進めてまいりたいと考えておりますのでご理解ご協力をよろしくお願いします。 ◯お知らせ 第30回 区の花チューリップ写生画展  区内の小学校の児童の皆さんが描いた区の花・チューリップの絵の力作が227点集まりました。審査会を実施し選ばれた「区長賞」「育み ハミング♪かながわく賞」「神奈川区小学校優秀賞」の作品を紹介します。 審査員 佐藤 潮(さとう うしお)(区連合町内会自治会連絡協議会会長)、 島田 惠(しまだ めぐみ)(区子ども会育成連絡協議会会長)、区小学校校長会会長、区長、副区長、区土木事務所長 (敬称略) 〈区長賞〉 青木小2年 大橋瑛己(おおはし えいき)さん 青木小2年 河田紗英(かわだ さえ)さん 神橋小2年 櫻井結菜(さくらい ゆいな)さん 〈育み ハミング かながわく賞〉 青木小2年 石橋知輝(いしばし ともき)さん 青木小2年 下山栞奈(しもやま かんな)さん 神橋小2年 和田夏芽(わだ なつめ)さん 〈神奈川区小学校優秀賞〉 青木小2年 栗原巧馬(くりはら たくま)さん 青木小2年 武藤琉花(むとう るか)さん 神橋小2年 河崎瑚幸(かわさき こゆき)さん 問合せ  区政推進課 電話411-7021 ファクス314-8890 ◯お知らせ 神奈川区読書活動推進講演会 『ロウソクの科学』を体験!「なぜ?」から始まる思考力の育て方  ノーベル化学賞受賞者吉野 彰(よしの あきら)氏の少年時代の愛読書『ロウソクの科学』は、「なぜ?どうして?」から始まる科学の魅力が詰まった1冊。その名著をわかりやすくした本『「ロウソクの科学」が教えてくれること』の編訳者・尾嶋好美(おじま よしみ)さんによる実験を交えた楽しい講演で、科学の扉をたたいてみませんか? 講師 筑波大学サイエンスコミュニケーター 尾嶋好美 博士  2008年から筑波大学にて科学に強い関心と興味のある小中高校生向け科学教育プログラムの運営を担当。これまで500名以上の生徒の自由研究を指導してきた。著書に『「ロウソクの科学」が教えてくれること』『理系力が身につく週末実験』『食べられる科学実験セレクション』等がある。 日時 3月6日(土)14時(開場:13時30分) 会場 区民文化センター かなっくホール(東神奈川1-10-1) 定員 150人(多数抽選) 申込み 2月12日(金)必着でホームページの申込みフォームかはがきかファクスに参加者全員の氏名(1申込みにつき5人まで)・代表者住所・電話・手話通訳等が必要な場合はその旨を書いて、地域振興課「読書講演会」係へ。窓口に持参する場合は神奈川図書館(立町20-1)か地域振興課へ。 ※申込みフォームは「神奈川区 読書活動推進事業」で検索 ※参加可否については、郵送で2月22日(月)頃までにお知らせします。 申込み・問合せ 地域振興課 電話411-7093 ファクス323-2502 神奈川図書館 電話434-4339 ファクス434-5168 ◯暮らし 猫の飼い主の皆さんへ 大切な猫を危険から守り、ご近所の嫌われ者にしないために  猫にとって、屋外には「交通事故」「迷子」「感染症」「猫同士のケンカ」などの危険が多く、「フン」「尿」「臭い」「毛」「鳴き声」など近隣トラブルの原因になることもあります。猫の飼い方とルールを確認しましょう。 〈屋内で飼いましょう〉快適な屋内環境を整えてあげましょう ●つめとぎやおもちゃを用意 ●上り下りできる場所を確保(猫は垂直運動を好みます) ●いつも清潔なトイレ ●くつろげる隠れ場所の用意(ケージやキャリーケースなら災害の備えにもなります) ※ケージ等で動物病院に通院し注射等でいやな思いをさせてしまうと、そのケージに入るのを怖がることがありますので、上手に慣らしましょう。 〈飼い主の責務が「動物の愛護及び管理に関する法律」で明文化(令和2年6月施行)〉ルールを守りましょう ●マイクロチップ装着の努力義務(※左記義務化のみ未施行。