市民像1 何事にも強いこだわりはなく、平穏に暮らしている人たち 23.0% 仕事や家庭のこと、社会活動などの活動について明確な意向はありません。生活への満足度は高くも低くもなく、日々を平穏に過ごしている人たちです。 【このグループに属する人の特徴】 ◎今の生活が満足とも不満とも言えない 「生活に満足している」と答えた人の割合は56%と平均よりも低いですが、「不満がある」と答えた人の割合も13%と平均より低く、どちらとも言えないと感じている人が多くなっています。 ◎時間の余裕はあまり感じられていない 「時間に余裕がある」と答えた人の割合は41%と平均と比較してやや低くなっています。「余裕がない」と答えた人の割合もそれほど高くありませんが、これはどちらとも言えないと答えた人が多いことが影響しています。 ◎心配ごとや困りごとを抱えている 「心配ごとや困っていることはない」と答えた人の割合は5%と低く、何らかの心配ごとや困りごとを抱えている人たちが多いようです。 ◎自分から人との関係を広げていくことに積極的になれない 「気の合った人とつき合うだけでなく、いろいろな人と交流することもよい」とは感じていますが、「はじめて出会った人に対しては、自分から話しかけるほう」という訳でもありません。 ◎「自分を頼りにしてくれる人がいる」と明確に感じられない 「自分を頼りにしてくれる人がいる」と答えた人の割合が54%と平均と比べて低く、どちらとも言えないと答えた人の割合が高くなっています。 ◎社会と関わる意欲はやや低い 「何らかの形で、積極的に社会の役に立つことをしたい」と答えた人の割合は48%と平均と比べて低く、「住まいの周辺や地域に愛着や誇りを感じている」と答えた人の割合もやや低くなっています。 【このグループに属する人の“活躍”】 ●現在行っていること 仕事や家庭のことなどを行っている。地域活動等の社会的な活動や趣味をしている人は平均と比べて少ない。 ●今後の活動の希望 特にないと答えた人の割合が高く、強い希望がないことがうかがえる。 その中でも希望が高いものは「家族の介護・看護」、「趣味」となっている。 ●“活躍”のイメージ 全ての項目で平均よりも低いが、割合の大小は平均と同じ傾向で、最も多いのは「広く社会や人のためになることをすること」となっている。