横浜市観光・MICE戦略(素案) 市民と共に創り、世界から選ばれるアーバンリゾートへ パブリックコメント募集 令和5年10月2日(月)から10月31日(火)まで 横浜市 人口減少、少子高齢化が進む中、横浜市が将来にわたって発展し続けるためには、観光・MICEの振興により、人を呼び込み、にぎわいを創り出し、横浜経済を活性化させることが重要です。また、旅行者満足度を向上させるとともに、市民にとって、観光・MICEの振興が横浜市の発展に寄与していると実感できるよう取り組むことが必要です。国内外の旅行者から選ばれ、市民が横浜を誇り住み続けたくなる、さらには、訪れた人が住みたくなる都市を目指して、事業者や市民とともにオール横浜で取組の方向性を共有し、持続可能な観光・MICEを推進するため、「横浜市観光・MICE戦略」を策定します。 「横浜市観光・MICE戦略(素案)」について、皆様の御意見を募集します! 御意見の提出方法 いずれかの方法で御意見をお寄せください。 オンライン【推奨】(横浜市電子申請・届出システム) https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/a00dca6d-b252-49f0-9478-0597036b4a46/start 電子メール nw-30senryaku@city.yokohama.jp 郵便 郵便番号231-0005横浜市中区本町6丁目50番地の10横浜市にぎわいスポーツ文化局観光振興課宛 FAX 045-663-6540 (「観光振興課宛」と明記ください。) 詳しい内容(素案)はこちら https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/bunko/sonota/senryaku.html 注意事項 御意見を正確に把握する必要があるため、電話や口頭では、お受けできません。 頂いた御意見は、戦略策定の参考に利用します。個人情報を除き、本市の考え方と合わせて後日公表します。個別の回答はしませんので、あらかじめ御了承ください。 御意見に付記いただいた個人情報は、 「個人情報の保護に関する法律」に従って適正に管理し、本意見募集に関する業務にのみ利用します。 お問い合わせ パブリックコメント募集の手続きに関してご不明点等がある場合は、にぎわいスポーツ文化局観光振興課パブリックコメント担当(電話番号045-671-3652)までお問い合わせください。 本戦略は2030年を見据えた方向性を示します。 目指す姿 市民と共に創り、世界から選ばれるアーバンリゾート 基本姿勢 長期的観点 ここに画像があります。 長期的観点のイメージ図です。 “まち”を創る、観光・MICEとまちづくりを両輪で推進し、回遊性を向上させ滞在したくなる“まち”を創る “ひと”を創る、観光・MICEを支える人材の充実を図り、横浜に関わる多様な“ひと”を創る “しくみ”を創る、観光・MICEをオール横浜で持続的かつ強力に推進し、にぎわい創出に向けた“しくみ”を創る 画像の説明は以上です。 重視する視点 独自性、開放的なウォーターフロント、開港の歴史、文化芸術、音楽・スポーツイベントなど横浜の多様性あふれる魅力を生かす 経済性、観光・MICE産業の活性化と地域内経済循環の向上を図る 持続性、DMOをけん引役として地域一体となった推進体制の強化を図るとともに、SDGs達成に向けた取組を推進する 目標 2030年、観光消費額5,000億円 2015〜2019年の5か年平均、3,467億円 誘客ターゲット 国内外の観光消費が高い層としたうえで、その中でも、横浜の特長に合致する誘客ターゲットを4つ設定し、それぞれに合わせたアプローチを行います。 ここに画像があります。 誘客ターゲットのイメージ図です。 観光消費が高い層 横浜の観光資源や強みと合致する層、音楽、スポーツ、歴史、文化、癒しや非日常を求める層 MICE参加者、国際会議や医学会議、ビジネスイベント参加者 子育てファミリー層、2世代、3世代で観光する旅行者 クルーズ客、横浜に発着・寄港するクルーズ船の乗客 画像の説明は以上です。 目指す姿の実現に向けた4つの戦略 2030年を?据えた“?指す姿”を達成するため、「4つの戦略」で構成しています。 戦略1 多様性あふれる魅力と感動のあるまちづくり 戦略2 グローバルMICE都市としての競争力の強化 戦略3 市内経済の活性化と人材の充実 戦略4 持続可能な観光・MICEの推進 戦略1 多様性あふれる魅?と感動のあるまちづくり 横浜は開放的なウォーターフロント、開港の歴史、?