1ページ 序章 地域福祉保健計画とは 平成12年に「社会福祉法」が改正され、第107条に地域福祉の推進に関する事項を定める計画として市町村地域福祉計画が位置づけられました。 横浜市では、“誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域づくり”を目指しています。住民、事業者、公的機関(行政・社会福祉協議会・地域ケアプラザ等)が福祉保健などの地域の課題解決に協働して取り組み、“身近な地域の支えあいの仕組みづくりを進めること”を目的として、地域福祉保健計画を策定・推進しています。市の全体計画である市地域福祉保健計画(市計画)に加えて、18区には、区の特性に応じ区ごとに策定する区地域福祉保健計画(区計画)があります。区計画には、地区連合町内会などの単位で地区が主体となり、行政等と協働して策定する「地区別計画」が含まれます。 磯子区では「磯子区地域福祉保健計画(愛称:スイッチON磯子)」を策定し、「地区別計画」と「区役所・区社協※・地域ケアプラザの取組」の両輪で推進しています。 ※区社協:磯子区社会福祉協議会 <「横浜市地域福祉保健計画」との関係 > 横浜市地域福祉保健計画 基本理念と方向性を提示し、区計画推進を支援する。 磯子区地域福祉保健計画(スイッチON磯子) 地区別計画 地区連合町内会の単位で地区が主体となって策定し、推進する。 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組  ・区全体で取り組むべき課題については、区役所・区社協が中心となり、地域ケアプラザと協力して取り組む。 ・区役所・区社協・地域ケアプラザが連携し、地区別計画等の活動を支える取組を進める。 <福祉保健4プランとの関係> 横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画 横浜市障害者プラン かがやけ横浜こども青少年プラン/横浜市子ども・子育て支援事業計画 健康横浜21 縦割りの福祉保健行政を横断的に展開する仕組みづくり 2ページ 私たちの住む磯子区 磯子区は市の東南に位置する南北に細長い形をした区です。昭和2年に横浜市の区政施行で誕生した横浜市で最も歴史のある区の一つで、昭和23年に金沢区を分区し、現在の区域になりました。 戦前は別荘地や海水浴場として有名で、海苔の養殖でも知られていました。昭和34年に始まった根岸湾の埋め立てにより、臨海部には京浜工業地帯の一翼を担う重化学工業地帯がつくられました。また、昭和39年に磯子まで開通した根岸線は昭和45年に洋光台、昭和48年には大船までの全線が開通し、それに伴い大規模な宅地造成が進み人口も急増しました。 このように磯子区は、古くからのまち並み、高度経済成長期に開発された住宅地、臨海部の工業地帯、さらには緑豊かな丘陵地と多様性に富んだ魅力あふれるまちです。 区の木 梅 区の花 コスモス   面 積 19.02平方キロメートル  人 口 165,498人 世帯数 73,967世帯  (平成27年9月1日現在)