27ページ 第3章 地区別計画  地区別計画は、地区社会福祉協議会のエリアごとに策定・推進する、生活に身近な計画です。  地区ごとに住民の皆さんが中心となり、各地区の状況に合わせた様々な方法で話し合いを重ね、目指す地域の姿、それに向けた今後5年間の目標や取り組んでいくことをまとめました。 22 千丸台地区 19 上新地区 21 笹山地区 20 上菅田地区 15 西谷地区 16 川島東部地区 13 上星川地区 18 川島原地区 11 中央東部地区 14 常盤台地区 12 和田・釜台地区 17 仏向地区 10 中央地区 9 岩間地区 8 保土ケ谷東部地区 6 新桜ケ丘地区 5 保土ケ谷西部地区 3 保土ケ谷中地区 1 保土ケ谷地区 2 保土ケ谷南部地区 4 岩井町原地区 7 権太坂境木地区 ※2021年6月末時点 28ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 保土ケ谷 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●保土ケ谷地区は区南部に位置し、地区の中央を狩場インターチェンジが走り、北側は今井川に、南側は南区に隣接しています。 ●狩場町、瀬戸ケ谷町及び岩井町の一部で構成されています。 ●横浜市児童遊園地や英連邦戦死者墓地、老人福祉センター狩場緑風荘といった施設があり、緑が多い地区です。 ●高速道路を挟んで丘陵部が広がり、高台に建つ住宅が多いことから、多くの方は車やバスなどを利用して生活しています。 目指す地域の姿(スローガン) みんなのため自分のために みんなが楽しくつながる保土ケ谷地区 広い大きな心で色々な機関と手を取り合ってつながりを目指します! 29ページ 取組目標や具体的な取組 @困りごとを解決するための活動を推進します ★今までの活動★ ご近助隊かりば 高齢者訪問 ★これからの視点★ 地元の施設や企業などを含めた話し合いの 『場』づくりを進めます 様々な団体やグループの活動を支援する為 担い手発掘を行います 向こう3軒両どなりの助け合いの活動を推進します A健康・安全・防災に努めます ★今までの活動★ はつらつ教室 ★これからの視点★ 自治会・関係機関とのネットワークを構築します 少人数制の健康教室を開催します B情報共有・発信を工夫します ★今までの活動★ 紙媒体広報誌の発行 ★これからの視点★ ホームページの立ち上げや、SNSを活用した 情報発信を検討します 施設や企業などと連携した地域の中での情報 ネットワークづくりを行います C各世代が特技を活かした活動ができるように支援します ★今までの活動★ にこちゃん広場 みんなでキッチン ★これからの視点★ 若い世代がやりがいをもてる取組を推進します つながりのきっかけ作りの『場』を設定します 各世代が発表できる『場』を設定しますネットワークづくりを行います 新規:新しい生活様式に沿った活動を推進します 公園等の『場』を活用し、生活に役立つ様々なイベントを開催します 30ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 保土ケ谷南部 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●JR保土ケ谷駅周辺から国道1号線に沿った保土ケ谷橋までの地域と、今井川に沿った丘陵地域で構成されています。 ●買物は駅前のスーパー・商店を利用する方が多いです。一方で、坂が多いことから、外出がしづらいという方もいます。 ●高齢化率は22.4%で年々増加しています。 ●地域活動の拠点として、新たに地域ケアプラザが開所する予定です。 ●地域防災拠点は、地区内で3つに分かれます(岩井町は富士見台小学校、瀬戸ケ谷町は岩崎小学校と瀬戸ケ谷小学校)。 ●国道1号線沿いには歴史遺産が点在し、まち歩きをする団体が多く見受けられます。 目指す地域の姿(スローガン) お互いさまを感じあえる地域 人とのつながりの中で、 支え支えられる、お互いさまの 関係が育まれます。 お互いさまを感じあえる 地域になるために、まずは、 お互いが知り合うための、 触れ合いの機会を作りましょう。 誰もがSOSを出せる地域 支えられる人も、支える人も 「助けて!」の一言があれば、 お互いに力を合わせる ことが出来ます。 誰もがSOSを出せる 地域をつくり、みんなで相談し、 助けあいましょう。 南部地区に暮らし、働く、あらゆる人と一緒に 高齢者 障害のある方 子ども 子育て世代 働き世代 外国籍の方 31ページ 取組目標や具体的な取組 5年間の取組目標 様々なふれあいの機会づくり 趣味や健康づくりなど、それぞれが関心のあるテーマで、誰もが参加できる交流の場の開催を検討します。 地域における見守り活動の充実 〜関係機関などとの連携を更に深めよう〜 見守り会議を継続実施し、地域の中にある企業や施設等と一緒に、様々な人を対象とした見守り活動を進めていきます。 目標の実現に向けた具体的な取組 認知症勉強会 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを進めるため、認知症の理解啓発を定期的に行います。 外国籍の方との交流 外国籍の方の支援施設の見学や勉強会を実施したり、外国籍の方が行事に参加しやすくなるような方法等を検討します。 国際交流ラウンジの勉強会資料 子育てサロンポテト 子育て世代が孤立せず、地域の中で安心して子育てが出来るよう、親子の交流、居場所づくりを行います。 健康づくり 子どもから高齢者まで世代を超えたつながりづくりと健康づくりを進めていきます。 高齢者食事会・お楽しみ会 参加者同士のおしゃべりや勉強会を通じての情報交換を行い、孤立を防ぎます。また、参加することでの生きがいづくりや見守りの場としての機能を高めます。 地区社協広報紙 地域の活動や取組を分かりやすく掲載し、より多くの地域の方に興味関心を持ってもらい、地域を身近に感じるキッカケづくりを行います。 地区社協運営委員会 地域の課題や、解決のための取組をみんなで話し合う場として開催しています。様々な立場の方々が協力してまちづくりをするため、多くの方の意見を取り入れて運営していきます。 32ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 保土ケ谷中 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●保土ケ谷中地区は、今井川流域や国道1号線、JR線に沿って広がる地域です。 ●今井川、国道1号線、JR線沿いは平坦ですが、坂が多く高低差のある地域もあります。 ●保土ケ谷町1〜3丁目、及び初音ケ丘・藤塚町・岩崎町・法泉1丁目・瀬戸ケ谷町・権太坂1〜3丁目・狩場町の一部で構成されています。 ●最近はマンションが増え、高齢化が進む一方で、子どもが増えている地域もあります。 ●3つの小学校・3つの中学校の通学地域となっています。 ●新旧東海道が通り、国道1号線沿いには史跡が点在しています。 ●お正月の箱根駅伝では、「花の2区」「松の9区」となります。 目指す地域の姿(スローガン) 5年後を見据えて ★ご近所同士、声をかけ合う活気あるまち ★みんなが地域で活躍できる元気なまち 5年後、あなたはいくつになっていますか? 見守り合おう 子どもから高齢者まで、 あいさつを大切にしながら、地域の中での見守り活動の充実を進めます 踏み出そう 若い世代も含め、地域の中で活躍できる機会づくりを進めます 触れ合おう 外国籍の方や子育て世代、 マンションに住まわれている方など、誰もが参加できる交流の場づくりを進めます 支え合おう いざという時に気軽に相談でき、お互いさまで助け合えるような仕組みづくりを進めます 絆 33ページ 取組目標や具体的な取組 中地区の取組の機能や効果 ・人と人とのつながりづくりの機能 ・外出機会を増やして閉じこもりを予防する機能 ・参加者のちょっとした異変に気付く見守りの機能 ・参加者からの情報把握や、情報を伝達する機能 目標の実現に向けて、さらにこんな取組を進めましょう 担い手の 世代交代ができる ようにしていこう! 葵の会(ミニデイサービス) 75歳以上の方が参加できます。 一二三会(茶話会・食事会) 65歳以上の一人暮らしの方 が参加できます。 活動のPRに力を 入れて、参加者を 増やそう! あんしん訪問・あじさいの会 75歳以上の一人暮らしの方への お弁当の配付・見守り 健康づくり教室 体操、歩こう会など行っています。 若い世代と一緒に 取組を進めよう! 子育てサロンシュークリーム 未就園児と保護者向けの 活動支援をしています。 はまロードサポーター 各自治会が中心となり地域の清掃活動をしています。 身近で気軽に 集える場を増やそう! ふらっと立ち寄れる場 誰もが参加できるコミュニケーション が図れる場所です。(毎月20日開催) 保土ケ谷宿お休み処 旧東海道保土ケ谷宿を場とした誰でも立ち寄れる居場所です。 毎週日曜日 まち歩きの方も利用 感染症対策下でも つながりが途絶えない ように工夫しよう! 親子芋ほり大会 毎年秋に地元の農場で 開催しています。 広報紙ささえあい 年1〜2回発行しています。 ※感染症対策のため、上記の活動は中止になることがあります。 34ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 岩井町原 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●岩井町原地区は、JR保土ケ谷駅から区南東部にかけて位置し、南区と西区に隣接した岩井町の一部で構成されています。 ●JR保土ケ谷駅との間には急坂がありますが、地区内を通るバスを利用すると、横浜駅や隣接した他区への移動が比較的しやすい地域です。 ●小・中学校、高校、病院、高齢者施設などの地域資源が豊富にあり、日頃からの交流や連携も増えつつあります。 ●20歳代〜50歳代が比較的多く、また出生数も多い一方、高齢化も進んでおり、地区内の見守りやつながりがさらに重要になってきています。 目指す地域の姿(スローガン) 自然に見守りあいができる地域 世代や国籍を超えたつながりのある地域 近隣の学校・病院・施設等と一緒にまちづくりを進める地域 様々な情報が伝わりやすい地域 35ページ 取組目標や具体的な取組 新たに力を入れていきたい取組 地域の見守り機能の充実  支援が必要な方の早期発見・早期対応ができるように、地域住民向けの福祉のセミナー等を近隣施設と連携して実施します。高齢者が安心して暮らせるよう見守りを引き続き行っていきます。 生活圏域にある施設等との連携  隣接区も含め、住民の生活圏域にある施設や医療機関等との連携を図り、施設等の取組を地域住民に情報発信します。 外国籍の方との交流  外国籍の方にとっても住みやすいまちとなるよう、交流の機会を持てるよう検討します。 届けたい相手に届く情報発信の工夫  地区社協の広報紙、掲示板や回覧板など、従来の方法に加えて、SNS等の活用など新たな情報発信の方法を検討します。 これからも大切にしたい取組 ●イベントや各種事業を通じた交流 参加者の固定化や減少等の課題解決に向けて、 事業の周知に取り組みます。 ・納涼盆踊り大会 ・子ども神輿祭り ・敬老祝い会 ・秋季体育祭 ・いわいっこ冬まつり(豚汁・もちつき・フリーマーケットなど) ・ボイスオブ富士見台☆岩井町原 ・富士見台小子育てサロン ・ほわり(子育て、地域ボランティア) ・みんなの食堂 【趣味の教室】 ・健康マージャン教室 ・パソコン倶楽部 ・クラフトクラブ ・カラオケ愛好会 ・フラワーアレンジメント    など ●災害に備えた取組 災害に備えて地域や学校と連携した訓練を行います。 ・炊き出し訓練や消火訓練 ・防災拠点での訓練に富士見台小学校の子どもたちも参加 ・富士見台小学校の防災訓練への各町内会の参加 36ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 保土ケ谷西部 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●保土ケ谷西部地区は、区西部に位置し、今井川流域の低地と、周辺の丘陵部からなる地区であり、旭区・戸塚区に隣接しています。 ●今井町、境木町、法泉一〜三丁目で構成され、約4,800世帯、約13,000人が暮らしています。 ●全体として住民の入れ替わりは比較的少なく、多くの人がこの地区に住み続けていると推測されます。 ●保土ケ谷バイパスや横浜新道などが近くを走ります。 ●多くの人が、バスを利用してJR保土ケ谷駅やJR東戸塚駅、相鉄線二俣川駅に出ます。 ●境木町公園からは、富士山やランドマークタワーを見ることができます。 ●横浜新道が、法泉町と今井町の境界を貫いています。 ●今井川いこいの水辺が整備され、水生植物や川の生き物とふれあうことができます。 目指す地域の姿(スローガン) 見守りで安心を奏でる 地域内のみなさまと ゆるやかな見守りを 行います 世代交流で歴史を奏でる 地域のイベントで 多世代の交流を 図ります! 移動支援で新しい出会いを奏でる 山坂が多くても誰もが 気軽に出掛けられる まちを目指します! 共助で助け合いの輪を奏でる 困ったときに頼れる 人がいて、場所がある まちを目指します! 豊かに育つまちのため、まずはできることから始めていこう! 37ページ 取組目標や具体的な取組 情報発信&情報共有 自治会 各種団体 行政機関 地域住民 学校 保土ケ谷西部地区 社会福祉協議会 ★広報誌の定期発行 ★ホームページや SNSの活用 高齢者も、子どもも、障害のある方も みんなを見守る地域づくり ● 自治会・民生委員・老人会などの見守り ● 災害時も見据えた要援護者支援 ● 配食サービス ● 母親ネットワーク 配食サービス  母親ネットワーク 登下校の見守り活動 世代を越えた 交流が生まれる機会づくり ● 子ども食堂(みんなの食堂) ● 講演会等 ● 福祉のつどい ● 健康ウォーク ● 小学校児童との交流 チューリップ(子育てサロン) 健康講演会 クリスマス音楽会 外出しやすいまちづくり <移動支援と買い物支援> ● 青パト車両を活用した移動支援 ● 移動販売 移動販売車 みんなで連携して 災害に強いまちづくり ● 学校との連携 ● 自治会と民生委員の連携 ● 行政機関との連携 ● 啓発活動の実施 様々な団体や 機関との連携強化 放水訓練の様子 災害医療講演会 38ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 新桜ケ丘 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●新桜ケ丘地区は区西部に位置し、今井川流域の北側丘陵部の開発によりできた地区です。 ●新桜ケ丘一〜二丁目及び仏向町の一部で構成され、約2,900世帯、約6,500人が暮らしています。 ●総人口は徐々に減少し、それに伴い高齢化率は上昇しています。 ●保土ケ谷バイパスや横浜新道、環状2号線などが近くを走ります。 ●多くの人が、バスを利用して相鉄線星川駅や和田町駅、 ●JR東戸塚駅を利用しています。 藤塚小児童が作成した地区の シンボルマーク「さくらん」 目指す地域の姿(スローガン) 「住むなら新桜ケ丘と言ってもらえるまち」 みんなが主役のまち 安全・安心、住みやすいまち (防犯、交通、ごみ) 住民が明るく声を掛け合える、 誰もが挨拶するまち <ありたいまちの姿> ◆誰もが自分のできる範囲で小さなことでも地域のために実践できる ◆誰とでも気軽に挨拶ができ、困っている人がいたら手を差しのべることができる ◆お互いにちょっとした気づきができ、見守りへとつなげられる ◆子育て世代やこれから子どもを育てようと思う人が住みやすいと感じる ◆障がいがある方から子ども、お年寄りまで安心して暮らすことができる 39ページ 取組目標や具体的な取組 「新桜ケ丘地区ほっとなまちづくりアンケート」を実施しました 令和2年12月、新しい生活様式を踏まえた福祉的活動について、地域に住む皆さんを対象にアンケートを実施しました。ご協力ありがとうございました。  対象:2,244世帯、方法:アンケート用紙を自治会経由で各戸配布し、後日回収 [主な結果] 回答:1,171世帯(回答率:52.2%) ・地域の情報は何で知りますか? 回覧板:約95% 掲示板:約41% 広報誌:約42% ・地域に相談できる人はいますか? いる:約76% いない:約24%  ・日常の通信手段は何ですか? 固定電話 約60% スマートフォン:約73%                パソコン:約23% ・地域のイベントに参加したことはありますか? ある:約76% ない:約24% [考 察]  地域の情報源は、9割以上の方が回覧板と答えるほど、重要な情報伝達手段となっています。一方で、スマートフォン又はパソコンのいずれかを持っている方も全体で75%以上いることから、対面のコミュニケーションを基本に、より様々な情報発信の方法や工夫も必要と感じられました。  今後は、さらに分析を行い、その結果を地域活動に活かして、第4期ほっとなまちづくりを進めていきたいです。 第4期計画でのポイント 〜アンケート結果をふまえ〜 活動を広く知ってもらうため、 人から人へ、また様々なツールを 活用した情報発信をしていきます これまでの取組を工夫 しながら継続します それぞれができる範囲の 支援をしていきます 様々な年代の人が 参加しやすい活動 を目指します 高齢者や障がい者、 子どものゆるやかな 見守りを続けます ほっとなまちづくり号 区社協・ケアプラザ・区役所ほか関係機関・団体 学校・幼稚園・保育園 NPO スポーツ推進委員 地区社協・連合自治会 民生委員 児童委員 ボランティア 青少年 指導員 保健活動 推進員 <“これまで”から”これから”へ繋げていく取組> 障がい理解研修、ふれあい昼食会、配食・配達サービス、みんなの食堂、高齢者ミニデイケア(よつ葉会)、ゆるやかな見守り、あんしん訪問、朝ボラ、藤小ホットプラス、青パト、子育てサロン(おもちゃばこ)、花ボラ、地域行事サポート、図書ボラ(読み聞かせ、図書整備)、公園の清掃活動、防災訓練、健康チェック講座、Zoomを活用した取組、アンケート調査の分析 等 〜地域の活動をやってみたら〜(活動の振り返りから) 顔見知りが増えたよ。あいさつやコミュニケーションの輪が広がったよ。