第3章 第5期保土ケ谷ほっとなまちづくりの進め方 (1) 区全域計画の進め方  保土ケ谷区在住・在勤・在学のみなさんや関係機関・団体、区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザ等が、連携しながら進めていきます。  取組については、区内の様々な関係機関・団体が参加する「保土ケ谷ほっとなまちづくり推進会議」において推進状況を確認し、振り返りを行うとともに、今後の方向性等や取組についての意見をいただきます。区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザは事務局として会議を開催するとともに、推進会議の意見を踏まえ、区民のみなさんや関係機関・団体と協働して区全域の取組を更に充実させていきます。 ■区全域計画推進のイメージ ※第4期の例を記載。順不同 保土ケ谷区に在住・在勤・在学のみなさん 地区社会福祉協議会 自治会町内会 民生委員・児童委員協議会 主任児童委員連絡会 区民会議 保健活動推進員会 食生活等改善推進員会 保護司会 更生保護女性会 環境事業推進委員連絡協議会 老人クラブ連合会 ボランティア・市民活動団体 市民活動センター 防犯協会 災害ボランティアネットワーク 視覚障害者福祉協会 障害者地域自立支援協議会 青少年指導員協議会 スポーツ推進委員連絡協議会 子ども会育成連絡協議会 PTA 連絡協議会 地域子育て支援拠点 小学校 中学校 保土ケ谷ほっとなまちづくり推進会議にて推進状況の確認、今後の検討等を行います。 区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザは、 ほっとなまちづくり推進会議の事務局を担うとともに、計画に基づく事業等を進めていきます。 ■第5期計画の推進スケジュール 毎年度、 保土ケ谷ほっとなまちづくり推進会議で推進状況を確認し、振り返りを行います。 3年目(令和10年度)には 中間振り返り、 4年目(令和11年度)から 5年目(令和12年度)  第6期計画の検討・策定や最終振り返りを行います。 (2)地区別計画の進め方  地区別計画は、地区社会福祉協議会(地区社協)を中心に毎年振り返りを行い、取組状況やその成果を確認することで、その後の活動につながっていきます。  また、より効果的に取り組んでいくため、地区内の様々な活動の状況や地域の困りごとについて、関係者が定期的に情報共有することも大切です。振り返りや情報共有・検討等を行う場には、広く状況把握や検討、連絡調整ができるように、地域で活動する様々な人に参加していただくことが望ましいです。  なお、各地区の取組状況は、様々な機会(「ほっとなまちづくりフォーラム」での活動発表等)を活用して区全体で共有していきます。 PDCA サイクルを回していくことで、活動がより良くなり、計画推進につながっていきます。 ■地区別計画推進のイメージ 振り返りや共有・検討の場 地区に在住・在勤・在学のみなさん 地区社会福祉協議会 自治会町内会 民生委員・児童委員、主任児童委員 ボランティアやNPO団体 青少年指導員 スポーツ推進委員 保健活動推進員 老人クラブ こども会や子育てグループ 障害児・者団体 福祉施設・福祉事業所 学校、企業、商店等 次のページで紹介する「地区支援チーム」が、地区別計画の策定・推進を支援します。 ■第5期計画の推進スケジュール 毎年度、振り返りを行います。 振り返りのポイント ・何をどのように実施したか ・みんなで一緒に取り組めたか ・実施によってどう変化したか 4年目(令和11年度)から 5年目(令和12年度) 第6期計画の検討・策定を行います。 (3)地区支援の体制  区役所福祉保健センター・区社会福祉協議会・地域ケアプラザの3機関で構成する「地区支援チーム」が、地区別計画の策定・推進を支援します。  なお、区役所では、ほっとなまちづくりの「地区支援チーム」のほかに、地区担当や防災担当がおり、各担当と情報共有・連携を図っています。 地区社会福祉協議会(地区社協)とは  地区社協は、地域の人が「自分たちの地域は自分たちでよくしていこう」という気持ちで構成された任意の団体です。  広く地域住民や福祉団体、社会福祉施設、民生委員、当事者組織等が会員となって加入し、ネットワーク組織として活動しています。  保土ケ谷区には22の地区社協があり、地区の状況に合わせた活動が行われています。 地区社協も保土ケ谷ほっとなまちづくりの推進メンバーです。 構成メンバー(例) 地区社協 自治会 町内会 民生委員・ 児童委員 当事者の団体 介護者の会 障害児・者団体 家族会 子育てグループ 等 福祉の施設 地域ケアプラザ 高齢者施設 児童施設 障害児・者施設 等 福祉事業を行う団体 住民参加型福祉 グループ NPO 法人 等 ボランティア 個人 グループ 地域活動団体 保健活動推進員 友愛訪問員 老人クラブ 等 関連分野の団体 スポーツ推進委員 保護司・更生保護女性会 青少年指導員 学校・PTA 等 その他 企業・商店 消防組織 医療機関 等 参考:地区社協のてびき 区社会福祉協議会(区社協)とは  「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会をみんなでつくりだす」を活動理念として、福祉のまちづくりに取り組む社会福祉法人です。  