観光 ●横浜を訪れる観光客が過去最高を更新 買物や飲食をはじめ、横浜を訪れた人の数の指標である観光入込客数(実人数)は、2015(平成27)年~2019(令和元)年の5年間は平均3600万人で推移していましたが、2020年(令和2)年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で1629万人まで減少しました。その後、2023(令和5)年は3600万人まで回復し、2024(令和6)年には3773万人と、統計算出以来、過去最高となりました。2024(令和6)年の観光入込客数の内訳は、宿泊客が約511万人、日帰り客が約3263万人となっています。 横浜を訪れる人の増加とともに、観光消費額も年々増えており、観光入込客数と同様、2024(令和6)年に過去最高となる4564億円に達しています(図1)。 ●エリア別の集客では「みなとみらい・桜木町地区」が最多 2024(令和6)年に横浜を訪れた人をエリア別に見ると、「みなとみらい・桜木町地区」が第1位で年間約1459万人、第2位は地理的にも近い「山下・関内・伊勢佐木町地区」で約907万人、そして第3位が「磯子・金沢地区」の約356万人となっていますが、よこはま動物園ズーラシアやこどもの国などの「その他地区」も約1062万人となっており、市内の様々な地区を多くの観光客が訪れていることがうかがえます(図2)。 また、横浜の夜景は、夜景そのものの魅力や多種多様なコンテンツが評価され、2024(令和6)年に「日本新三大夜景都市」に認定されました。そして、2024春節、夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2024〉をはじめとする「観光イベント」にも多くの人が訪れています。2024(令和6)年度に観光庁の基準に該当する「観光イベント」に訪れた人は10年前の2倍以上に当たる2075万人となっています。 横浜を訪れた人の居住地域は、「東京都」が25.3%、「神奈川県」が21.0%、「埼玉県」が8.0%、「千葉県」が7.6%の順となっています。 ●来訪の目的は「飲食」が最多 横浜を訪れる目的は、「飲食」が42.4%と最も高く、「街歩き」が32.0%、「遊園地・テーマパークなどのレジャー」が19.3%となっています(図3)。エリア別の第1位である「みなとみらい・桜木町地区」の特徴などが大きく影響していると考えられます。 ●外国人宿泊客も94万人を超えて過去最高 市内の外国人延べ宿泊者数は、2015(平成27)年以降、年間70万人泊台で推移していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で2020(令和2)年から著しく減少し、2021(令和3)年には8万人泊を切りました。その後、急激に回復し、2024(令和6)年には94万人泊を超え、過去最高となりました(図4)。2024(令和6)年の宿泊者の地域別では、中国、アメリカ、台湾、韓国、オーストラリアの順となっていますが、全国では中国、台湾、韓国、アメリカ、香港の順であり、横浜市はアメリカの割合が高いことなどが特徴となっています(図5)。 なお、国際会議は、2015~2019年の5年間で平均200件程度、2019(令和元)年には277件開催されていました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で2020(令和2)年には9件まで減少しましたが、2024(令和6)年には103件まで増加しています。また、2024(令和6)年の中・大型国際会議の開催件数では東京(23区)(70件)に次いで全国2位(33件)となっています。 また、外国客船の横浜港への寄港回数については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、2020(令和2)年3月から2023(令和5)年2月まで外国客船の受け入れを停止していましたが、2024(令和6)年にはコロナ禍前と同水準の82回となっています。