化芸術、まちに広がるイベントなど多様性あふれる魅?が凝縮しています。それらをつなぎ合わせて回遊につなげ、まち全体のにぎわいを創出します。また、地域独?のストーリーを有する資源を?かすなど、横浜ならではの体験価値を?めていくことで、リピーターを増やし、誰もが訪れるたびに新たな発?・感動のあるまちを?指します。 1 都心臨海部の魅力づくり 都市部でありながら親水性が高く開放的なウォーターフロントを生かした花や緑があふれるアーバンリゾートとして、水上交通等回遊性を高める移動手段の充実、音楽・スポーツ・企業・研究機関などの集積を生かすことで、にぎわいを都心臨海部全体に広げます。また、開港の地の歴史や文化が宿る多様な資源の磨き上げとストーリー化による横浜ならではの体験価値向上や、子どもも大人も安心して楽しめ、何度も訪れたくなるまちとしての魅力向上を図ります。 2 市内各所と連動した魅力づくり 郊外部の歴史や自然、動物園・水族館、大型スタジアム・アリーナ等、地域ならではの魅力を向上させ、また連動させ、市内回遊につなげます。さらに、2027年の国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」によるにぎわいを市内各所に広げ、開催後も上瀬谷エリアに新たな郊外部の活性化拠点を形成し、魅力の向上を図ります。 3 広域連携の推進 近隣エリアと横浜の魅力をかけ合わせて体験価値を向上させ、エリア全体の回遊を促進し、横浜を拠点とした宿泊につなげます。また、海外からのゲートウェイとして、訪日旅行者を対象としたマーケティングを行い、国内各地と横浜の魅力をかけ合わせたプロモーションを実施することで、相互の送客につなげます。 4 まちの魅力や価値を高め、発信する DXの推進により、マーケティング強化や戦略的な誘客プロモーションの展開、市民とともに横浜ならではの魅力の発信を行い、横浜ファンを増やし、リピート率を高めます。また、誰もが快適かつ安心感をもって横浜を楽しむことができるよう、DXによる滞在環境の更なる向上を図ります。 戦略2 グローバルMICE都市としての競争?の強化 横浜の特?を?かして、アジアを代表するグローバルMICE都市としての競争?を強化し、経済効果の高い中?型の国際会議や医学会議、ビジネスイベント等の戦略的な誘致を加速します。アフターコンベンションの充実等により、経済効果を最?化させるとともに、ビジネス機会やイノベーション創出など、社会的効果の拡?に取り組み、MICE都市として?躍するまちを?指します。 1 MICEの戦略的誘致 経済的効果の高い中大型国際会議や国内医学会議、都市のプレゼンスやシビックプライド向上につながる政府系国際会議の更なる誘致を進めるとともに、企業ミーティングやインセンティブ旅行等、新たなビジネスイベントの創出に取り組みます。 2 MICEの受入環境整備 横浜ならではのまちの魅力を楽しむことのできるユニークベニューやテクニカルビジット、アフターコンベンションの充実など、まちぐるみでMICE参加者を受け入れ、回遊させるしくみを構築します。また、関連事業者と連携した受入環境整備や「MICE開催地横浜」としてのブランディングを推進します。 3 MICE開催による社会的効果の拡大 MICE開催を契機に、市内教育機関との連携や次世代プログラムを提供します。また、市内の企業や大学、研究機関等とMICE参加者・出展者とのマッチングなどによるビジネス機会、イノベーションの創出等、社会的効果の拡大を図ります。 戦略3 市内経済の活性化と?材の充実 多様な企業や研究機関、スタートアップ等の集積を生かしたオープンイノベーションや事業者間連携、DXの推進等により、横浜の観光・MICE産業の生産性向上や高付加価値化を図るとともに、事業機会の拡大や新規事業の開発を促し、地域内経済循環を高め、雇用の創出につなげます。あわせて、観光・MICEを支える人材の充実を図り、市内経済の活性化を促進します。 1 経済波及と地域内経済循環の強化 DXの推進等により、観光・MICE産業の生産性を向上させ、収益の向上や雇用の安定化を図ります。需要予測やニーズ分析を進めて、効果的なプロモーションや新たなサービスの開発等を促進し、ビジネス機会の拡充や高付加価値化による収益拡大につなげます。 また、産官学金の連携を強化し、多様な事業者の新たなチャレンジを後押しすることで、新たなサービスの開発や質の向上を図り、地域内調達につなげます。これにより、市内産業の発展や県域への経済波及の拡大とともに環境負荷の軽減を図り、持続可能性を高めます。 