🔶自己紹介 横浜国立大学大学院環境情報学府のアリ・イクラ・レフマットと 申します。日本のテクノロジーや、ものづくりに係る技術力に感銘を受け、日本への留学を決意しました!日本では、Suicaなど交通系ICカードの普及が著しく、生活に身近なイノベーションの発展に驚いています。横浜国立大学で、プログラミングの活用や新たな技術分野を学んでいけたらと思います。 🔶パキスタン・イスラム共和国の紹介 パキスタンの正式名称はパキスタン・イスラム共和国です。南アジアに位置する共和制の国で、中華人民共和国、アフガニスタン、イランと国境を接し、南部はインド洋に面しています。首都はイスラマバードです。国全体の人口は2億1200万人で、国の面積は約80万㎡(日本の約2倍)あります。 英語が公用語ですが、国語はウルドゥー語です。国民のほどんどがイスラム教徒です。 日本と同様、四季がはっきりしていますが、夏の間は日ざしが非常に強く、気温が45℃くらいになることもよくあります。春、秋、冬は天候も良く、気分良く過ごせます。 🔶伝統料理の紹介 私はラフォールという都市の出身です。美味しい食事がたくさんあることで有名です。主食はお米のほかに、チャパティという小麦後から作られる薄焼きのクレープのようなものを様々な種類のカレー(野菜カレー、チキンカレー、ビールカレー、ラムカレー、シーフードカレー等)と一緒に食べます。(パキスタンのお米はバスティマティ米と呼ばれています。) バスティマティ米を使った料理の中でも、ビリヤニという料理がとても有名なので紹介します。ビリヤニはパキスタン国内の地域によって少し違ってきますが、スパイスとお肉の炊き込みご飯のようなもので、辛いものが大好きなパキスタン人には欠かせない国民食です。 🔶伝統文化の紹介 パキスタンには大きなお祭りが二つあります。一つはイードと呼ばれる宗教的なお祭りです。ラマダンの後に行われるお祭りなのですが、この日は朝早くに目を覚まし、シャワーを浴びて、お洋服を新調し、お祈りをすることから始まります。食事は甘いものをたくさん食べます。大人たちが子どもたちにお遣いを上げてたくさんの親戚に会いに行きます。私もイードの時は食べ物をたくさん作って、家族と一緒にたくさんお話をしながらお祭りを祝います。 もう一つは、独立記念日です。パキスタンは1947年8月14日にイギリスから独立を果たし、「パキスタン・イスラム共和国」が誕生しました。毎年この日は、首都イスラマバードを中心に、国中の人が、家の周りに国旗を掲出したり、街をライトアップして祝います。軍のパレードも行われるのでたくさんの人が集まり、大賑わいとなります。 🔶パキスタンのおすすめ 私がおすすめする場所はチトラールという町です。クナール川とチトラール川の合流地点に沿って町は広がり、静かで落ち着いた大きな町です。パキスタンのヒンドゥークシュ最高峰の山であるティリチ・ミール(標高約7,000m)が展望できることでも有名です。また、ここではたくさんのドライフルーツがありますが、中でもクルミが最も有名です。 🔶保土ケ谷区についての感想 保土ケ谷区は静かで暮らしやすい所だと思います。環境も良くて街が清潔で、とても明るい雰囲気です。また、どの施設も利用しやすく、例えば電車のアクセスなど、どこに行くにも便利で素敵な街です! また、大学側で調整をしていただき、ホームステイも体験しましたが、2日間ご家庭に滞在し、パキスタンと日本の国の文化や生活スタイル等についてたくさんお話をして、私も色んな事が学べました。特にお子さんとの交流が楽しく、一緒に写真を撮ったり、家庭料理を作ったりしたことが楽しかったです。また、パキスタンのスイーツを作って食べてもらえたことも嬉しかったです。 私は大学院を卒業したら、日本の企業で働く予定です。残りのキャンパスライフも、大好きな保土ケ谷区での生活を楽しみながら頑張って勉強を続けます!