令和4年6月施行予定)・・飼い猫であることが一目で分かるように首輪などをつければ、なお良いですね。 ●みだりに猫を増やさないための不妊去勢手術・・迷子や災害のときの備えにもなるので、手術しておきましょう。 ●終生愛情をもって飼いましょう・・災害や飼い主の病気など、万が一のときに備えて、預かってくれる人を探しておきましょう(区役所でペットの預かりはできません)。 ●不適正な飼育により鳴き声、悪臭等で周辺の生活環境が損なわれていると認められるときは、飼い主に対し行政(区役所)が指導、助言できることも明文化されました。 〈動物の遺棄、虐待は犯罪です(殺傷した場合は5年以下の懲役又は最高500万円の罰金)〉罰則が強化されました 問合せ 生活衛生課 電話411-7143 ファクス411-7039 ◯暮らし ネズミに要チュ〜意!  区役所に寄せられたネズミの相談件数は、直近5年間は毎年100件を超えており、令和2年度も4月からの半年で61件寄せられました。室内に置いた食べ物がかじられる、5ミリ〜1センチほどの黒い塊(フン)が落ちている、夜になると天井や壁から物音(カリカリ、バタバタ)がするなどが主な相談内容です。ネズミはウイルスやダニを媒介し、私たちの健康を脅かしたり、暮らしに大きな被害を及ぼします。  家にネズミが一度入ってしまうと、何度も入られることになります。そこで、「ネズミが住みにくい環境」を作りましょう。 〈「ネズミが住みにくい環境」とは?〉 1.家への侵入口をふさぐ・・1円玉程の隙間からも侵入するネズミ!隙間があれば金網など丈夫な素材でふさぎましょう。 〈例〉ドア下の隙間・通気口・外壁の穴、亀裂・窓の隙間・エアコンの引込み口・換気扇のダンパー・電線の導入部分 2.餌になるものを片付ける・・ネズミは人の食べ物以外にも、ペットの餌、生ごみ、ろうそくや石けんなども食べます。かじられないように固いふた付きの容器や、扉の閉まる戸棚などに入れましょう。 3.巣の材料になるものを片付ける・・ネズミは新聞紙や段ボール、ビニール袋、布などを持ち帰って巣の材料にします。不要なものを処分して室内を整理整頓し、隠れ場所も減らしましょう。 生活衛生課では、ネズミの駆除に関する相談や捕獲用のカゴの無料貸出しを行っています。 ※区役所では駆除作業は行っていません。駆除が難しい場合は、専門業者の団体をご案内いたします。 問合せ  生活衛生課 電話411-7143 ファクス411-7039 ◯お知らせ マイナンバーカードを初めて申請する皆さんへ 臨時申請窓口をご利用ください 横浜駅の近くにあるマイナンバーカード臨時申請窓口は、平日夜間・土日も開庁している日があり、申請時に必要な写真が無料で撮影できます。カードは自宅郵送のため、受け取りも便利です。 開所時間 月・火・金曜:12時~19時30分(受付終了:19時15分)、土・日曜:9時~17時(受付終了:16時45分) (第3土曜の翌日の日曜・祝日・年末年始を除く)※混雑状況により、受付終了時間が早まる場合があります。 所在地 西区北幸(きたさいわい)1-6-1 横浜ファーストビル15階(横浜駅西口歩3分)※公共交通機関でお越しください。 対象 市内在住で初めて申請する人(代理人による申請は不可) 持ち物 通知カード(申請時に回収)、本人確認書類2点(運転免許証と健康保険証など)、住民基本台帳カード(持っている場合、申請時に回収) ※15歳未満の人の申請は下記ホームページを要確認 ※持ち物などの詳細は「横浜市 臨時申請窓口」で検索 問合せ 横浜市マイナンバーカード専用ダイヤル フリーダイヤル0120-769-706 (平日:8時30分~20時、土・日曜・祝休日・年末年始:9時~17時30分) ◯連載 神奈川区が区民の皆さんに伝えたい、防災関連情報をコラムでお届けします かめ太郎とまな(学)防災 第2弾 「大地震に対する備え 〜食料の備蓄について〜」 災害発生直後は、食料や日用品の調達が難しくなります。