活動を楽しみにしていると言ってもらえたよ。難しいこともアイデアを出して、みんなでがんばれるといいな。 取組の一部を ご紹介します 障がい理解研修(障がい者演奏) 校内放映での読み聞かせ 40ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 権太坂境木 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●権太坂境木地区は区の最南端に位置し、戸塚区に隣接しています。 ●多くの人がバスを利用して、JR東戸塚駅または保土ケ谷駅にでます。 ●境木地区は武蔵国(今の東京方面)と相模国(今の神奈川県)のちょうど境に位置し、そのしるしに木の標識を立てていたので境木と言われました。境木は権太坂など坂がたくさんあったので、東海道の中では箱根の次の難所とされました。現在の境木地蔵尊あたりで一休みすると、西に富士山、東に江戸湾を望む景観が素晴らしく、この場で癒されたことでしょう。 ●権太坂一〜三丁目、境木本町で構成され、約5,200世帯、約12,300人が暮らしています。 ●年齢構成では40歳から50歳代が最も多く、全年齢の約31%を占めています。また、65歳以上の方が占める割合は約27%となっており、今後も高齢化が進むことが予想されます。 目指す地域の姿(スローガン) 地域活動に関心を!! 手軽に参加できる担い手の発掘を目指します。 ・できることを! ・できる時に! ・できる範囲で! 仲間と楽しみながら健康づくりができ、いきいきと活動できる居場所をつくり、健康寿命をのばす取組を継続します。 住民同士が繋がり、見守り支え合える安心、安全なまちづくりを目指します。 地域が学校と連携して子どもを守り、笑顔が絶えない、子育てのしやすいまちを目指します。 権太坂境木地区社協運営委員会  地区の課題や取組をみんなで話し合う会議を年4〜5回開催しています。協力してまちづくりをするための大切な機会となっています。これからも継続して開催し、少しでも多くの方の意見を取り入れるよう運営をしていきます。 権太坂境木地区社会福祉協議会 自治会 民生委員・児童委員 区社会福祉協議会 地域ケアプラザ ボランティア 老人クラブ スポーツ推進委員 青少年指導員 保健活動推進員 学校 区役所 41ページ 取組目標や具体的な取組 見守り・支えあい いきいき健康 担い手づくり・情報 【子育てサロン 「ピッコロ」】  主に未就園児を対象にしたサロンです。集まった親子がプログラムを楽しんだり、自由に親睦を図ったりすることができます。 【デイケア 「すみれ」】  高齢者を対象に、昼食、レクリエーション、体操、落語、音楽会など多彩な活動をしています。 【福祉医療講演会】  年1回、各分野のお医者さんをお招きして健康寿命を延ばす講演や、福祉関係従事者による講演会を開催しています。 【健康づくり 「ハッピー体操」】  高齢者の健康の維持を目指して、健康チェックや転倒骨折予防体操を行っています。 【レコードカフェ】  レコードを聴き、コーヒーを飲みながら音楽や昔の話をし、男性も気軽に集える「レコードカフェ」を開催しています。運営・活用してくれる担い手を募集しつつ行っています。 ★【広報わが町】  地区社会福祉協議会が年1回発行している広報誌で、各自治会から編集員が参加して地域の福祉保健活動を紹介しています。 ★各自治会単位での活動  「体操教室」「ヨガ教室」「ウォーキング」など健康増進の取組、「納涼祭」「盆踊り大会」「もちつき大会」 「クリスマス会」「ハロウィンイベント」など季節に応じた活動を行っています。 ★推進委員、指導員が中心の活動  「グラウンドゴルフ」「手作り紙ヒコーキ大会」などを開催、実施しています。 ★ふれあいの樹林で行う「樹林フェスティバル」「落葉感謝祭」  お餅、焼き芋などを提供し、子どもから高齢者まで、多くの住民が参加します。 新規 ★レモンカフェ  権太坂境木自治会館で実施している認知症カフェです。認知症の診断を受けた方、その介護をされている方、地域で認知症に関心のある方などで交流し、情報交換をしています。参加者がほっとひと息つける場所です。 ★マップを使った支えあい(支えあいマップ・防災マップ)  ・「支えあいマップ」の作成に取り組み、身近な場所での見守り支えあいにつなげていきます。  ・「防災マップ」の作成に取り組み、地震や火災などの災害が起きた際に、混乱なく避難できるよう啓発します。 42ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 保土ケ谷東部 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●保土ケ谷東部地区は、国道1号と横浜新道に囲まれた、東西に延びた地区です。 ●帷子町1〜2丁目、月見台、霞台、花見台及び桜ケ丘一丁目・二丁目、岩崎町、初音ケ丘、仏向町、藤塚町、岩間町2丁目、星川一丁目の一部で構成されています。 ●新しく開発された地域と、以前からほとんど変わらない地域が混在した地区で、約2万3千人が暮らしています。 ●高齢化率は約26.7%で、年々増加しています。 ●坂が多いため、住民の多くは車やバスを利用して生活しています。 ●県立保土ケ谷公園があり、その中にある硬式野球場では夏の高校野球県大会などが行われています。 目指す地域の姿(スローガン) ★まちづくりの仲間を増やす アンケート調査等の実施により、住みやすいまちづくりに向けて、一緒に取り組む仲間を増やしていきます。 ★地域への愛着を深める 自治会間の協力体制や、多世代の交流による子どもたちの想い出づくり、地域への愛着を深めるきっかけとして、「ふれあいスポーツフェスティバル(地区連合体育祭)」をさらに充実させます。 ★地域の中で活躍できる機会づくり 自分の趣味や特技を生かして、地域の中で教え・教えられ、助け・助けられる関係を築けるような場や機会を作っていきます。 ★支えあいの仕組みづくり 地域とのかかわりが少ない方やSOSを出せない方への見守りや、ちょっとした生活の困りごとを、我が事として捉え、お互いに助け合えるような取組を行います。 コロナ渦にあっても新しい生活様式に沿ってお互いに協力し合い収束後に備えて住みやすいまちをつくろう 43ページ 取組目標や具体的な取組 これからも続けていく大切な取組 ★子育てサロンさくらんぼ 桜ヶ丘自治会館で月1回開催。 0歳から未就園児の親子の交流と子育て支援の場。 ★一人暮らし高齢者配食活動 一人暮らし高齢者の見守りと健康維持を目的とした配食活動を月2回実施。 ★健康講座 住み慣れた地域で元気に暮らしていくための講座を、毎年テーマを変えながら年1回開催。 ★文化事業 まちの地理や歴史を学んだり、音楽に親しむなど、文化的交流の機会として年1回、秋に開催。 ★あんしん訪問 70歳以上で一人暮らしの方、日中一人で過ごしている方、高齢者のみの世帯の方などを対象に、月1回訪問や声掛けを実施。 ※新しい生活様式に沿って見守りを継続します。 ★災害時における  高齢者・要援護者支援 ★小学校安全パトロール ★地域のボランティア活動   ★地区社会福祉協議会だより 地域の活動情報などを広報するため年3回発行。全世帯と学校・施設などに配布。 44ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 岩間 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●岩間地区は、相鉄線星川駅から天王町駅、JR保土ケ谷駅付近まで連なる地区です。帷子川、今井川に沿った比較的平坦な土地と、高台の住宅地も一部含まれます。 ●岩間町1〜2丁目、西久保町、神戸町、桜ケ丘一丁目(一部)、星川一〜三丁目、明神台で構成され、駅周辺にマンションが立ち並ぶ一方、昔からの住民など戸建も多い地域です。また、旧東海道が通り、沿線に商店が立地する地区と工場跡地に開発されたビジネスパークもあり、バラエティに富んでいます。 ●住民は約10,500世帯、約20,400人で20代後半など若年層が区平均より多いですが、高齢化率も徐々にあがっています。 ●地区の多くのエリアでは、駅が近く、バス路線もあるため、比較的外出しやすい環境にあるといえます。 目指す地域の姿(スローガン) 相手に寄り添い若い世代を巻き込んだ ゆるやかなつながりのあるまち 岩間地区 孫子老(まごころ)が 笑顔でつなぐまち 多数の地域の方が参加する「ワールドカフェ」「ミニ運動会」「講座・研修会」を引き続き実施することで、家族や地域の方たちとのつながりを深めます 地域の団体が活発に つながっていくまち 地区社協、地域ケアプラザ、区社協、区役所、自治会、老人クラブ、こども会、民生委員・児童委員などが連携して地域活動や居場所づくり・担い手づくりに取り組みます 人と人とが つながって気づいて 見守るまち 地域での人と人とのつながりやあいさつ運動を通じたちょっとした様子の変化や気づきのなかで、認知症高齢者の見守り、児童虐待等の早期発見、障害のある方への支援に取り組み、問題が発生した場合は適切な対応がとれるようにします 45ページ 取組目標や具体的な取組 ●地区社協の活動 保土ケ谷区内唯一 まごころホルダー (見守りキーホルダー) 元気なうちからの関係づくりや、いざという時のために、緊急連絡先がわかるキーホルダーなどの見守りツールを活用し、高齢者対象の見守り活動を行っています 道に迷った時 急に気分が悪くなった時 日頃からのつながりに 地域で見守りの目を増やし、いつまでも安心して暮らせるように取り組んでいます! 