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電話:045-334-6228
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最終更新日 2019年2月27日
「浮世」という言葉には「現代風」という意味もあり、浮世絵は、江戸時代の人物や風景を描いた絵で、西洋近代絵画にも影響を与えたといわれています。名所が多い東海道をテーマとしたものは多く、歌川広重の「東海道五十三次」などの作品が有名です。
また、江戸から各地へのお土産としても喜ばれました。
富嶽三十六景 東海道 程ヶ谷
前北斎為一/神奈川県立歴史博物館
前面に東海道と往来する駕籠や馬、旅人たちを描き、松並木越しには富士山が遠望される。
東海道五十三次之内 保土ケ谷新町橋
広重(初代)/横浜市歴史博物館
初代広重が手がけた最初の東海道物で、版元が保永堂であることから、一般に保永堂版と呼ばれるシリーズのうち、保土ケ谷宿を描いたものである。帷子川をまたぐ新町橋を、旅人や駕籠が往来する情景が描かれている。
東海道 五 五十三次 程か谷(隷書東海道)
広重(初代)/横浜市歴史博物館
初代広重の東海道物で、「東海道」という文字が隷書であることから、一般に隷書東海道と呼ばれているシリーズのうち、保土ケ谷宿を描いたものである。ここでも帷子川と新町橋が描かれているが、雪の情景となっている。
東海道五十三次之内 程ケ谷新町入口
広重(初代)/横浜市中央図書館
初代広重の東海道物で、「東海道」という文字が行書であることから、一般に行書東海道と呼ばれているシリーズの内、保土ケ谷宿を描いたものである。ここでも帷子川と新町橋が描かれている。
東海道五拾三駅四宿名所 程ヶ谷から平塚まで
一勇斎国芳/横浜市歴史博物館
「四宿名所」とあるように、保土ケ谷・戸塚・藤沢・平塚の四宿を対象としたもの。御神酒枠をかつぐ大山参詣の講中が夜通し東海道を進んでいく情景である。遠方にみえる山々は、目的地の大山をはじめとする丹沢山地であろう。
東海道程ケ谷
一英斎芳艶/横浜市中央図書館
武家の行列が保土ケ谷宿を通行する状況を描いている。篝火や「程ケ谷宿」と記された提灯が各家の軒先に多数配置されており、手前の門(本陣か)から行列が薄明の内から出発する様子であろうか。
東海名所改正道中記 六 境木の立場 程ケ谷 戸塚迄二リ九丁
広重(三代)/横浜市中央図書館
境木茶屋の情景を描いたもの。電信線や人力車に、明治初頭の時代状況が巧みに表現されている。
東海道名所之内 権太坂
暁斎周麿/横浜市中央図書館
背景に権太坂の急なのぼりを陰影で表現し、前面にはそれと対称的に明るくやや滑稽味を帯びた茶屋の情景が描かれている。
東海道五十三次細見図会 程ケ谷 戸塚ヘ二リ九丁 道中風俗
広重(初代)/横浜市中央図書館
下部に「道中風俗」として大山参詣の人々と宿引をやや滑稽風に表現し、上部には鳥瞰図風に保土ケ谷宿から大山・富士へいたる東海道の風景を描いている。
東海道程ケ谷之風景
一震斎芳形/横浜市中央図書館
武家の大名行列が保土ケ谷宿付近の東海道を進む情景を描き、遠方には富士山がのぞまれる。
東海道五十三次之内 保土ケ谷図
国貞/横浜市中央図書館
前面に女性、後景に帷子橋と対岸の宿場が描かれている。
※紹介文は、横浜市歴史博物館「企画展 東海道宿駅制度四〇〇年記念 東海道と保土ケ谷宿」より引用
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