2 観光・MICEを支える人材の充実 多様な人材が互いの知識や技術を持って、集まり交流する拠点(ナレッジハブ)を創出し、観光・MICE産業で活躍する人材の充実を図ります。あわせて、観光・MICEの発展を担う人材の拡充に取り組むとともに、リカレント教育等により多様化・高度化する専門スキルの向上を促進します。 また、多分野のスペシャリストとDMOや観光・MICE事業者との連携を強化し、サービスの高付加価値化を図ります。 戦略4 持続可能な観光・MICEの推進 事業者、DMO、行政、市民等が連携することで、地域一体となって持続的に観光・MICEを推進します。市内経済の活性化に加え、環境の保全、市民生活の豊かさの向上、文化の継承・発展等を図り、市内外の様々な人の関わりを強化することで、国内外の旅行者に選ばれ、市民が誇れる魅力的な観光・MICE都市の実現を目指します。 1 地域一体となった推進体制の強化 DMOが地域のけん引役となり、幅広い関係者の参画による推進体制の強化を図ります。特に、マーケティング機能やコーディネート機能を強化し、デジタルプラットフォームを構築することで、地域一体となった魅力創出や戦略的な誘客プロモーションを促進します。 また、行政とDMOの連携による災害時等の正確な情報発信の強化や、風評被害等があった際のプロモーション展開等、観光危機管理の仕組みづくりを進めます。あわせて、市民と一体となった観光・MICEを推進するため、市民への情報発信等によりシビックプライドや旅行者を受け入れる機運の醸成を図ります。 さらに、多様な財源の検討を進め、安定的かつ持続的な財源の確保を行い、旅行者へのサービス向上やDMOの安定的な運営につなげます。 2 SDGs達成に向けた取組の推進 脱炭素等、環境負荷低減の取組を推進するとともに、市民や旅行者が多様な資源や文化を守り育てる機運を醸成します。また、誰もが安心安全かつ快適に旅行を楽しめるユニバーサルツーリズムを推進します。 あわせて、旅行者やMICE主催者等に対し、SDGsを推進する取組を事業者等と連携して発信し、SDGsに対応した滞在を促進することで、市民生活と調和した観光・MICEを実現します。 資料 2023〜2025年度の取組事例 戦略1 @夜も朝も楽しめるまちづくり A音楽・エンターテインメントによるにぎわい創出 Bスポーツ・ウェルネスによるにぎわい創出 C移動そのものが楽しめるまちづくり D地域ならではの魅力向上 E広域連携の推進 F誘客プロモーションの強化 戦略2 GMICEの戦略的誘致の加速 Hアフターコンベンションの充実 IMICE開催によるビジネス・イノベーション創出に向けた仕組みづくり 戦略3 JDXの推進等による観光・MICE産業の生産性向上 K地域内経済循環の強化 L観光・MICEを支える人材の充実 戦略4 M地域一体となった推進体制の強化 N市民・事業者への情報発信の強化、シビックプライドの醸成 OSDGs達成に向けた取組の推進 横浜の観光入込客数(実人数)・観光消費額の推移 ここにグラフがあります。 2015年から2022年までの横浜の観光入込客数(実人数)・観光消費額の推移を表現したグラフです。グラフの説明は終わりです。 用語解説 アフターコンベンション 会議日程終了後、または会議時間終了後に引き続いて行われる各種の行事。自由参加による周辺地域のショッピング、娯楽等の活動を含めるのが一般的。"post conference" とほぼ同意語。 イノベーション モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れて新たな価値を生み出し、社会にインパクトのある革新や刷新、変革をもたらすこと。 SDGs 「Sustainable Development Goals」の略。2015年9月に国連サミットで採択された2030年までの世界共通の目標である。環境や経済、まちづくりなどをテーマとする17のゴールから構成され、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指し、世界各国及び日本の全国各地で取組が推進されている。 国際園芸博覧会 正式略称は「GREEN×EXPO 2027」。国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献を目的に、2027年に横浜の旧上瀬谷通信施設で開催される国際的な博覧会。 スタートアップ イノベーションや新たなビジネスモデルの構築、新たな市場の開拓により、創業から短期間で急成長を目指す企業。 DX 「Digital Transformation」の略で、デジタルと変革を掛け合わせた造語。