広報よこはま神奈川区版 5・8・9ページ 2020(令和2)年9月号 No.275 ◯特集 〜手に取って開いてみよう〜 ライフデザインノートで考える あなたのこれから  「ライフデザインノート」は、これからどのように充実した日々を過ごしていくのかを考えるノートです。あなたの好きなこと・健康法・やってみたいこと・楽しかった思い出などをこのライフデザインノートに書いてみることで、これからの暮らしを考えるきっかけとなります。まずは、手に取って、気軽な気持ちで書いてみましょう。 かめ太郎「あなたの“これから”がより具体的になります」 〈ライフデザインノートはこんな形!〉 かめ太郎「興味のあるところ・書きやすいところから書いてみよう」 ◯わたしのこと  まずは自分のことを知ることから。これまでのこと、これからのことを思い浮かべながら書いてみましょう。  主な項目・・わたしのプロフィール/好きなこと/思い出/人生の主な出来事/私の家系図 など ◯健康長寿への道  自分らしい生活を続けるには、運動・食事・口の健康・人とのつながりなどを大切にして、心も体も健やかに保つことが大切です。健康維持のための方法を確認しましょう。  主な項目・・健康チェック/これから取り組みたいこと/自分に合ったつながりの場 など ◯サポートが必要になった時  介護や医療について、家族や身近な人と話し合ったり、考えてみることも大切です。どのような治療やケアを受けて過ごしたいかを、健康なうちに整理しておきましょう。  主な項目・・介護についての希望/医療についての希望 など ◯準備しておけること  自分が日頃から大切にしてきた物や思いを、誰にどのように託したいか書いてみましょう。  主な項目・・葬儀・お墓/相続・遺言 など  かめ太郎「ライフデザインノートに記入しただけでは法的な効力は発生しません。具体的な手続は専門家に相談しましょう」  ライフデザインノートは、地域包括支援センターや区役所などで無料でお渡ししています。その際に、アンケートの記入をお願いしています。ご協力をお願いします。  ライフデザインノートの説明や書き方について、相談や出前講座を行っています。詳しくはお近くの地域包括支援センター等へお問い合わせください。 ※本市では、地域ケアプラザにおいて、地域包括支援センターの役割を担っています。 ●ライフデザインノートの配布場所 反町地域ケアプラザ(反町1-11-2)電話321-8004 ファクス321-8077 神之木地域ケアプラザ(神之木町7-1)電話435-2906 ファクス435-2908 菅田地域ケアプラザ(菅田町1718-1)電話471-3101 ファクス471-3102 片倉三枚地域ケアプラザ(三枚町199-4)電話413-2571 ファクス413-2573 新子安地域ケアプラザ(新子安1-2-4 オルトヨコハマビジネスセンター1階)電話423-1701 ファクス423-1702 沢渡三ツ沢地域ケアプラザ(沢渡56-1)電話577-8210 ファクス317-3171 六角橋地域ケアプラザ(六角橋3-3-13)電話413-3281 ファクス488-3138 地域包括支援センター 若竹苑(羽沢町550-1)電話382-0024 ファクス373-7472 区社会福祉協議会(反町1-8-4 はーと友神奈川1階)電話311-2014 ファクス313-2420 区役所高齢・障害支援課(広台太田町3-8)電話411-7110 ファクス324-3702 〈いろいろな世代の人が活用しています!〉 ◯これまでのことや今後について改めて考え、家族とも話し合うきっかけとなりました。ライフイベントに合わせて書いたり、書き直していくのも良いですね。自分の興味のあるところから書いてみるのがおすすめです。5年後、10年後の自分を具体的にイメージすることができると思います。20代・30代の人にもおすすめします。