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ほどがやの地域力情報

最終更新日 2024年1月24日

保土ケ谷区では、大学、企業、地域活動団体等との連携を積極的に進めています。
また、区内の地元事業者による地域活動あるいは自治会・町内会等の活動への協力も長年行われており、まちの安全・安心に貢献してくださっています。
このページでは、それらの活動を「ほどがやの地域力」としてまとめてご紹介していきます。

区と大学との連携

横浜国大パートナーシップ事業


区と企業等との連携

連携企業一覧
イオンリテール株式会社イオン天王町店様平成24年度から連携開始
※平成24年5月横浜市とイオン株式会社が包括連携協定連携

ヤマト運輸株式会社
神奈川主管支店様

平成26年度から連携開始

(50音順)

区内の事業者等による地域貢献活動

(掲載順)

サラリーマン時代、会社と家を往復する毎日を送っていた五十嵐さん。退職後、友人に「地元の人とふれあって、“まちおこし”をしていこうよ」と誘われ、「保土ケ谷のことを知るのも悪くはないか」と思ったのがきっかけで、ガイドボランティアを始めました。「住めば都だというけれど、“知れば都”だと最近痛切に感じる。そのまちを知ることで都になる、そのまちのことを知って、皆さんに伝える。住んでいる価値観・愛着がより芽生えてくるのかなあ」と話します。
「ほどがやガイドボランティアの会」では、定期企画の発見ウォーク(年間10回)のほか、区役所・地区センターなどのウォークイベントで、保土ケ谷の歴史・自然・文化などに触れてもらい、多くの人に保土ケ谷の魅力を知ってもらう活動をしています。

五十嵐 公さん

「36ほどのコースを用意していますが、参加者から次から次へと新しい要望が出てくるので、もっとコースを考えなければいけない。インターネットから得られるような、単なる情報だけではなく、そこに至るまでの経緯などについても物語風にガイドをしていきたい」と語ってくれました。


(平成30年広報よこはま3月号より:ほどがやガイドボランティアの会
会長:五十嵐公様)
平成30年広報よこはま3月号(PDF:6,532KB)

ガイドの様子の画像
ガイドの様子


今年、9年目を迎えた“ほどがや☆元気村”では、「食」と「農」の大切さを伝えるため、小学4~6年生を対象に、1年を通して伝統農法による米作りや畑での野菜作りを行っています。
元気村には多くのボランティアの人も関わり、田畑の管理や定期的なミーティングのほか、わら細工教室、周辺の道路清掃などの地域貢献活動も行っています。安全性について話し合ったり、子どもたちのグループ分けや関わり合いについて、一人ひとりが子供の成長を見守ってくれています。そんな村での決めごとは「挨拶をしよう」です。初めは知らない人同士でも、助け合い関わっていく中で交流も増え、子どもたちが卒業しても町中で声を掛けてくれる良い関係性が築かれているようです。
自分たちで汗を流し、一から育てたもち米を釜でふかし、餅つきをする大収穫祭もあります。「子どもたちが『食』へのありがたさに気づき、お茶碗に一粒のご飯も残さないようにしようと意識するようになったり、

泉 俊郎さん

三村 敦夫さん

農業に興味を持ってくれたりすることが何より嬉しい。」と泉さん、三村さんは言います。
これからの元気村について、「活動に参加したいという声がある限り、続けていきたい」と語ってくれました。


(平成29年広報よこはま11月号より:ほどがや☆元気村
左:村長泉俊郎様、右:農業指導者(土地所有者):三村敦夫様)
平成29年広報よこはま11月号(PDF:3,192KB)

一株ずつ苗を植える子どもたちの画像
一株ずつ苗を植える子どもたち


子どもは成長する過程で、土・草木・水などの自然の中で自分の思うままに、心動かされたままに遊ぶのが良いんです。子どもがやりたいことは大人の理解を超えています。最初は抵抗や心配があるかもしれませんが、徐々に寛容に見守れるようになります。自然体験をすることによって、子どもの自主性や冒険心が育まれます。
ほどがやわくわくプレイパークは日曜日の開催なので、お弁当持参でお出かけ気分で参加する人、遠くから車で来る人、3世代家族で来る人など毎回100人ほどの参加者がいます。のこぎりやベーゴマでお父さんが活躍したり、ロープのブランコが人気で大人も楽しんでいます。

池谷 里華さん

池谷さんは今後の活動について「子育て相談の開催や、地域の団体との交流などを通して活動の視野を広げていきたい。地域の中で自分のやりたいことをオープンにできる雰囲気が保土ケ谷の中に広がると自分のためにもなり、子どもの未来にもつながると思います」と語ってくれました。