デジタル技術を用いて、それまで実現できなかった新たなサービスや価値を創り出し、社会やサービスを変革すること。 DMO 「Destination Management/Marketing Organization」の略。地域の多様な関係者を巻き込みつつ、科学的なアプローチを取り入れた観光地域づくりを行うけん引役となる法人。横浜では、2022年10月に公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューローが観光庁から認められ、登録DMOとなった。 テクニカルビジット 実地見学。会議参加者にとって関心のある工場等の現場見学。 MICE 企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)などの総称。 ユニークベニュー 国際会議などの開催にあたり、コンベンション施設やホテルの宴会場といった一般的な会場ではなく、会議やパーティーなどを行うために特別に開放された博物館や美術館、歴史的建造物、スポーツ施設、自然空間などの会場のこと。 リカレント教育 学校教育から一旦離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すこと。 はがきの裏面が入ります。 御意見のある項目にチェックを入れてください。(複数選択可) ※項目がわからない場合は、御意見のみ御記入ください。 基本理念 四角、目指す姿 四角、基本姿勢 四角、目標 四角、誘客ターゲット 四角、目指す姿の実現に向けた4つの戦略 4つの戦略 四角、戦略1 四角、戦略2 四角、戦略3 四角、戦略4 資料 四角、2023〜2025年度の取組事例 こちらに御意見を御記入ください。 御協力ありがとうございました。 はがきの裏面は終わりです。 目指す姿 市民と共に創り、世界から選ばれるアーバンリゾート 横浜は、歴史や?化、開放的なウォーターフロント、花・緑、?楽、スポーツ、まちに広がるイベント、集積する企業・研究機関、?規模コンベンション施設、グローバルブランドホテルなど、多様性あふれる魅?が凝縮しています。 これらの魅?をつなぎ合わせ、横浜でしか体験できない価値として事業者や地域の皆様と共に磨き上げ、新たなにぎわいを創出し続けます。世界の?々が交流するビジネス・イノベーション拠点であり、また、都会にいながら非日常の高揚感のある体験や、癒しのあるラグジュアリーな滞在が楽しめるアーバンリゾートを?指します。 脱炭素等、環境や持続可能な観光に配慮しながら、DXなどを取り入れ、快適に楽しめる都市を実現します。 開港の地として、多様な文化を受け入れてきた進取の気風を生かし、世界に開かれた日本のゲートウェイとして、世界から選ばれる持続可能な都市を事業者や市民の皆様と共に創り上げていきます。 はがきの表面が入ります。 郵便はがき 231-8790 (受取人) 横浜市中区本町6-50-10 市庁舎30階 横浜市にぎわいスポーツ文化局 観光振興課 パブリックコメント担当 行 郵便のバーコードが入ります。 回答されるあなたの情報を教えてください 。 住所 四角横浜市(    区) 四角市外 ※市内在学・在勤の場合はチェックを入れてください。  四角在学 四角在勤 年代 四角10代以下 四角20代 四角30代 四角40代 四角50代 四角60代以上 はがきの表面は以上です。 パブリックコメント募集期間 令和5年10月2日(月)から10月31日(火)まで 御意見の提出方法 いずれかの方法で御意見をお寄せください。 オンライン【推奨】、オンライン入力フォーム(電子申請・届出システム)へアクセスし、御入力ください。 https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/a00dca6d-b252-49f0-9478-0597036b4a46/start 電子メール nw-30senryaku@city.yokohama.jp 郵便 左のハガキを切り取ってお送りください。切手は不要です(当日消印まで有効)。 FAX 045-663-6540 (「観光振興課宛」と明記ください。) 注意事項 御意見を正確に把握する必要があるため、電話や口頭では、お受けできません。 頂いた御意見は、戦略策定の参考に利用します。個人情報を除き、本市の考え方と合わせて後日公表します。個別の回答はしませんので、あらかじめ御了承ください。 御意見に付記いただいた個人情報は、 「個人情報の保護に関する法律」に従って適正に管理し、本意見募集に関する業務にのみ利用します。 令和5年9月発行