■自己紹介 パキスタン・イスラム共和国から来ましたサイマル・パルヴェズと申します。 横浜国立大学では、環境工学を学んでおり、博士号の取得を目指しています。 時間がある時は、卓球をしたり、動画を見て過ごしています。 時々ではありますが、友達と横浜周辺エリアを散策しています。 パキスタン・イスラム共和国をご紹介しますので、ご覧ください。 ■日本を選んだ理由 和食・文化・桜が有名な日本は、パキスタンでは人気の国です。 また、日本は生活環境を清潔に保つために力をいれており、その技術はとても優れています。 私自身、博士号の取得を考えていたので、日本はレベルの高い勉強ができると思い、来日することを決めました。 横浜国立大学で学んだことを生かし、パキスタンの環境改善・発展のために尽力したいです。 ■基本情報 南アジアに位置するパキスタン・イスラム共和国はインド、中国、アフガニスタン、イランと国境を接しています。 約2億777万人がパキスタンで生活しています。 実はパキスタンは日本と同じく、四季があります! ■おすすめの料理 パキスタンにはおすすめできる料理がたくさんあります。 ・ビリヤニ ビリヤニはどこの都市でも食べられる国民食で、お米をメインとし、鶏肉や羊肉を混ぜて食べられます。 自宅でビリヤニを作ることもできますが、材料費を含め、約2,000円かかります。 日本にもパキスタンレストランがあり、数回ビリヤニを食べました! ・カレーとナン パキスタンと言えば、カレーとナンを思い浮かべる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか? インド・ネパール料理屋で味わうことができますが、味付けは作り手の好みによって変わります。 ・アルチャナチャート(Aloo chana chaat) ジャガイモとひよこ豆などの大豆を混ぜたもので、前菜としてもよく食べられます。 ■おすすめの場所 ・イスラマバード(Islamabad) パキスタンの首都イスラマバードは、宗教を意味する”Islam”と、 住む場所を意味する”abad”の二つの意味が合わさった首都名となっています。 1960年に計画都市として誕生し、世界で最も安全で綺麗な都市とも言われています。 ・タキシラの博物館(Taxila Museum) 世界で最古の文明と言われている「ガンダラ文明」の工芸品が展示されています。 ・ファイサルモスク(Faisal Mosque) 南アジアで1番、世界で6番目に大きいモスク(イスラム教の礼拝堂)です。 ・カラコルムハイウェイ パキスタンと中華人民共和国を結ぶ道路で、 道路の途中に、世界で一番高いところに設置されたATMがあります。 ■伝統的な祭りについて パキスタンは、伝統的なお祭りがたくさんあります。 今回は、Eids(イード)と言われるお祭りをご紹介します。 イードは、「お祝い」という意味があり、イスラムの歴史に関連していることから、 パキスタン人にとって大切なお祭りです。 イードには①イード・アル=フィトル(Eid-ul-Fitr)と②イード・アル=アドハー(Eid-ul-adha)があり、 どちらも一年に一回開催されます。 ①イード・アル=フィトルについて ラマダン月(断食)の後に断食明けの象徴として開催されるとともに、 アッラーの神に感謝を捧げる重要なお祭りです。 ②イード・アル=アドハーについて イード・アル=アドハーは、①イード・アル=フィトルの二か月後に開催されます。 このお祭りは犠牲祭と直訳されます。 メッカを巡礼・お祈りをし、羊などの家畜を犠牲として神に捧げます。 家畜は親族や貧困層にも分け合われ、素敵なお祭りの一つです。 ■パキスタンと日本の違い パキスタンでは、毎週金曜日、宗教上の祝祭日となり、 サルワール・カミーズと言われる伝統的な洋服を着服し、お祈りをしていました。 住居の大きさも異なり、私は約152坪ある家で暮らしていました。 言語についても、日本では日本語の一言語のみ話されますが、 パキスタンでは英語を含め五言語話されています。 ■メッセージ 日本の皆様はとても優しい反面、恥ずかしがり屋だと思いました。 初対面では、言語の壁があり外国人(留学生)とは話さない傾向にあります。 あくまで私の考えですが、英語はただの言語であり、 コミュニケーションをとる上での1つの方法でしかありませんので、 完璧に話せなくても問題ありません。 ミスを恐れずに話しか けてみてください! “Shy Shy Bye Bye ” こちらの記事は、留学生が英文で記載した原稿を区で翻訳し、掲載しています。