地域の声 ホルダーを持つことで安心感があると家族が喜んでくれました ★これからの取組★ ★小・中学校と連携を図り、まごころホルダーの周知を図ります ★子どもや若い世代にも取組を知って頂く為、イベントや事業を開催し、普及啓発をします ミニ運動会 保土ケ谷小学校で孫・子・老の三世代が一緒に楽しめるふれあいの場をつくります ★これからの取組★今後も三世代の交流を目標に、見守りやいざというときの防災の意識を高めていきます。 講座・研修 健康づくりや防災など、若い世代が関心をもつ講座や研修会を開催していきます ★これからの取組★子育て世代を含めた若い世代と交流を図る機会を設け、一緒にまちづくりを進めていきます。 広報活動 岩間地区社協だよりの発行等地域の情報をわかりやすく発信しています ★これからの取組★広報活動拡充の為、広報紙の発行やイベントの実施により、情報発信に力を入れていきます。 ●地域の取組 @ 見守り支え合う交流の場 明神台サロン「ひだまり」、明神台買い物クラブ、星川3丁目配食の会、 星川3丁目サロンはなみずき、星川2丁目星の輪、星川1丁目ひまわりの会、 神戸町東部会食会、ステージ星川ふれあいサロン、 天王町サンハイツゆうゆうクラブ、神戸町西部ゆうゆうサロン、 西久保町東部脳トレミュージック、西久保町公園ハイツほのぼのクラブ、 岩間町おしゃべりのたまり場 A 健康づくりの場 明神台ふれあい体操、西久保町南部町内会清掃活動、岩間町公園清掃 B 次世代応援の場 子育てサロンハーモニー、星の子学援隊、保土小パトロール隊 地域で支え合いの仕組みづくりが活発に行われています! 46ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 中央 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●中央地区は、天王町1〜2丁目、宮田町1〜3丁目、川辺町、峰岡町1〜2丁目から成る16町内会・自治会で構成されており、相鉄線星川駅、天王町駅の北側に位置しています。 ●世帯数約10,000世帯、約18,500人が暮らしています。比較的、バランスのとれた年代構成ですが、高齢化も進んでいます。 ●交通の利便性もよく、商店なども多い地区です。区役所周辺のマンション・共同住宅群と、北部の古くからの町並みが混在した地域です。 近年、川辺町地域でマンションの新築が進んでいます。 ●マンションの新築増加と同様に、戸建て住宅の建て替え・新築も増えており、地域での世帯構成に変化が見られます。さらに大型商業施設の建て替え、横浜市消防本部増改築、相鉄線高架化に伴う駅舎改築・高架化の活用等によって環境変化が著しい地域です。 目指す地域の姿(スローガン) ひとりひとりが 助け合い 支え合って 進化するまちを みんなで作ろう 高齢者の見守り、支え合いを 更に発展・充実させよう! 障がいのある方を理解し、見守るまちにしよう! 「やさしさ」「思いやり」「つながり」「絆」を大切にしよう! 子育てをしている世代を見守ろう! いろいろな世代で地域の輪を広げ、次世代の担い手作りにつとめよう! 星川地域ケアプラザと共にネットワーク作りを更に進めよう! 47ページ 取組目標や具体的な取組 見守り・支えあい】 〇高齢者の見守り・支えあいの更なる充実を図ります 「おたのしみ会」「食事会」「配食サービス」「サロン」「あんしん訪問」などの事業を通して、見守りのネットワークを拡充していきます。 <おたのしみ会> <認知症講座> 〇「認知症」対策を継続し、「8050問題」などへの理解をはかります 〇働きながら子育てをしている世代を見守り、支援します 〇様々な障がいについての理解をし、見守りにつとめます 【いきいき健康】 〇誰もが気軽に楽しみながら参加して、健康づくりができる機会・場をつくっていきます 〇健康的な生活習慣を身につけられるように、「健康講座」などを拡充していきます 〇「ボランティア活動」などの「いきがいづくり」の場をつくっていきます <口腔ケア> <ウォーキング教室> 【担い手づくり・情報】 〇自治会・町内会行事に子ども達の参加を促し、地域への愛着をもてるまちづくりをめざします 〇地域内の各自治会・町内会間での交流・情報交換・連携を考えていきます 〇地区社協広報誌「お元気ですか」の発行継続・内容充実をはかります 〇感染症対策や災害対策、新しい生活様式への対応などをすすめます <運動会> <盆踊りフェスティバル> 48ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 中央東部 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●中央東部地区は区北東部に位置し、鎌谷町・岡沢町・峰沢町の3町で構成しています。西区及び神奈川区に接しており、周辺には緑豊かな三ツ沢公園や横浜国立大学、裁判所通り付近では保土ケ谷簡易裁判所(交通裁判所)や陸上自衛隊横浜駐屯地があります。 ●地区内に小中学校がないため、小中学生は、地区外の保土ケ谷区、西区、神奈川区へ通学しています。 ●中央東部地区には10の自治会があります。 ●中央東部地区には、約6,100世帯、約11,700人が暮らしています。新横浜通りや裁判所通りなどの区境や町境の道路、地区内を横断する国道1号や大池道路には、横浜駅西口を起点とした路線バスが運行され、住民の暮らしを支えています。 ●国道1号の南側の地域は、戸建て中心の木造住宅が密集しています。地形の起伏が激しく、幅の狭い急な坂道や階段が数多くあります。信号機がなく、商店はごくわずかです。北側の地域は、丘陵地にキャベツ畑などの農地や雑木林が広がり、大規模な団地も所在しています。 ●地区の高齢化率は、約25.5%(区全体では26.4%)で、昭和40〜50年代に多くの団地が建設された地域は、高齢化が特に著しいです。 目指す地域の姿(スローガン) 安心して暮らすことができるまちを目指します 支えあい・つながりの 輪をひろげよう 年齢を問わず関わり合いを 大切にしよう 防災訓練や地域活動を通じた 交流をしていこう 今ある活動の 1つ1つを大事にし、 継続していこう 長年行われている 活動を大切にしよう 情報をみんなで共有し、 だれもが活躍できる 機会をつくろう 地域を知るための情報伝達、 共有を充実させよう 49ページ 取組目標や具体的な取組 これからも継続していく大切な取組 ●体操・ウォーキング・グラウンドゴルフなど健康づくりに取り組みます。 ●合同防災訓練、お祭り・盆踊り・餅つきなどの地域行事を行っていきます。また、近隣の福祉施設等との交流も大事にしていきます。 ●救命情報カプセル内の情報更新や正しい使い方を、各世帯に働きかけます。 ●地域の防犯・美化・見守り活動の充実のため、日常の散歩などを活用します。 ●認知症サポーター養成講座、男性ボランティア講座などを定期的に開催します。 ●子育てや高齢者支援などの活動をしているグループ同士の情報交換会を行います。 ●地区社会福祉協議会で活動している人同士の意見交換を行います。 ●子育てサロンなどを通じて子どもたちや子育て中の家庭を応援します。 子育てサロンは7か所で行っており、20年以上続いている活動もあります。 ●ひとり暮らし高齢者食事会、サロンを継続し、高齢者の見守りをします。 まごころこもった手作りメニュー。 食事会は30年以上続いています。 ●ほっとなサロンを継続し、高齢者の集いや見守りの場づくりを工夫して運営していきます。 ほっとなサロンは平成30年3月から始まりました。 c身障者レクリエーションの集いを継続します。 身障者レクリエーションは30年以上続いています。 これから検討していきたいこと 〜中央東部地区に住んでいることを意識し、地域でまとまっていくために〜 @子どもから高齢者までが交流できる機会づくり   A各団体の活動を知ってもらう取組 B地域や、地域にある施設について知る・深める取組   C担い手が参加しやすい・楽しみながらできる工夫  D幅広く情報共有するための連携 50ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 和田・釜台 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●和田・釜台地区は、相鉄線和田町駅の北側に広がり、帷子川流域の低地と常盤公園周辺の丘陵部からなる、坂が多く自然が残る地区です。 ●国道16号に沿うように相鉄線が走り、交通の便が良く病院や保育所も多いです。また、隣近所の関係を持ちやすく、子育てのしやすい温かいまちです。 ●和田一丁目・二丁目と釜台町で構成されており、約4,200世帯、7,800人が暮らしています。学生が多い為、20歳前半男性の人口が多くなっています。 ●近年人口の減少に伴って高齢化率は上昇し、高齢者のひとり暮らしが増加しています。 @和田東部自治会 A和田西部町内会 B釜台町自治会 C和田町75番地自治会 Dルネ上星川自治会 目指す地域の姿(スローガン) みんなで考え、みんなでつくる「つながる」地域 つながる歴史 ⇔ 人が「つながる」 ⇔ つながる組織 過去から未来につながる 過去の活動を見直し、 無理のない長く持続可能な 事業活動を目指す ・新しい視点で過去の見直し ・担い手・利用者の負担を軽減 ・活動に有益な情報の収集 ・長く継続可能な内容 人と人がつながる 「つながる」意識向上を図り、 住民同士の近しい関係をつくる。 ・住民同士の近しい関係 ・懇親会等で出会いに喜び ・特技・自分の時間を活用 ・無理のない持続可能な活動 ・負担にならない参加 組織がつながり人がつながる 区役所・区社協・ケアプラザ、 その他諸団体との 協力関係の構築 ・みんなで考え、 みんなでつくる 親密で緊密な関係 このまちが好きです!だから集います 51ページ 取組目標や具体的な取組 和田・釜台地区の取組5本柱 ふれあい食事サービス  昭和57年からスタートした取組で、毎月第4水曜日に行っています。料理する人と食事する人が交流する、楽しいおしゃべりと情報交換の場です。徒歩での参加が困難な人には送迎もしています。  これからも継続して実施し、高齢者の外出・交流のきっかけづくりとします。 広報誌はあとぴあ発行  現在は3月と7月の年2回、6ページで発行しています。  今後はページ増量あるいは、11月発行を加え、年3回発行を検討中です。 ※編集委員は常時募集 しています。 配食サービス  毎月第2・4金曜日に手作りのお弁当を、登録された方にお届けしています。調理も配達もボランティアを中心に実施しています。  登録者の健康づくりのためだけでなく、日頃からの定期的な見守りにもつなげていきます。 たまり場・ワールドカフェ  たまり場は、毎月第4月曜日13:30〜15:30(12月休み)に開催しています。  誰もが参加でき月替わりのイベントの他、脳トレ・軽体操が楽しめます。  ワールドカフェは、年に1回、2月の第4日曜日に開催しています(約2時間)。  毎年の時事的な話題で5つのテーブルを囲み皆で楽しく語り合います。 ミニデイサービス  毎月第3木曜日に開催しています。歌・手工芸・レクリエーションなど、担い手の創意と工夫がちりばめられ、参加者の笑顔があふれる取組です。  参加者同士の交流を深めるのはもちろん、幅広く地域の方々が交流していけるような工夫を考えていきます。 地域にはこんな取組もあります 連合自治会町内会の取組  地区連合町内会フェスティバル  保土ケ谷中学校地域防災拠点訓練 民生委員・児童委員の取組  あんしん訪問  子育てサロン「陽だまり」 自治会・町内会 他の取組  和田西部町内会防災フェア  地域支援事業所 ダンボバザー  べっぴんマーケット  和田町芸術作品展  釜台体操教室  釜台文化祭  釜台町自治会「納涼祭」 52ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 上星川 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●南側は相鉄線と国道16号が走り、帷子川が流れる比較的緩やかな地形です。北側は坂の多い地形です。 ●近くの上星川駅から横浜まで電車で10分程度、区域内を国道16号が走っているので移動が便利です。 ●区域内にスーパーマーケット・商店街・医療機関があります。 ●駅近くにマンションが建ち始め、新しい住民が増えています。 私たちのまちのこんなところが好きです。 皆さん、気持ち良く笑顔で挨拶します。 あたたかいまちです。 移動・買い物・医療機関などの環境に恵まれている一方で、自然も残っており緑豊かです。 人と人とのつながりを大切にしてきています 様々な地域活動が行われています。 安全で、静かな落ち着いた街並みです。 目指す地域の姿(スローガン) 住民同士がつながり、 お互いにたすけあいができるまち お祭りなどの伝統的な取組を次世代へ 継承し、住民同士で 力を合わせ守っていく 住民みんなにとって 住みやすいと思える やさしいまち 53ページ 取組目標や具体的な取組 つながり・支えあう取組 ●地域住民が安心して暮らせるよう、支え合う地域にしていきます。 …高齢者などが自分で行うのが大変になった草むしり、買い物 支援などを行っていきます。 ●地域の人同士がつながれるよう、あいさつを大切にしていきます。 ●みんなが安心して生活できるよう、高齢者向けサロン・ミニデイや 子育てサロンを行っていきます。 …高齢者向けサロンでは作品づくりやDVD鑑賞、体操、脳トレを行っていきます。 多くの人に参加してもらえるようなプログラムを考えながら実施していきます。 住みやすいまちづくり ●安心して暮らしていくことができるよう、民生委員を中心に見守り 活動を行っていきます。 ●ラジオ体操・健康ウォーキングを通して、地域住民が健康でいられるよう見守ります。 ●地域の人が安心して暮らしていくことができるよう、地区社協や民生委員を中心に、区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザなどと連携し、支援していきます。 ●認知症サポーター養成講座に協力し、こどもにも認知症の啓発を行います。 情報の共有 ●地区社会福祉協議会広報紙を発行します。 ●より多くの人に情報を届けるため、掲示板・回覧板や口コミを活用します。また、必要な人に必要な情報を届けるため、適宜声かけします。 広報誌 54ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 常盤台 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●常盤台地区は、常盤台・峰岡町3丁目の約3,000世帯で構成されています。 ●地区の中心に横浜国立大学があるため、周辺に多くの学生が暮らしているほか、キャンパスや常盤公園など緑豊かな環境が多く残されています。 ●地区連合町内会は戸建て住宅中心の7自治会とマンションの3自治会、計10自治会からなり、住民層は幅広い世代にわたるだけでなく、若者の割合の多さも特徴的です。 ●2019年11月に相鉄・JR直通線が開通し新駅「羽沢横浜国大駅」が開業し、2022年下期に相鉄・東横線直通線の開通が予定されています。 ●駅周辺や常盤台地区内には大型商業施設等の開発が進んでおり、地区の生活環境が大きく変化していくと考えられます。 目指す地域の姿(スローガン) だれもが参加したくなるまちづくり みんなでつくる きれいで安全・安心なまち 見守り・支えあう仕組みのあるまち ・長く住んでいる人も学生もみんなが「つながり」を持てるまち ・さまざまな交流を通して顔の見える関係をつくり、おたがいさまで助け合うまち 安全・安心・きれいなまち ・みんなで防災・防犯に取り組むまち ・ごみがきれいに片付いて木や花が手入れされていて、「歩いて楽しい明るい」まち いきいき健康で暮らせるまち ・幅広い世代に向けて様々な活動が活発に行われていて、気軽に参加することができるまち ・みんなができる時にできる事をして、「自分の元気のもと」となるまち 担い手づくり・情報発信の充実したまち ・まちの魅力を世代に合わせて情報発信し、地域を知るきっかけをつくるまち ・催し物を通して多世代が知り合うきっかけを作り、担い手を増やして「みんなで地域をつくる」まち ・関係機関や活動団体との連携が活発に行われているまち 55ページ 取組目標や具体的な取組 見守り・支えあい 安全・安心なまちづくり いきいき健康 担い手づくり・情報 〜5年後を目指して常盤台地区は次のような取り組みを進めていきます〜 ●これからも続けていく取り組み● ありが隊 高齢者のお宅の草刈りや庭の片付けをします。リピーターのお宅も増えてきました。今後はボランティアを増やしていきます。 食事会 自治会単位で隔月に開催しています。年1回常盤台地区全体で「ふれあい食事会」を開催しています。 子育てサロンバームクーヘン 毎月第2木曜日に常盤台コミュニティハウスで開催しています。季節ごとにイベントも行っています。 情報の発信 「社協だより」を毎年2回発行しています。「地区社協ホームページ」でも情報を発信しています。 美化活動の強化 月一清掃、国大一斉清掃、美化オリンピックの活動を支援していきます。 中学生ボランティアも活躍しています。 体操 各地域で健康体操やラジオ体操に取り組んでいます。 横浜国大との連携 これまでも学生たちと繋がりを持ってきました。今後も学生たちに、もっと地域を好きになってもらえるように働きかけていきます。 その他にも、こんな取り組みを続けていきます 盆踊り・ワイワイまつり・もちつき・国大ワークショップ・ 救命情報カプセル・防災訓練 ●新しい取り組み● ●幅広い世代の参加 …中学生・国大生・定年後の男性など幅広い世代の方に地区の  取り組みや行事に参加していただけるよう働きかけます。 …ICTを活用し、より若い世代に向けて地域を知ってもらう取り組みを行います。 ●まちの愛着を育てる活動  …地域の便利マップを作成し、まちの魅力や美化活動について情報を発信します。 …SNSを活用し、まちの皆さんの意見を取り入れながら、明るいまちづくりを目指します。 …サインづくりで歩いて楽しいまちをつくります。 …防災研修を通して災害時の自助共助の取り組みを進めていきます。 56ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 西谷 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●西谷地区は、約3,600世帯、7,000人が暮らしています。 ●最寄り駅の相鉄線西谷駅は、相鉄・JR直通線が乗り入れており、令和4年度には、相鉄・東急直通線が開業予定であり、大きな変化が見込まれています。 ●西谷駅を中心に商店や医療機関、地区センター、保育所、高齢者施設、障害者福祉施設などがあり、地域のふれあいの場として認知されています。 ●農地が多く、じゃがいも、ねぎ、キャベツなど「はま菜ちゃん」の産地です。 ●地域の中央を国道16号が通り車のアクセスも良いため、若い家族層も多く、15歳以上65歳未満の割合は約66%と区平均より高くなっています。 ●令和2年10月から住居表示が変更になりました(但し、一部を除きます)。 目指す地域の姿(スローガン) 「見守り支えあい」で安全・安心な街を!! 「笑顔がひろがる 気にかけ運動」 何か困ったことが起こったとき、どうしたらいいのかわからないとき、  不安そうな人を見かけたとき、何かいつもと違うと感じたとき、   地域の人が地域の人に手を差し伸べられる。    安心して暮らせる地域のために、「見守り支えあい」に取り組みます。 あいさつ運動の推進をベースに 「笑顔であいさつ ふれあう西谷」 「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」  これまで取り組んできたあいさつ運動は、   暮らしやすい地域をつくる第一歩。    これからも引き続き、あいさつ運動に取り組みます。 懇談会の様子 のぼり旗 57ページ 取組目標や具体的な取組 「見守り支えあい」の考え 誰もが安心して暮らせるように、様々な場面で、 一人ひとりが見守り、見守られ、 お互い支えあい 気にかけあって暮らせるよう 取り組んでいきます 2017年 西谷地区あいさつ促進運動啓発ポスター最優秀賞 上菅田小学校3年生(当時) 岡田さん 西谷地区 「見守り支えあい」の仕組み 近所の人  班 長  学援隊 「あれっ?」と思ったら ◎町会役員 ◎民生委員・児童委員 新聞配達の人 学 生 「あれっ?」と思ったら ・川島地域 ケアプラザ ・保土ケ谷区役所 ・保土ケ谷区 社会福祉協議会 ・保土ケ谷警察署 あいさつ(声かけ) たとえば ・一人又は二人暮らしの高齢世帯の方 ・障がいのある方 ・認知症が疑われる方 ・子育て中の方 ・外国籍の方 ・介護や支援が必要と思われる方 ・児童など ・新聞が数日溜まっている方 ・数日、見かけないけど・・・ 気にかけ 交 番 老人会 宅配便の人 商店街の人 58ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 川島東部 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●川島東部地区は、相鉄線上星川駅と西谷駅の中間に位置し、帷子川流域との平地と国道16号線を挟んで広がる丘陵部からなる高低差のある地区です。 ●川島町と東川島町・西谷町の一部、第1町内会から第6町内会まで6つの町内会で構成されています。宅地開発が進み、新住民が増えています。約4,000世帯、9,300人余が暮らしており、高齢化率は24.4%です。介護施設が7か所あります。 ●1971年から毎年、地域や世代を超えた交流と親睦を図る地区連合の運動会が開催されています。 ●小学校は川島・上星川・坂本の3校、中学校は西谷・保土ケ谷の2校の通学地域となっています。 目指す地域の姿(スローガン) 標語 「あいさつで地域に広がる笑顔の輪」 自然体で隣近所の人とあいさつや声かけをしていきます。 地区連合や町内会の各種行事・地区社協の事業等の諸活動を通して、支えあいの仲間や担い手を増やし、活動の輪を広げていきます。 地区連合・町内会・地区社協を中心として、区役所・区社協・川島地域ケアプラザ、そして警察・消防等の関係機関との連携によりまちの課題解決を図っていきます。 あいさつを大切にして 支えあい助け合って 暮らすまち 59ページ 取組目標や具体的な取組 見守り・支えあい いきいき健康 担い手づくり・情報 川島東部地区ほっとなまちづくり懇談会 ・目指す地域の姿を踏まえ、その状況や成果などを振り返り、まちの情報共有や課題の検討を行う。 ・構成:6町内会長、地区社協役員、地区民児協委員、保健活動推進員・青少年指導員・スポーツ推進委員の各代表、地区支援チーム(区役所・区社協・川島地域ケアプラザ) ●活動 ・標語「あいさつで地域に広がる笑顔の輪」の普及によるあいさつ運動 ・まちの良さの発見や再認識、まちへの関心を高める 「ふれあいウォーキング」 ・まちの良さや支えあい助けあうまちづくりについて語りあう懇談会(小中学生の懇談会・多世代交流の 懇談会) 連合や町内会の行事 ・あいさつや声掛けの機会を増やす ・幅広い世代間交流が生まれる ・まちの安心や安全への関心を高める ・地区や町内の一体感を味わえる ●活動 ・1971年から続く連合運動会 ・各種スポーツ大会(グラウンドゴルフ・小学生ドッジボールなど) ・夏祭り  ・各種イベント(わんぱくっこデイキャンプ、木工竹細工教室など) ・地域防災拠点(川島小・上星川小)防災訓練 地区社協の取り組み ・高齢者や子育て家庭の見守りと支えあい ・地区民生委員・児童委員を中心とするボランティアによる支えあい助け合い ●活動 ・ふれあい給食会 ・日帰り交流バス旅行  ・坂本小ふるさとまつりへの出店  ・地区の取組を広報する「川島東部だより」の発行 あんしん訪問委員会の取り組み ●活動 ・地区民生委員が中心となって、本人同意のもとで連絡票を作り、災害時緊急時要支援者を町内会とともに見守り・支えあう取組を続ける。 60ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 仏向 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●仏向地区は仏向町、仏向西、坂本町で構成されています。 ●区のほぼ中央に位置し、帷子川流域の低地と丘陵部からなり、旭区と隣接しています。 ●相鉄線の和田町・上星川両駅の南側に、駅から坂を上っていく地形に沿って広がり、約9,200世帯、19,000人が暮らしています。 ●自然豊かで、川沿いにはサワガニやカブトムシがいたり、たちばなの丘公園付近でホタルを見ることができます。また、昔からの歴史や史跡、文化財も豊富です。 ●畑が多い土地を活かし、住民同士で畑を貸し借りしたり、直売所にて新鮮な野菜が手に入りやすく、学校給食にも取り入れられています。また、ミカン狩りや芋ほり等も楽しむことができます。 ●高齢化率は増加傾向ですが、近くには幹線道路が走っており、車でのアクセスも良いため、転入してくる若いファミリー層もふえています。15歳未満の割合は区平均より高い状況で、今後も児童数の増加が見込まれています。 目指す地域の姿(スローガン) 『子どもから高齢者まで自然にあいさつができるまち仏向』 人と人とのつながりが進むまち仏向 ・年齢、住んでいるのが長い短い、障がいのあるなしなどに関係なく誰でも気軽に交流でき、困った時に助け合えるまち ・防災訓練、町内大掃除、夏祭りなど自治会町内会の行事に誰でも気兼ねなく参加し、顔見知りの輪が広がり、安心できるまち 防災訓練を通して 要援護者とも つながりたいね 人の温かさ優しさで楽しく暮らせるまち仏向 ・買い物支援、病院送迎など困っていることを支援してくれるまち ・仏向の自然・坂・史跡を活かしたウォーキングに、誘い合い参加できるまち ・ラジオ体操、ミニ運動会等、健康づくりに楽しく気軽に参加できるまち この子にも私にも 友だちがいっぱい! 誰でも地域の一員として活躍できるまち仏向 ・世代間交流ができるイベントなどを企画し実施して、仏向の歴史や伝統ある ・文化について、知り・伝えることで、「わがまち仏向」の仲間づくりを進めるまち ・地域でのイベントを通して次世代を担う人材の発掘、育成ができるまち ・障がいのある方も地域の一員として参画し、楽しさを実感できるまち 昔の良さも忘れない でほしいね。 元気な高齢者も たくさんいるよ ☆様々な機会を通じて、既存の取り組みや各団体活動の周知を深め、交流や健康づくりの場、地域人材の活躍の場を 広めていきます。 61ページ 取組目標や具体的な取組 取り組み姿勢 自然や史跡を活かした仏向らしい交流を進めていきます。 ★仏向ほっとなまちづくり委員会 仏向地区の地域福祉保健計画の検討・推進をはかる委員会です。 自治会町内会や地区社協がそれぞれの活動や話題を報告しあい、地域の課題解決に向けた話し合いを重ねています。 また、住民と関係機関・団体が交流を深め、「人と人とが声を掛け合えるまち・認知症についての理解を深めること」を共通の目標とし、それぞれの得意分野を活かした「仏向フェスタ」にも取り組んでいます。 ★地区懇談会 みんなで協力してまちづくりをするための大切な場となっています。 地区の課題や取り組みをみんなで定期的に話し合っています。 多くの方の意見を反映し、誰もが「まちづくりの主役」として参加できるよう工夫していきます。 ★仏向ふれあいワゴン実行委員会 高齢者の買い物支援を計画・実行する委員会です。 利用対象者の範囲や運行ルート、運行回数、買い物に行くお店の選定、運転ボランティアの募集など話し合いを重ねています。 また、「認知症の理解と介護講座」、「運転ボランティア養成講座」を企画し、実施しています。 ★病院送迎サービス委員会 高齢者の病院への送迎サービスを計画・実行する委員会です。 利用対象者の範囲、送迎できる病院、運転ボランティアの募集などについて話し合いを実施しています。 ★仏向HEROS(ヒーローズ) 高齢者や障がいのある人等、困っている人のお手伝いをできる範囲で行っています。 仏向を支えるボランティア隊です。 継続的な取り組み ★夏祭り盆踊り大会 ★地域サロン ★配食サービス ★たかのこ祭 ★仏向地区連合町内会ミニ運動会 ★ふるさと祭り・ふれあい教室 ★打ち立てソバ ★すいとんの会 ★ふれあいウォーク 62ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 川島原 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●川島原地区は区北西部に位置し、旭区と隣接しています。 ●相鉄線の鶴ヶ峰駅・西谷駅を最寄り駅として生活圏を形成し、JR(及び東横線)との相互乗入により首都圏へのアクセスが向上しています。 ●2015年には、65歳以上の方の割合が35.4%となり、人口減少が進むとともに高齢者の割合がだんだんと高くなっています。また、平成25年3月にくぬぎ台小学校が川島小学校に統合されましたが、現在、川島地域まちづくり検討会を中心に跡地利用について議論を進めています。 ●市内でも数少ない渓谷を活かした陣ケ下公園が身近にある、緑豊かな地区です。 目指す地域の姿(スローガン) わたしたちはこのようなまちを目指します! 支えあいの輪(和)でつながるまち 川島原 近隣同士・同世代とのつながりがあるまち  近所の方や、同世代とのつながりがあると、身近な地域で見守り、支えあうことができ、生活のあんしんへとつながります。  人との出会いを大切に、積極的に声掛けして、地域の交流が活性化することを目指します。 多世代とのつながりがあるまち  気軽に参加できるサロンなど交流の場を増やし、子どもから高齢者まで多世代が顔の見える関係を築くことで、ほっとする居心地のいいまちを目指します。  また、若い世代が地域活動に関心を持てるよう取組を進めます。 関係機関・団体とのつながりがあるまち  地域でさまざまな活動を行っている関係機関・団体が連携や情報交換を行うことで、協力してまちづくりを行い、さらに活動を活性化していきます。  また、地区にある学校や高齢者施設などを地域全体で支えあう仕組みづくりも進めます。 63ページ 取組目標や具体的な取組 川島原地区ほっとなまちづくり委員会  人々のつながりを大切にして、見守り・支えあいの活動が行われてきました。  しかし、感染症の拡大により、従来のようなふれあいの機会がもてなくなり、試行錯誤しながら活動を続ける状況になっています。  今後も、住みよいまちを目指して、意見交換を続けていきます。 H30年度に実施したアンケートでは、「体操・散歩」、「歌・演奏」など趣味・特技を生かして地域で活動したいという意見が多くありました。 ◆近隣同士・同世代とのつながりがあるまち 見守り・支えあい 担い手づくり・情報 いきいき健康 【地域での取組】 あんしん訪問活動、日帰りバス旅行、旧くぬぎ台小地域防災拠点防災訓練、ボランティアグループひまわり(高齢者会食)、ハッピーくぬぎ台体操教室、川島地域ケアプラザとの連携事業(健康フェスティバル等)など 【今後の取組】 ☆コロナ禍による新しい生活様式に対応した地域の見守り体制づくり ☆積極的なあいさつ・声かけによる支えあい意識の向上・明るいまちづくり ◆多世代とのつながりがあるまち 見守り・支えあい 担い手づくり・情報 【地域での取組】 小学校の登下校見守り、誕生祝や成人の祝、オータムフェスティバル、芋まつり、陣ケ下渓谷散策(ホタル観賞等)、くぬぎ台団地夏祭り など 【今後の取組】 ☆年代を問わずに気軽に集まれる、カフェなどの身近な場づくり ☆自治会町内会活動などへの若い世代の参加促進 ◆関係機関・団体とのつながりがあるまち 担い手づくり・情報 【地域での取組】 広報紙「こんにちは!社協です」、川島地域のまちづくり検討会、路駐防犯防火対策パトロール、かわしまホーム防災訓練 など 【今後の取組】 ☆防犯・防火対策を通じた、誰もが安心して暮らせるまちづくり 今後のポイント ☆川島地域のまちづくり検討会 川島地域のより良いまちづくりを目指して、検討を続けてきましたが、いよいよ、防災拠点でもある、旧くぬぎ台小学校の跡地利用を進めていきます。地域の新しい活動拠点として利用するため、今後とも、多くの方々との連携を深めつつ、協力しながら検討していきます。 64ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 上新 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●上新地区(新井町)は江戸時代以来、都筑郡の人々が新田開発で入村していて人の結びつきは保土ケ谷より強かったと言います。 ●新治村の当時の村役場は中山にあったが、昭和14年に横浜市に合併後、港北区の川和出張所の管轄に入りました。 ●昭和39年頃から始まった大規模団地の造成により、新しい住民は通勤の足として相模鉄道と、国道16号線に通じるバス利用者が多くなったが、地形と生活圏の観点から昭和44年10月行政区再編により保土ケ谷区に編入されました。 ●地域の産業は農業を中心に、明治後半から昭和の始めにかけ、茶の栽培が盛んに行われ、高台からみると茶畑が整然としていたと言います。 ●上新地区は古き良き時代の人間関係も生かしたコミュニティーを形成していますが、一方で高齢化も進んでいます。 ●相鉄・JR直通線も2019年(令和元年)11月から乗入れが始まり、相鉄・東急直通線も2022年(令和4年)に開通が予定されており、ますます地域の利便性が向上し、さらなる発展が期待されます。 目指す地域の姿(スローガン) だれもが 安心・安全・支えあえる まちづくり <目標> ◎スポーツを通じた健康づくりと関係づくり  〜多数のスポーツイベントを開催し、みんなの元気とつながりをつくります〜 ◎多様な地域イベントで地域がつながる町  〜イベントのコラボや新規参加者を促し、参加者同士でつながりをつくります〜 ◎多世代が顔を合わせて声を掛け合える町  〜こどもからお年寄りまで、声をかけ合い、温かくやさしい町にします〜 ◎自主防災と自主パトロールで安心して暮らせる町  〜地域で協力して、みんなが住みやすく安心できる町にします〜 SNSの活用や新しい広報スタイルを活用します 65ページ 取組目標や具体的な取組 民生委員・児童委員 ☆お茶葉会配食サービス ☆白寿・米寿祝い金の贈呈 ☆赤い羽根共同募金活動 ☆小学生とのふれあいイベント ☆あんしん訪問 ☆小・中学校専任と懇談会・相談・支援 主任児童委員 ☆子育てサロン「おひさま」の開催 ☆小中学校児童専任との情報交換 ☆ほかの子育て支援団体との連携 ☆児童虐待防止の啓発 スポーツ推進委員 スポーツを通じて皆様の健康促進と地域の結束を目指し、特に秋に開催の体育祭では子どもから年配の方まで楽しんでいただいています。 保健活動推進員 ☆朝のラジオ体操 ☆健康体操 ☆ウォーキング ☆ペタンク大会 ☆保健活動に関わる行事と講座への参加 ☆他団体と協力の健康促進活動 上新地区社会福祉協議会 ほっとなまちづくり 新栄会 高齢者への応援と支援活動を行っています! ☆友愛活動 ☆地域マップ作り ☆災害時の支援 ☆日常の生活支援 ☆各種スポーツ会の開催 ☆認知症カフェwith友愛サロン 青少年指導員 ☆ふれあいスポーツ ☆カーネーション作り ☆紙ヒコーキ作り ☆カレー作りと飯ごう炊さん ☆さんまバーベキュー ☆スケート講習会 ☆クリスマス会 ☆正月遊び ☆かるた大会 環境事業推進委員 ☆正しいごみの分別 ☆資源化物回収の意識向上 ☆道路周辺の環境改善のため「ごみ分別講習会」を行っています。 千歳千寿会 「みんなで楽しく」が活動モットー ☆お花見会 ☆植物公園見学 ☆社会奉仕活動 ☆公園清掃 ☆バス旅行 ☆年末お楽しみ会 ☆新年会 活動の合間に友愛活動員が会員の動向確認を行っています。 参加者募集中 『目的』 地域の魅力発見 防災意識の向上 地域の見守り 『今後の展望』 自分たちの足で発見 イベントでの情報収集 町の記録や歴史 防災・防犯の情報 <新井町まっぷ> これからみんなでつくる地域のマップ 〜昔からいる人も、新しく来た人も〜 幅広い世代が新井町を知るきっかけになります 2019年度(令和元年度)から、地域のみんなで作成開始!! 