日頃から必要な備蓄をしておくことが大切です。今回は、食料の備蓄について紹介していきます。 【1】最低3日分の備蓄をしましょう・・備蓄の必要性  発災直後はライフライン(電気・ガス・水道)が停止し、支援物資が届くまでに時間がかかることが想定されるため、最低3日間は自分たちだけで過ごせるよう準備しておく必要があります。 【2】普段食べているものも活用し「食べながら備える」・・ローリングストック法で無駄なく賢く備蓄  ローリングストック法とは、家族構成や生活スタイルにあわせて、食料や日用品を少し多く買い、備えたものを賞味期限が近いものから順番に消費しながら新たに買い足していく備蓄方法です。 買い足す・・食べた分を補充する 備える・・最低3日分の用意 食べる・・賞味期限が近いものから食べる かめ太郎「長期間常温で保存できるものは非常食として活用しやすいので、買い物の際に【3】を参考にしてみてね!」 【3】避難生活の長期化に備え、栄養バランスを考えて備えよう!・・非常食として利用しやすいものを紹介します  乾パンやアルファ米、インスタント食品ばかりの食事では炭水化物中心になってしまい栄養が偏る可能性が高く、避難生活が長期化した場合、健康に大きく影響してくるので対策が必要です。 ●缶詰・・長期保存可能。肉類や魚類からなるたんぱく質を摂取できる。 ●野菜ジュース・・複数年保存可能なものが多い。野菜に含まれるビタミン、鉄分、ミネラル等を手軽に摂取できる。 ●魚肉ソーセージ・・常温で約3か月保存可能。たんぱく質やカルシウム等栄養豊富。 ※このほかにも、長期間常温で保存できるものは手軽に非常食として利用できます。 問合せ 総務課防災担当 電話411-7004 ファクス324-5904 ◯連載 第3期神奈川区地域福祉保健計画 〜かながわ支え愛プラン〜 地域ケアプラザの取組 第7回  かながわ支え愛プランでは、地域の皆さんとともに「困ったときに助け合う関係づくり」や、「お互いを認め合い支え合う地域づくり」に取り組んでいます。一緒に活動を進めている地域ケアプラザ・地域包括支援センターの取組を連載で紹介します。 片倉三枚地域ケアプラザ [担当地区]神大寺・片倉・三枚 ※地区連合町内会単位  片倉三枚地域ケアプラザは、地域の皆さんが安心して生き生きと暮らしていけるように、地域と連携しながら認知症当事者や家族、子どもの見守りや支援に力を入れて活動しています。 ●認知症当事者や家族を連携して支援「ロバメイトフェスティバル」  エリア内の地区社会福祉協議会会長と地域のキャラバンメイトとケアプラザ職員が連携したネットワークで、認知症当事者や家族を支援する取組をしています。ロバメイトフェスティバルという、認知症当事者やその家族、認知症サポーターやさまざまな支援者と一緒に取り組む文化祭も例年開催しています(令和2年度は中止)。  令和2年度は、集まって取り組むことができませんが、「私たちができることは何か?」を忘れずに、WEB(ウェブ)活用にも挑戦しています。認知症キャラバンのキャラクターのロバのように一歩一歩進んでいきます。 ●子どもの見守りや支援のためのネットワーク「神(かん)ちゃん家」  3地区の主任児童委員、地区社会福祉協議会会長やケアプラザ職員などが連携し、子どもの見守りや支援を行うネットワーク「神ちゃん家」が2年前に発足しました。  2か月に1回、子どもについての情報交換を行っています。また、スクールソーシャルワーカーや学習支援ボランティアを招いた講座を行い、子どもの見守り・支援の大切さを地域に発信しています。ひとりぼっちになりがちな子ども、保護者、学校の先生にとって、今こそ、地域の皆さんの支えが必要だと感じています。 問合せ 福祉保健課 電話411-7135 ファクス316-7877