社会福祉施設や団体、ボランティアグループ、地区社協や連合町内会等、区内の福祉保健活動に携わる多様な会員で構成されています。 【主な取組】 ●保土ケ谷区地域福祉保健計画(ほっとなまちづくり)の推進・策定  ・部会や分科会による会員組織のネットワークを通じたほっとなまちづくりの推進等 ●身近な地域のつながり・支えあい活動の推進  ・生活支援体制整備事業の実施  ・ボランティアセンターの運営(相談調整、登録、ボランティア講座の開催等)  ・あんしんセンターや移動情報センターにおける相談支援やサービス提供  ・地区社協活動の推進支援  ・ボランティアグループ等福祉活動団体支援  ・ふれあい助成金の配分や善意銀行の運営  ・生活福祉資金貸付事業や食料品等の配付等、生活困窮者支援  ・福祉保健活動拠点の施設設備等の貸出                ●次世代を見据えた取組の推進  ・学校や地域における福祉教育・福祉啓発の推進  ・企業や社会福祉法人の地域貢献活動の支援  ・災害ボランティアネットワークや災害ボランティアセンターの取組 ●その他地域福祉活動の推進  ・福祉関係団体事務(共同募金会、日本赤十字社、保護司会、更生保護女性会、遺族会) 保土ケ谷区社協のホームページ https://www.shakyohodogaya.jp/ 地域ケアプラザとは  高齢者、子ども、障害のある人等誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点として様々な取組を行う、横浜市独自の施設です。区内8か所に設置されています。 主な機能 ●地域活動・交流  地域の福祉・保健活動の支援、ボランティア活動の支援 ●生活支援体制整備  見守りのしくみづくり、通いの場づくり、生活支援のしくみづくり     ●地域包括支援センター  福祉保健に関する相談・支援の総合窓口 ●介護予防支援・居宅介護支援  介護認定の申請・更新手続きの代行、ケアプランの作成 ●介護予防通所介護・通所介護(デイサービス) *実施していないケアプラザもあります。 福祉保健活動拠点とは  市民の誰もが日常的に相互に支えあい、住み慣れたところで安心して自立した生活が続けられる地域社会を実現できるよう、市民の自主的な福祉活動、保健活動等のための場の提供及びボランティアの育成・相談・支援等を行っています。  福祉保健活動拠点は、各区に1施設ずつ設置されています。施設には、団体交流室、対面朗読室・編集室、録音室、点字製作室、多目的研修室が設置されており、地域のボランティア団体等の活動場所として利用することができます。 ●上菅田地域ケアプラザ ●横浜市常盤台地域ケアプラザ ●横浜市川島地域ケアプラザ ●横浜市星川地域ケアプラザ ●横浜市仏向地域ケアプラザ ●横浜市今井地域ケアプラザ ●横浜市岩崎地域ケアプラザ ●横浜市保土ケ谷地域ケアプラザ ★保土ケ谷区福祉保健活動拠点 コラム③ 顔の見える関係づくりで地域の防災力を向上! 災害はいつ、どこで起こるか分かりません。だからこそ、日頃からの準備が大切です。そして災害対策は、一人ひとりの備えはもちろんですが、地域のみんなで備える・助けあうことが重要になってきます。いざという時に力を合わせて動けるように、区内でも自治会町内会や地域防災拠点を中心とした防災の取組が行われています。 ここでは、その取組の一部を紹介します。 災害時に備えた地域の取組 日頃からの交流  協力しあって清掃活動や花壇の手入れを行う等、地域の暮らしを支える活動を通じて、日頃から福祉施設と自治会が交流。 学びあい・話しあい  みんなで学ぶ機会や話しあいの場をつくるため、防災アドバイザー等を講師に招いて、勉強会を開催。 防災訓練の工夫 学校との連携  子どもとその親にも参加してもらえるよう、小学校と連携して授業参観日に合わせて防災訓練を実施。 地域活動の場を活用  地域行事に防災の要素を取り入れ、地域の運動会の競技として担架を使ったリレーを実施。 防災を“楽しく”学ぶ  防災クイズ、煙ハウス、様々な体験コーナーを巡るスタンプラリー等、防災について楽しく学べる企画を実施。  こうした取組を実際の災害時に生かしていくには、保土ケ谷ほっとなまちづくりの基本理念にある「つながり支えあい」も大切な要素です。日頃から地域で「顔の見える関係」があると、災害時の助けあいの力を高めることになります。 顔の見える関係があると ・支援が必要な人の存在に気づきやすくなり、安否確認や避難の声かけがスムーズにできる ・不安や困りごとを話しやすくなり、孤立を防げる ・お互いの得意なことや経験を生かして、自然な助けあいが生まれる つまり 災害時の行動や安心につながる!  地域の防災力をより高めるため、あいさつや声かけ、地域行事への参加など、「つながり支えあい」に向けての一歩を踏み出しませんか。 大切なのは 顔の見える関係 コラム④ GOGO 健康! きらり☆シニアライフ ~人と人とのつながりが元気の源~ きらり☆シニア塾を知っていますか?  