表紙 第3期磯子区地域福祉保健計画 誰もが幸せに暮らせるまちをめざして スイッチオン磯子 2016年4月〜2021年3月 横浜市磯子区役所 社会福祉法人 横浜市磯子区社会福祉協議会 計画案内役「梅さん」 「スイッチオン磯子」は磯子区地域福祉保健計画の愛称です。 ごあいさつ 磯子区では、将来を見据え、 誰もが幸せに暮らせるまちをめざして 地域の方々と推進する、第3期磯子区地域福祉保健計画「スイッチオン磯子」を策定しました。策定に際し、平成26年から2か年にわたり地域の皆さまと共に議論し、検討してまいりました。心より感謝申し上げます。 日本では「2025年問題」をはじめ、人口減少、少子高齢化の進展、一人暮らし高齢者世帯の増加、地域でのつながりの希薄化など地域社会を取り巻く状況が大きく変化していきます。そして、磯子区においても10年後は団塊の世代の方々が75歳以上の後期高齢者となり、高齢化率は30%を超え、要介護認定者も急増すると予測されています。 このような状況を乗り越えるためにも、今こそ地域の力が必要です。住み慣れたまちで、これまで培ってきた地域でのつながりを生かし、お互いの持つ力を合わせ地域の課題解決に向けて取組を進めていく、まさに、地域と行政等との両輪で取り組んでいく その指針が「スイッチオン磯子」です。 第3期計画では、皆さまが中心に取り組む地区別計画の中に2つの共通テーマとして、第2期計画から続く「身近な地域の支えあいを進めよう」と新たに「地域ぐるみの健康づくりを進めよう」を掲げました。 地域の方々が活動に参加しながら「つながり」や「支えあい」を育み、いきいきと笑顔あふれる、そんな元気なまちにしていきたいと考えます。 今後も「住み続けたいまちナンバーワン」を目指して、磯子区民の皆さま、磯子区社会福祉協議会、地域ケアプラザと連携し、より一層の地域福祉を推進していきます。引き続き、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 横浜市磯子区長 小林 正幸 第3期地域福祉保健計画策定にあたり、ご挨拶を申し上げます。 近年の少子高齢化の進展や家族形態の変容、地域社会とのつながりの希薄化により「社会的孤立」といった新たな福祉課題が顕在化するなど、人々の暮らしの基盤である地域の環境が大きく変化し、福祉ニーズもますます複雑・多様化しています。 特に一人暮らし高齢者の増加については、これまでの公的福祉サービスだけでは、対応できないケースが多くなり、地域の助けあい、支えあいの仕組みづくりが求められています。 こうした社会情勢の中、磯子区社会福祉協議会は区役所、地域ケアプラザ、区民の方々と一緒に、平成18年から5か年ごとに計画を策定し、多くの事業を区民の皆さまと共に着実に進めてきました。 今回の第3期計画では9つの地区別計画を、「身近な地域の支えあいを進めよう」と「地域ぐるみの健康づくりを進めよう」を共通テーマとして、地区ごとに話し合いを重ね策定しました。この計画の実施にあたっては、区民の皆さまと関係機関、施設や団体のご協力が不可欠であり、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げると共に、この計画が皆さまの日常生活の中で、より安全で安心して仲良く暮らせる地域社会づくりに少しでも役立てられることを願うばかりです。 おわりに本計画策定にあたり貴重なご意見やご指導頂いた多くの区民の皆さま、策定にご尽力頂いた委員の方々に心より感謝を申し上げ、ごあいさつとさせて頂きます。 社会福祉法人 横浜市磯子区社会福祉協議会 会長 三浦 武 目次 序章 地域福祉保健計画とは 第1章 第3期磯子区地域福祉保健計画の概要 1.3つの特徴 2.3つの基本目標 3.磯子区地域福祉保健計画のあゆみと第3期計画ができるまで (1)磯子区地域福祉保健計画のあゆみ (2)第3期磯子区地域福祉保健計画ができるまで (3)グループインタビューと地区別ヒアリングの実施 (4)ワークショップ等の実施 第2章 地区別計画 1.地区別計画の特徴 2.2つの共通テーマ 3.9つの地区別計画 根岸地区 滝頭地区 岡村地区 磯子地区 汐見台地区 屏風ヶ浦地区 杉田地区 上笹下地区 洋光台地区 第3章 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 地域の暮らしを支援 地域の活動を支援 地域ケアプラザの紹介 磯子区社会福祉協議会の紹介 データからみる磯子区 委員の紹介