【ほどがやわくわくプレイパーク】
開催日時:10月、2月を除く第2日曜10時30分~15時30分
会場:県立保土ケ谷公園わんぱく広場

(平成29年広報よこはま8月号より:ほどがやわくわくプレイパーク代表:池谷里華様)
平成29年広報よこはま8月号(PDF:6,969KB)

普段できない遊びに夢中の画像
普段できない遊びに夢中


昨年度行われた、ヨコハマ市民まち普請事業(市民が主体となって行う地域の課題解決などのための施設整備を支援する事業)で、FM上星川が提案した“上星川の「ひと」「まち」「こと」のふれあい広場”が最高金額の500万円の助成を受けることがきまりました。内容は、上星川商店街に新設されるビルの屋上に、近隣住民が気軽に集えるコミュニティスペースをつくるというものです。
天野さんは、2014年に上星川へ移住し、まちを知るために自宅付近や商店街の清掃を始めたそうです。2015年には、営んでいるウェブ関連の会社を上星川商店街内に移転しました。そこで銭湯と商店街が一緒に発展する取り組みを思案していた「満天の湯」の荒川さんと出会いました。そして荒川さんの友人で一級建築士の秋山さんも加わり「上星川を考える会(後のFM上星川)」を立ち上げました。
この会ではまず、商店街にパン屋さんがないことに注目し、住民のニーズを調査するため、アンケートを行いました。この調査の過程で地域内に気軽に集える場所がないことも分かったそうです。パン屋さんを開業する山内さんや横浜国立大学の学生も加わって、商店街という限られた場所の普段使われない屋上に目を付けてコミュニティスペースの検討を進めた結果、まち普請事業として採択されました。このビルは2017年の秋頃のオープンを予定しています。

天野 進一さん

天野さんは「商店街で子どもと大人の顔の見える環境を作り、感謝と奉仕と真心があるまちを作りたい。今後は、他の地域の商店街ともつながりを多く持ち、保土ケ谷を盛り上げていきたい。」と笑顔で語ってくれました。


(平成29年広報よこはま5月号より:FM上星川代表:天野進一様)
平成29年広報よこはま5月号(PDF:8,276KB)

完成イメージの画像
完成イメージ


昨年12月1日に、日本ウインナー株式会社と保土ケ谷区社会福祉協議会との間で、生活困窮者などに食材を提供する合意書が交わされました。ウインナーやベーコンなど、日本ウインナーが提供した食品は、既に地域の配食サービスやこども食堂で利用され、とても喜ばれているそうです。
この取組のきっかけは、区役所から「食品の端材は出るのですか?」と聞かれたことだそうです。日本ウインナーでは、製造工程で規格に合わない商品や直売所で売れ残ってしまったものを、処分するのではなく、喜んで食べてもらえればと考え、食品の無償提供の話を進めたそうです。
同社は、創業54年の区内企業で、「営利だけでなく、食を通じて笑顔を提供し、人々の喜びの輪を広げることが必要」という先代からの方針を引き継いでいます。今回の取組は、企業としての地域・社会貢献の一環です。障害者の社会雇用促進にも協力しており、特別支援学校の先生とも交流を深め、就労を目的とした研修で障害がある生徒を実習生として受け入れました。それを機に卒業生を雇用し、現在も継続して務めている方がいるそうです。

外狩 光治さん

「食品をつくる者として”おいしい”と言ってもらえることが一番うれしい。最高の一言です。おいしいものを食べると誰もが笑顔になります。これからも努力して最高のものをつくっていきたいです」と、笑顔で語ってくれました。


(平成29年広報よこはま3月号より:日本ウインナー株式会社代表取締役:外狩光治様)
平成29年広報よこはま3月号(PDF:5,450KB)

提供されたウインナーとベーコンの画像
提供されたウインナーとベーコン


建築を学んでいた学生の頃からまち歩きに関心があった兼弘さん。保土ケ谷に移り住み、地域で活動する人たちとの出会いをきっかけに、まちづくりに関わり始めました。「保土ケ谷には深い歴史があるのが魅力です。起伏が多い地域ですが四季折々の景色も美しく、まち全体がすばらしい」と話します。
「ほどがや 人・まち・文化振興会」では、地域の歴史や名物などを生かし、沿道のまちを賑わせていくことを考えて活動しています。現在は、子どもたちがまちについて調べ、考えたものを発表する「まちゼミ」や、まち歩きを通じて地域に残る古くて良い建物の魅力を伝え、未来に残していくことを目的とした「保土ケ谷歴史まちあるき(オープンヘリテイジ)」など、保土ケ谷の魅力を多くの人に知ってもらう活動をしています。

