事例 「つながり続ける上飯田「暖」地をめざして」
最終更新日 2019年1月21日
2018.3.5
上飯田団地地区
飯田団地連合自治会会長 佐野 瞳さん
集会所開設をきっかけに始まった「陽だまりの会」
第3集会所の開設がきっかけで、第11自治会でサロンを立ち上げ、休むことなく続けて、平成29年9月で開始から10年を迎えました。始めた当初は2人でしたが、活動に協力をしてくださる方が徐々に増えていき、いまでは8~10人で活動しています。
参加者が揃うと、まず体操から始めます。そのあとはおたのしみの時間となり、フラワーアレンジメントなどをして過ごします。
会の運営に協力してくださる方々には「得意なこと」で「無理をすること」なく、負担に感じたらすぐに言ってもらうこと、できるときにやってもらうことなどといった気配りをしています。
毎回体操ではじまり、体をほぐします
第11自治会「陽だまりの会」概要
毎月第3水曜日10:00~12:00
上飯田団地第3集会所で開催
参加費無料
毎回欠かしたことのないフラワーアレンジメント 手慣れた様子で
まつぼっくりでクリスマスツリーを手づくり
モデル事業から引き継いだ「上飯田暖地コミュニティカフェ」
上飯田地域ケアプラザが横浜市の委託(「孤立し困難を抱える高齢者等訪問・相談モデル事業」)で行っていた「上飯田暖地コミュニティカフェ」を引き継ぐかたちで、平成29年4月から地域で実施しています。利用者同士が顔見知りになり、一緒に出かけたりするようになりました。忘年会を開きたいという声も上がり、同年12月に会費制で行いましたら、40人もの参加がありました。
利用者がおでんやちらしずしを作って持ってきてくださることもあります。もともと利用者それぞれが気ままに過ごす会ですが、“持ち寄って食事を楽しむ”雰囲気も出てきました。
カフェを長続きさせるため、開催日時には欠かさず居場所を準備し、利用される方を待ちます。開催日時は悪天候であろうと、担い手や役員の都合では決して変更はしません。
コミュニティカフェに参加している皆さん
「上飯田暖地コミュニティカフェ」概要
毎週水曜日10:00~15:00
上飯田団地第1集会所で開催
参加費無料
担い手は連合役員、地区社協、地区民児協の人たち
おしゃべりしながら思い思いに楽しく過ごします
湯茶のセットだけ用意します
活動で心がけていること
- 担い手は無理、と決めつけない
- 活動の場をつくっていく
- 「頼んだり頼まれたり」「担い手でもあり受け手でもある」活動を重ねてつながりを維持する
発表者から
高齢化率の高い地域なので、担い手不足は深刻です。いくつもの役を担っている人が多いのが実情です。自治会の長を務める立場として、担い手の負担を減らすために自分にできることを積極的に動くようにしています。
上飯田団地地区の事例
問合せ先
区政推進課地域力推進担当 (3階307番)
電話:045-800-2333
FAX:045-800-2505
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