市民像3 プライベートをもっと充実させたいが、今は多忙で余裕のない人たち 16.8% 生活満足度は必ずしも低くはないですが、心配ごとを様々抱えており、また、仕事以外のことを大事にしたいと考えています。しかし、時間の余裕はあまりなく、今は社会のことよりも、自分の生活のことなどに忙しい人たちです。 【このグループに属する人の特徴】 ◎心配ごとや困りごとは様々あるが、生活満足度は平均程度 「自分や家族の健康・病気のこと」や「子どもの保育や教育のこと」、「仕事や職場のこと」など、心配ごとや困りごとは様々です。生活満足度は67%で平均程度となっています。 ◎時間に余裕がなく、自由に過ごせる時間の満足度が低い 「時間に余裕がない」と答えた人の割合は51%で平均と比べて高くなっています。 「自由に過ごせる時間」に満足と答えた人の割合は5割半ば、不満と答えた人の割合は3割を超えており、平均よりも満足度は低く、不満度も高くなっています。 ◎仕事以外を大事にしたい 「仕事は収入のためで、仕事以外のことを大事にしたほうがよい」と答えた人の割合が他のグループと比べて最も高く、「いくつになっても、元気なうちは働くべき」と答えた人の割合は低くなっています。仕事以外を大事にしたいという気持ちが強い人が多いグループであると考えられます。 ◎社会のことよりも自分の生活を優先、地域への愛着も低い 「社会のことよりも自分の生活が大事」と答えた人の割合は50%で平均と比べて高くなっています。「住まいの周辺の地域に愛着や誇りを感じている」と答えた人の割合は37%で他のグループと比べて最も低くなっています。 ◎生きがいは「育児・教育、子の成長」 「育児・教育、子の成長」を生きがい・やりがいと感じる人は3割を超え、他のグループと比べて最も高くなっています。「家族との時間・団らん」も47%と平均と比べて高くなっています。 【このグループに属する人の“活躍”】 ●現在行っていること 仕事と家庭のこと(家事・育児・介護など)の両方を行っている人が多い。 地域活動等の社会的な活動や趣味のことをしている人は平均と比べて少なくなっている。 ●今後の活動の希望 「特にない」と答えた人の割合が最も高く、今は多忙で余裕がないということがうかがえる。次いで「家族の介護・看護」、「地域活動・ボランティア活動などの社会的な活動」、「趣味」となっている。 ●“活躍”のイメージ 世間や社会、人から評価されることとして捉えている人が多く、「自分らしく生き生きと過ごすこと」以外は平均を超えている。