兼弘 彰あん

長く使い続けられてきた建物は元の構造もしっかりしていて大切にメンテナンスされており、長寿命の建物づくりの手本となります。残していくことで歴史的景観を持つ魅力あるまちができると言います。「地域の人に歴史を積んだものの良さがわかってもらえるように、活動を続けて行きたい」と笑顔で語ってくれました。


(平成29年広報よこはま2月号より:ほどがや 人・まち・文化振興会事務局長:兼弘彰様)
平成29年広報よこはま2月号(PDF:3,931KB)

まちゼミの様子の画像
まちゼミの様子


保土ケ谷区青少年の地域活動拠点として開設から10年経ったHAPPY SQUARE(天王町1-30-17-1F)。当初は、中・高校生が安心して過ごせる居場所として始まりました。今では宿題や勉強をするために来る子どもも増えたそうです。また、小学生や乳幼児連れの母親が来るなど、集まる人たちの年齢層も広がり、地域の交流の場所となっています。
開設当初からマスターとしてお店に関わっている齋木さん。いつもは、子どもたちの悩みを聞いたり、勉強のアドバイスをしています。長く関わっているためか、子どもたちとは友だちに近い関係性が自然につくられたそうで
す。「子どもの成長がわかるのが嬉しいです。数年経って社会人になった子どもたちがこの場所に立ち寄り、懐かしいと言ってくれたり、中・高生の悩みを聞いてくれます。みんなに助けてもらっている部分も多いです。」と楽しそうに話してくれました。これからも地域を大切にし、拠点の横のつながりや連携をもっと広げたいと言います。

斉木茂生様

最後に「今の子どもたちは、30年前とは違うストレスをたくさん受けているなと感じます。そんな子どもたちでも、ここでは“素の自分”になって、周りの人と話すことで少しずつ自分と向き合いながら何かしらの感性を磨いてもらえたらうれしいです。」と語ってくれました。


(平成28年広報よこはま12月号より:HAPPY SQUAREマスター:齋木茂生様)
平成28年広報よこはま12月号(PDF:7,536KB)

ハロウィーンの様子の画像
ハロウィーン時の様子


かるがもキッズは、「保育ボランティア養成講座」を修了したメンバーが、経験を生かして子育て支援に取り組んでいるボランティア団体です。区役所や区内施設で開催されるイベントなどでの子どもの一時預かりや親子遊びの講師などを行っています。平成2年に設立されて、現在30~60代の幅広い年代の約45人で活動しています。毎月の定例会や、年に一度開催されている他区の保育ボランティアとの交流会で、一人ひとりのスキルアップを図るなど、向上心をもった取組を進めています。
現在副会長を務めている酒井さんは、子どもが小さい頃、かるがもキッズの親子遊びに参加したことがきっかけで入会しました。この会に入り子育て支援の活動をすることで、長年暮らしてきた自分のまちに、恩返しができるのではないかと考えたそうです。

酒井副会長

「長期で開催するイベントの最終回などで、初回と比べて親子共にたくましく成長した姿を見ると、活動を続けてきてよかったと実感します。お預かりしているお子さんも、初めてのことに挑戦する姿を見ると、子どもの可能性の素晴らしさを感じます。これからもより一層責任感を持ち、スタッフ同士のコミュニケーションを大事にしながら取り組んでいきます」と語ってくれました。


(平成28年広報よこはま10月号より:かるがもキッズ副会長:酒井由香利様)
平成28年広報よこはま10月号(PDF:6,162KB)

川島囃子は江戸時代から250年以上続く、伝統的な郷土芸能です。家内安全、無病息災、五穀豊穣を祈願した、五人囃子(締太鼓2人、大太鼓、鉦(かね)、笛)、祭囃子(獅子舞など)、狐舞が伝えられています。区内には複数の囃子保存会がありますが、狐舞を実施しているのは川島囃子保存会だけで、1978年には横浜市で初めて無形民俗文化財保護団体に認定されました。
現在は21人で活動しており、夏祭りで披露するほか、お正月には各家庭を訪ねて獅子舞を披露するなど、地域を盛り上げています。さらに、今年5月、ベトナムでの海外公演を成功させ、日本の伝統文化を地域だけでなく、海外まで発信することにも力を注いでいます。
会長を務めている三村さんは、代々受け継がれてきたお囃子に中学生の頃から親しみ、ごく自然と受け継ぎました。「地域の皆さんが喜んでくれることや、幸せになってくれることをしたい」という気持ちで日々練習に励み、後継者の育成に取り組んでいます。

