はじめに 私たちは今、少子高齢化の進展とともに、戦後初めて人口が減少に転じる大きな転換期にいます。 近年のAI、IoTなどの情報技術の進展は、社会構造を劇的に変え、働き方や人との関わり方など私たちの行動や意識も大きく変化し、多様化しています。 また、一億総活躍社会、女性の活躍などの言葉にあるような、一人ひとりが仕事や家庭、地域などで能力を発揮したり、生きがいを感じることができる社会の実現に向けた取組が進められる中、私たちの暮らしに何が起きているのでしょうか。 第14回目となる今回の横浜市民生活白書は「日常生活の中での活躍=vをテーマとし、日々の暮らしの中で行っている様々な活動を活躍≠ニして捉え、どのような活躍が、どのように行われているのかについて、市民生活に関する統計や意識調査などを基に、現状を把握することを試みました。 本白書の基礎とするため実施した「日常生活の中での活動に関する調査」(平成30年7月)にご協力いただいた方々にこの場をお借りして厚くお礼を申し上げるとともに、この白書がこれからの横浜を共に考えていくための一助となることを願います。