保土ケ谷区では、誰もが、いつまでも健康で、イキイキと暮らし続けるために、身近な場所での健康づくり活動を応援しています。その活動の一つが「きらり☆シニア塾」です。住民のみなさんが主体となって仲間と一緒に介護予防・健康づくりに取り組むグループを「きらり☆シニア塾」と認定しています。  現在の認定団体数は110団体です。(R7年9月末) 活動内容 ・体操 ・認知症予防 ・茶話会、会食 ・趣味 (グラウンドゴルフ・カラオケ等) 参加者の活動目的 ・健康のため ・交流したい ・活動内容が楽しそう! きらり☆シニア塾をもっと詳しく知りたい方はこちら https://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/kurashi/fukushi_kaigo/koreisha_kaigo/kaigo-yobou/kirari/kirari.html 健康的な習慣が身につく! 参加する前はあまり運動していなかったので運動不足が解消された 筋肉がついて転ぶことがあまりなくなった! 気持ちが明るくなる! 活動に来ると明るく元気なパワーがもらえる 新たな居場所ができる! 同じような方と会うことができ、安心できる。気軽にお話できて楽しい! 参加すると自然に仲間に入れる 「きらり☆シニア塾」に参加して、いくつになっても自分らしく過ごしましょう! こちらにも注目! かがやきクラブ保土ケ谷(老人クラブ)〜地域で輝くシニアの力〜 保土ケ谷区には、おおむね60歳以上の方を中心に、約100の老人クラブがあり、約5300人の会員が「健康・友愛・奉仕」をテーマに、仲間とともに楽しく、活動しています。地域に根ざしたシニアのための活動団体です。 かがやきクラブ保土ケ谷(老人クラブ)をもっと知りたい人はこちら https://hodogayakurouren.jimdofree.com/ コラム⑤ 一人ひとりの「できる」を生かせる地域へ  「障害」と一言で言っても、種別も状況も様々です。その中で目を向けたいのは、その人の持っている力や可能性です。  ちょっとした配慮や地域とのつながりの中で一人ひとりの「できる」を発揮している活動について、障害者支援に関わる施設職員や障害のある当事者にインタビューしました。 ゆめわーく 金井さん ―ハマロード・サポーターの活動を通じて― ハマロード・サポーターの活動への参加 ハマロード・サポーター(身近な道路の清掃等を行うボランティア団体)に施設で参加し、障害のある利用者さんが活動を行っています。 少しずつ「できる」ことが増えていく  “ごみ拾い用トングの扱いが苦手な人はごみ袋を持つ”などの分担をしています。続けていく中で、道具の使い方が上達したり、自主的に役割を決めたり、できることが増えていっています。 地域の方から“ありがとう”の声  活動中、地域の方から「ありがとう」と声をかけられることもあり、それが自信につながっています。認められる経験は大きな力になりますね。 地域に根ざして活動していきたい  助けてもらうだけでなく、自分たちも地域の役に立ちたいと清掃などに取り組んでいます。これからも地域に根ざした活動をやっていきたいです。 生活介護事業所ゆめわーく 職員 金井さん ほどがやカルガモの会 武藤さん・Tさん ―スマイルガーデン ホドガヤに参加して― スマイルガーデン ホドガヤとは ハンドメイド商品を制作している区内の障害福祉サービス事業所が集まって販売しているお店の名前です。 参加事業所の一つ 中途障害者地域活動センター ほどがやカルガモの会 職員 武藤さん 仲間とともに  中途障害は今までできていたことができなくなる辛さがありますが、みなさん、仲間と一緒に頑張っています。製品を通じてお客様に喜んでもらうことがモチベーションの一つになっています。 それぞれに強みがある  「制作」「包装」「接客」「新商品検討」といろいろな役割があり、得意なことをやることでいきいき活動できています。 「“柴犬のクラフト”と言えばTさん」といったように技術を極めている人も! 自分たちで作っているので、販売時に商品のことを聞かれたらしっかり説明できます。企画から販売まで関わったり、お客様と話をしたりするのが楽しいです! 利用者Tさん トラック 力石さん ―ほっとらんどに参加して― ほっとらんどとは 地域交流と社会参加の一つとして、西谷地区センターの喫茶スペースでコーヒーショップを開いています。 施設の外での活動が経験の幅を広げる  施設の中の活動だけでなく、外に出てお客様とのやりとりがあることで経験の幅が広がります。身だしなみに気を配ったり、雑談を楽しんだりといった変化がある方もいました。 「できる」ことを見守る  利用者さんの「できる」こと、「できる」ようになることを大切にし、職員側は“すぐに手を貸さずにあえて見守る”ということも意識しています。 より地域との交流を  お客様から「ありがとう」などの声かけをいただくのが嬉しいです。PRも頑張っているので、より多くの方に来ていただきたいです! 参加事業所の一つ 地域活動支援センター トラック 職員 力石さん