ぜひ皆さんも活用してみてください(神奈川区長 高田 靖(たかだ やすし)) ◯自分らしい生き方を考える良いきっかけになりました(40代・女性) ◯これからの人生を元気に過ごすために、何を整理すべきか分かりやすいノートです。ライフデザインノートをきっかけに家族で話をする機会が増えました(50代・男性) ◯母が病気になったとき、とても大変だった。元気なときに母と一緒にこのノートを書いておけば良かった(40代・女性) ◯相続の事を漠然と考えていましたが、ノートを開いてみてチェック式が多かったので書きやすかったです(60代・男性) ◯「自分の後のことは家族の好きなようにしてほしい」ってことも、言わないと伝わらないんだな(70代・男性) ◯ノートを介して孫と話ができたのが良かった。今まで頑張って生きてきたことが伝わってうれしかった(90代・女性) ◯自分たちが普段参加している居場所(サロンなど)の大切さが分かった(80代・男性) ◯一度立ち止まって、数年後の自分や家族の年齢を想像して、これからを考えるとても良い機会になりました。自分自身が心身共に健やかなうちにこのノートに記載されている項目とそれぞれ向き合ってみることは、とても有意義だと感じました(福祉保健課 中山真吾(なかやま しんご)) ・・健康維持のために普段からできること・・ 【運動】  日常生活の体の動作をスムーズに行うためには筋肉の柔軟性を保つことと、筋力を高めることが大切です。準備体操をしてから試してみましょう。 ●つま先あげ・かかとあげ・・つまずきにくくする運動です。椅子に座り、つま先・かかとを交互に上げます。 ●足踏みまたはウオーキング ●開眼片足立ち・・バランス機能を高めます。椅子の背につかまり、目を開けたまま、片足を上げてキープします。 [注意]転倒に気を付けましょう。 ●スクワット・・下半身の筋力を高めます。膝に痛みのある人は無理せず行いましょう。 ※詳しい方法は、市ホームページのハマトレ(体験版)で見られます。「ハマトレ」で検索 ※ハマトレDVDは、地域包括支援センター・区役所別館3階301窓口で貸出中! 【つながる】  積極的に人と「つながり」を作ることが、心身の健康に効果があると言われており、元気に過ごす秘訣です。下記のことを心掛けましょう。 ●誰かに電話をする ●誰かに手紙を書く ●ライフデザインノートの内容を身近な人と話す 【食事】 ●1日3回食事を食べる ●1回の食事に主食・主菜・副菜をとる  主食:ごはん・パン・麺 など  主菜:肉・魚・卵・大豆 など  副菜:野菜・きのこ・いも・海藻 など ●たんぱく質をしっかりとる(目安は1日で手のひら5つ分)  [注意]腎臓病など食事療法が必要な病気のある人は、主治医の指示に従ってください。 ※地域包括支援センターでは、食事バランスの分かる「ランチョンマット」を配布中! 【お口の健康】  口は食べる・話す・表情を豊かにするなど、元気に過ごすために大切な機能を持っています。定期的に歯科受診をしたり、噛む力を保つ口の体操を取り入れましょう。 ●正しい歯磨きをする  自分にあった歯ブラシ選びや、歯間清掃用具(デンタルフロスや歯間ブラシ)を併用しましょう。 ●定期歯科健診を受ける  かかりつけ医を持ち、症状がなくても定期的(年に2〜3回)に受診することが重要です。 ●健口(けんこう)体操  顔面の体操や舌体操などをミックスしたお口の体操をしましょう。1〜5を毎日3回以上繰り返して続けることが効果的です。 出典:「神奈川県オーラルフレイルハンドブック」より 1.目をしっかり閉じて目玉は下方に。口は広角を上げ、しっかり閉じる。「グー」 2.目を大きく開き、目玉は上方に。口は大きく開く。「パー」 3.口を閉じたまま舌に力を入れ、口唇の内側を舐めるように回す(右回り、左回り)。「ぐるぐる」 4.ココでたまった唾をごっくん!「ごっくん」 5.舌の先に力を入れ、しっかりと前に出す(そのまま10秒間キープ)。「ベー」 問合せ 高齢・障害支援課 電話411-7110 ファクス324-3702