《コラム》明日をひらく都市であり続けるために~横浜市中期計画2022~2025 編集部  様々な変化や課題に着実に対応していくため、統計データ等から将来を想定し、そこから見える課題を先取りして、その解決に向けた最適な方策を選択していく必要があるという基本認識のもと、令和4年12月に「横浜市中期計画2022~2025」を策定しました。  「明日をひらく都市」を共にめざす都市像として描き、その実現のための基本戦略「子育てしたいまち次世代を共に育むまちヨコハマ」を掲げて、9つの中長期的な戦略と、計画期間の4年間に重点的に取り組む38の政策を取りまとめています。  戦略1「すべての子どもたちの未来を創るまちづくり」には、本号に掲載している保留児童対策タスクフォースや子育て世帯のライフスタイルに沿うまちづくりでの調査やデータ分析の成果、戦略4「未来を切り拓く経済成長と国際都市・横浜の実現」には、市内経済を支える中小・小規模事業者のデジタル化などへの支援や商店街への支援、観光の振興などの取組が繋がり、また、戦略5「新たな価値を創造し続ける郊外部のまちづくり」には、郊外部のまちづくりや住生活に関する取組が、戦略2「誰もがいきいきと生涯活躍できるまちづくり」には地域包括ケアの推進の取組などが繋がっています。  このような取組を推進するための基本姿勢として、地域コミュニティの強化、DXの視点とデータ活用・オープンイノベーションの推進、協働・共創などの視点を重視しています。