事例 中田町第五公園 公園あそびボランティアの会
~笑顔でつなぐ親子の絆~
最終更新日 2019年1月10日
2018.3.5
中田地区
中田町第五公園にて、地域の子育て中のお母さんと、0歳~3歳児の子どもが集い、仲良く楽しく遊べる場を提供している「中田町第五公園 公園あそびボランティアの会」代表の高橋文治郎さんにお話しを伺いました。
誰が見てもわかりやすいでしょ?「俺!ぶんじろう」と背中に大きく入った、オリジナルTシャツを着て活動する高橋会長
公園あそびボランティアの会が結成された背景
近年、知り合いのいない地域で育児をする親御さんが増え、密室育児が原因で幼児虐待につながるという悲しいニュースが増えています。私たちは幼児虐待防止の観点から、地域の子育て中のお母さんとお子さん(0歳~3歳)が中田町第五公園に集い、保護者同士が仲良く楽しく子育てをできる環境、機会をつくる事を目的に、毎月日時を決めて公園遊びの活動を実施しています。
平成22年2月22日に第1回目の公園遊びを開催。最初の4年間は、中下自治会のボランティアスタッフと、泉区地域子育て支援拠点「すきっぷ」が共催で運営してきました。
子ども遊びのノウハウを学び、平成26年からは、地域の皆さんが主体となって運営しています。
開催予告チラシには、年間のスケジュールを記載時間は午前10時~11時半(雨天中止)主催:中田連合地区経営委員会、中下自治会共催:すきっぷ、中田子育て支援ネットワーク
公園遊びの良さ
外で遊ぶことによって、地域のみなさんや子育て中の親御さんが見てくれる環境になるんです。ほら、今も通りすがりに子連れのお母さんが挨拶してくれたでしょ、この関係が大切なんですよ。主催している地域のメンバーと顔見知りになると、自治会への意識も変わってくるはずです。
この間、近所のおばあちゃんが「娘に友達ができて、ホッとしているの」と声をかけてくれました。続けることの意義を再確認しました。
お母さん同士が気軽に話せる場をつくことを心がけている
初めて公園に来たお母さんには、話すきっかけをつくり、打ち解けたらそっと離れて見守ります
運営するにあたって、大事にしていること
年間の開催日を決めて、多少の雨でも開催するように心がけています。毎月日時を決めることで、参加しやすくなります。新しく公園に来た方は、私たちがしっかりサポートをしながら、お母さん同士が仲良くなるきっかけづくりをして、その間子どもたちが安心して遊びに集中できるようにスタッフが見守ります。
お手製のおもちゃを引いているのはボランティアスタッフの森口さん
手作りのおもちゃは、廃材を再利用新作のおもちゃができるたび、子どもたちの笑顔を見るのが楽しみと話す森口さん
毎回最後に行う和泉保育園の保育士さんによる手遊びは、子どもたちに大人気
「子育て中の心配ごとなどを相談し合える場所を設けることで、地域で子育てをしているお母さん同士が仲良くなって、お子さんたちは公園で思いっきり遊んで元気に育って欲しい。笑顔に勝る薬はありません」と満面の笑みで話す高橋さん。
高橋会長(前列中央)とボランティアスタッフ、和泉保育園のみなさん
恒例のシャボン玉(子どもが口に入れても安心な原料で手作り)イベントの最後にはサンタさんからのサプライズプレゼント(お母さんにも!)、と毎回スタッフみんなで企画を工夫をしています。
クリスマスも近い穏やかな冬の1日・・・
地域の皆さんのあたたかい眼差しが、お母さんと子どもたちを優しく包みます。
中田地区の事例
問合せ先
区政推進課地域力推進担当 (3階307番)
電話:045-800-2333
FAX:045-800-2505
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