地域の魅力  ダッシュ畑の野菜作り 新井町公園のお茶摘み 66ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 上菅田 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●上菅田地区は、東西が丘陵地の谷戸沿いに菅田川が、県道は西谷町梅ノ木から緑区鴨居町方面に抜けている町です。広い西側の丘陵地は南北にも起伏が多く、住民の多くは車やバス、バイク、電動自転車を利用していますが、買い物や通院などが大変な方もいます。 ●令和元年には相鉄・JR直通線が開通し、令和5年頃には相鉄・東急線の直通線の開通があり、西谷駅周辺の活性化、都心への利便性の向上が期待されています。 ●高齢化率は高く、地区の人口の約3割です。令和5年には上菅田笹の丘小学校が旧上菅田小学校跡地に開校し、新興住宅の開発も進み、若い年齢層の増加が予想されます。 ●福祉活動拠点である「上菅田地域ケアプラザ」が上菅田町の西端にあります。 目指す地域の姿(スローガン) 愛と笑顔のあふれる かみすげた福祉タウンを目指して ◆見守り・支えあいと支援あふれるまち◆ ●登下校の見守り活動(老人クラブとの連携)や防犯パトロールなどのボランティア活動を通じて、地域住民が安心して暮らせる支援の輪を広げます。 ●高齢者や一人暮らしの方の「閉じこもり」をなくすために、各活動団体と連携して見守り活動を進め、関係機関と定期的な交流を図り、地域から支えあいを推進していきます。 ◆つながりによるいきいき健康が実現できるまち◆ ●世代間交流を通じて地域のつながりを深め、健康長寿を目指し、「ほっとな福祉健康まつり」を開催しています。居場所・仲間づくりを進めて顔の見える関係を築きます。 ●健康と友好を図るために、体力維持、声掛け、交流の場への参加を継続していきます。 ◆人材を活用した担い手づくり・情報を進めるまち◆ ●スマホを活用したコミュニティの情報(ICT)化をキーワードにして、地域情報活用力の向上を目指していきます。 ●ボランティア・若年世代・子ども会活動など、しっかりとした組織を確立し、ホームページ・広報活動を継続して情報共有を進めていきます。 67ページ 取組目標や具体的な取組 ほっとな福祉・健康まつり 見守り・支えあい かみすげた茶屋 サロンふじみ 子育てサロンスマイル 望洋台サロン ふれあいサロン ふれあいランチ ふれあいマージャン コントラクト・ブリッジの会 カフェグリーン サロンde芙蓉ヶ丘 オリーブの会 なでしこ大正琴 あやめ会 趣味の会 あんしん訪問 友愛活動 あすなろ会 サロン・百合 上菅田民謡会 いきいき健康 上菅田ノルディック 睦会ラジオ体操&ノルディック じょうしん健康ウォーキング ふれあい広場早起き会 富士見グラウンドゴルフ 長寿会体操 なでしこ転倒骨折予防体操 南風サロン ひまわり体操 なでしこ太極拳 上菅田中央ノルディックウォーキング ひまわり体操クラブ サロンわいわい 古新田グラウンドゴルフ 楽しくラジオ体操の会 ぶらぶらノルディック 青空ひろばグラウンドゴルフ 上菅田緑会グラウンドゴルフ愛好会 望洋台グラウンドゴルフ愛好会 担い手づくり・情報 広報誌かみすげた 地域ネットワークづくり ホームページかみすげた 自治会 民生委員・児童委員 主任児童委員 保健活動推進員 青少年指導員 スポーツ推進委員 環境事業推進委員 かがやきクラブ(老人会) か おの見える関係づくりタウン み んなでつながる・支援の輪 す まいるが築く挨拶できるまち げ んきな源は健康づくりから た のしい会話は長寿のひけつ 上菅田地区社会福祉協議会 住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の見守り・支えあいを推進し、地域福祉保健計画の中で、『愛と笑顔のあふれるかみすげた福祉タウン』の実現を目指します。 上菅田地区HP 二次元コード 上菅田地区のホームページにて地区の取組をご覧いただけます。 68ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 笹山 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●笹山地区は区北部に位置し、丘陵部が開発されてできた緑豊かな地区です。秋には、バス通りのいちょうが美しい風景を見せてくれます。 駅から離れており、住民の多くはバスを利用して生活しています。 ●約2,000人が集合住宅で暮らしています。高齢化が進み、65歳以上の割合は約57.5%です。  ●外国籍の方も多く、若い世代の中には外国からの留学生もいます。 ●住民同士の声かけや困った時の助け合いが色々なところで行われ、見守り・支え合いの活動が活発な地域です。地区の中央にある集会所でも様々な活動が行われています。 目指す地域の姿(スローガン) つながりのあるまち 見守り ・子育て世代から高齢者、外国人まで、今ある活動を継続し、交流しながら見守る、お互いにつながっていく ・関係機関と協力し見守りの仕組みを検討していく 自助・共助、情報 ・住民自助を啓発し、住民一人ひとりの力、みんなの力を合わせていく ・ボランティアの担い手を増やしていく ・必要な情報を発信していく 健康づくり ・高齢者・若い世代を含めた誰もが参加しやすい健康づくりに取り組んでいく 69ページ 取組目標や具体的な取組 見守り 自助・共助、情報 健康づくり これまで続けてきた取組(第2期計画期間(〜平成27年度)より前からある取組)  活動の1つ1つが、住民同士の見守りや、健康づくりにつながっています。これからも、継続してきた活動を大切にし、丁寧に声かけをしながら行っていきます。 ・ミニデイサービスよろこびの会 ・シニアサロンやまびこ(きらり☆シニア塾) ・うたごえ広場ハーモニー笹山 ・笹山寿会 健康ラジオ体操、カラオケ、グラウンドゴルフ、友愛活動 ・カラオケレッスンパンジー ・カラオケ愛好会 ・広報誌「ほのぼの」 ・上菅田笹の丘小学校「登下校時パトロール隊」 ・ちょいボラ ・友愛活動 ・笹山配食 連携しています→地区社協・福祉事業所・地域ケアプラザ(CP) 新たにスタートし始めた取組(第3期計画期間(平成28年度〜)に始まった取組)  園芸・運動・食・居場所などの活動による生きがいづくりや定期的な情報交換の場を通して住民が安心して暮らせるまちづくりを目指します。 ・美化活動(バス停・落ち葉清掃、花絆) 連携しています→中学校 ・ウォーキング笹山 ・みんなde食堂  連携しています→地区社協・保育園・民間企業・区社協  ・サロンひだまり 連携しています→笹山寿会・CP ・笹山見守り連絡会  連携しています→自治会、民児協、地区社協、寿会、ちょいボラ、キャラバンメイト、東急コミュニティ、区役所、区社協、CP 今後のポイント  自治会、民児協、地区社協、令和2年10月から開所した笹の輪相談室※、東急コミュニティ、上菅田地域ケアプラザ、区社協、区役所等が連携し、今までの活動を継続していくとともに、「見守り」「自助・共助、情報」「健康づくり」を柱に地域住民がつながるように活動していきます。 ※生活相談室(笹の輪相談室)を設置し、生活援助員が生活に関する相談、安否確認、緊急時対応などを行う事業。 70ページ 第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)地区別計画 千丸台 地区 【わたしたちのまちの概況・特徴】 ●千丸台地区は1963年に建設された県営千丸台団地(アパート、ハイツ)で構成されています。 ●約1,600人が暮らしており、年々減少傾向にあります。 ●65歳以上の高齢者の割合は56.6%で、年々増加しています。 ●区の中心から北西部に位置していて、緑豊かな地域です。 ●高齢者・障がい者世帯が多く、見守り活動など地域での支えあいが盛んな地域です。 ●住民が日常的に気軽に集まれる場があるほか、お祭りなどの行事も盛んに行われている、住民同士の交流が活発な地域です。 目指す地域の姿(スローガン) 笑顔が嬉しい いつまでも長く住みたい千丸台団地 地区社協が目指す街 ・自立したまち ・助け合いのまち ・安らぎのあるまち 自治会が目指す街 ・笑顔あふれるまち ・仲間づくりのまち ・思いやりのあるまち 民生委員・児童委員が目指す街 ・見守りのまち ・健康のまち ・協力し合えるまち 71ページ 取組目標や具体的な取組 餅つき 地域住民ボランティアセンター 千丸台文化祭&福祉バザー 困っても相談できる 顔のみえる関係づくり 自治会 ◇仲間づくり◇ 毎月行われる一斉清掃活動や朝市など、趣味や様々な活動を通じて、笑顔溢れる仲間づくりを支援していきます。 地区社協 ◇自立支援の活動◇ 高齢化が進む千丸台地区において、外出や健康づくりを通じて生活の自立に向けた支援を行います。 また、見守り、支え合うために、地域ミニケア会議を通じて支援策の検討を行います。 民生委員・児童委員 ◇見守り活動◇ 日ごろの活動を通じて得られた情報をもとに作成した見守りマップや災害時要援護者名簿を活用し、すべての人を見守り、関係機関につなげます。 ほっとなまちづくり懇談会 民児協の定例会議 地域見守りネット(室内からの緊急通報装置)