川島囃子保存会 三村会長

昨年11月に、区内の小学校でお囃子を披露した際、児童たちが興味を示しました。それをきかっけに三村さんは児童たちにお囃子を教えて、今年の夏まつりで披露するようです。三村さんは「子どもたちや若い人に日本の良き伝統を深く知ってもらい、日本人としての誇りを持ってほしいと願っている。経験が新たな発見につながる、これからもいろいろなことに関わっていきたい。」と今後の抱負を語ってくれました。


(平成28年広報よこはま8月号より:川島囃子保存会会長:三村守様)
平成28年広報よこはま8月号(PDF:3,110KB)

川島囃子の狐

川島囃子の獅子舞


狐舞(左)と獅子舞(右)


渡邉さんは、区内産のおいしい食べ物を大勢の人に知ってほしいという思いで、市民グループ「ほどがや産直便」をはじめとするさまざまな「地産地消」を進める活動を行っています。ほどがや産直便が区内の農家や区役所と合同で開催している「まちなか農家さんの”ほどがや朝市”」では、農家さんが育てた自慢の野菜を、原則毎月第4土曜に区役所前広場で直売し、大勢の方に新鮮な保土ケ谷の「旬の味」を提供しています。
また、「ほどがや 人・まち・文化振興会」が中心となって昨年から進めてきた「ほどがや弁当」づくりでは、農家や販売店、製造業者と一緒に、具材選びから包装に至るまで、開発の中心となって関わってきました。そして、とてもおいしく健康に良い、ステキなお弁当が誕生しました。

ほどがや産直便代表 渡邉さん

渡邉さんは言います。「保土ケ谷は豊かな自然やおいしい食材の宝庫なんです。ぜひ大勢の方にそれを知っていただき、保土ケ谷の魅力を知ってほしいと思っています」。
渡邉さんは今、保土ケ谷産の食材を使ったお店を発掘し、広げるため、地場産の食材をさらに広くアピールしていくことを計画しています。


(平成28年広報よこはま6月号より:ほどがや産直便代表:渡邉廣子様)
平成28年広報よこはま6月号(PDF:2,311KB)

ほどがや弁当の画像
ほどがや弁当


No.3日本ウインナー株式会社様の取組

流通過程で生じるハム・ソーセージの端材など、美味しく食べられるのに処分してしまっていたものを、区社会福祉協議会に無償で提供しています。区社会福祉協議会では、それらを生活にお困りの方や地域でサロン・配食サービスなどを行っているグループの方々にお渡しすることで支援されており、このような形で地域に貢献できることをうれしく思っています。
これからも、地域の中で誇りをもってハム・ソーセージなどを作っている企業として、できるだけの協力をしたいと考えていますし、世の中のお役に立てればと考えています。
(平成28年12月:取締役社長:外狩光治様)

区社会福祉協議会との合意書締結に関する記者発表(平成28年11月)(PDF:392KB)
平成29年広報よこはま3月号(PDF:5,450KB)

寄贈に関する締結式の様子

寄贈食材の例


■日本ウインナー株式会社(住所:仏向町70電話:331-4601)

当店は花とカフェのお店です。公園の前に立地していることもあり、そこで遊ぶ小学生へのトイレ提供や見守りをしています。また、近隣の店舗・事業所等と協力して、3年前からハロウィーンの日にお菓子の提供をしています。

ローズマリー代表

その他、フラワーアレンジメント教室やお料理教室を開催したり、歌会等の場所提供をしたりしているうちに、自然と人も情報も集まるようになってきました。気軽に立ち寄れて楽しいひと時を過ごせる、地域のコミュニティサロンのようなお店であり続けたいと思っています。
(平成28年7月:代表:渋谷友理子様)


平成28年広報よこはま9月号(PDF:4,041KB)

ローズマリー店内

ローズマリー外観


■ローズマリー(住所:星川1-4-10電話:333-5549)

現在は、支店前とその周辺の清掃、子ども110番や高齢者の方々の見守り、そして地域の防災訓練への参加、などが主な活動です。

城南信用金庫上星川支店 副支店長

支店一丸となって、どうしたら地域の一員になれるか、地域に貢献できるかを常に考え、取り組んでいます。当金庫の経営理念の一つに『地域社会繁栄への奉仕』があります。地域密着型の金融機関として、地域の皆様が取り組まれていることに積極的に参加させていただき、今後も継続していきたいと考えています。
(平成28年6月:副支店長:須山佳久様)


平成28年広報よこはま9月号(PDF:4,041KB)

城南信用金庫上星川支店店舗外観

城南信用金庫バイク


■城南信用金庫上星川支店(住所:上星川1-4-9電話:382-0081)

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このページへのお問合せ

保土ケ谷区総務部区政推進課

電話:045-334-6221

電話:045-334-6221

ファクス:045-333-7945

メールアドレス:ho-kusei@city.yokohama.jp

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ページID:764-720-653

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