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第12回 横浜市公立大学法人評価委員会 会議録

最終更新日 2020年3月11日

  • 日時 平成19年 7月26日(木) 14時00分~17時00分
  • 場所 ヨコハマプラザホテル 5階 葵の間
  • 出席者 川村委員長、蟻川委員、岸委員、山上委員
  • 開催形態 公開
  • 次第
  • 議事

1.第11回横浜市公立大学法人評価委員会議事要旨(案)について

【資料1】により事務局から説明があり、了承された。


*主な意見交換等

特になし


2.平成18年度公立大学法人横浜市立大学の年度計画における業務の実績評価について

【資料2】により法人から説明があり、評価作業シートに基づき評価を行なった。


*主な意見交換等

(1) 1. 大学の運営に関する目標を達成するための取組について
・2年目として概ね年度計画通りに進んでいると思う。評価委員のコメントの中にも「横浜市立大学のイメージが広く共有された価値観となり、また社会にも認知されることが重要ではないか。」とあるが、まだ社会的に認知されていないことをきちんと受け止めなければならない。
ア 1.教育の成果に関する目標を達成するための取組
・改善改革報告書については、計画を作成することが大切だ。また、17年度の指摘事項でもあり、何も実施されていないのは遺憾である。
・改善改革報告書については、計画自体に無理がなければ、実行しなければならない。国際総合科学部としての一体感が無いと思う。
・改善改革報告書をきちんと作成して、(意識改革の)時間を短くすることが大切だと思う。
・学生は新学部のつもりで入学してくるのに、教職員が古い体質のままでは、学生にとっても気の毒だと思う。


イ 2.教育内容等に関する目標を達成するための取組
・入試について、アドミッションズセンターの対応が十分ではないことから、戦略的に取り組まれていないと思う。
・少子化が理由だと言うようではだめだ。例えば、入試倍率が2倍あれば、ある程度の学生を確保できるがそれ以下だと厳しい。生き残りをかけて、真剣に取り組まなければならない。
・入試過誤については、程度の問題もあるが、根本的な間違いがあってはまずいし、一気に信用を失なってしまう。
・ファカルティ・デベロップメント(FD)への取組が一番難しい課題だと思うが、大学が取り組むべき問題だ。教員が相互にやり取りすべきで、実際に力を上げるにはピアレビューが最も効果的だと思う。


ウ 3.学生の支援に関する目標を達成するための取組
・成績優秀者特待生制度の創設については、17年度にも指摘をしているところであるが、中期計画上では18年度に「実施」となっているのに、実際には「実施に向けた制度の検討を進めている」となっており、遺憾だ。


エ 4.研究に関する目標を達成するための取組
・科学研究費補助金の獲得人数は増えているが総額では減っていることについて、科研費の獲得は重要であり、人数が増えたことについては評価するが、今後は獲得額の増に向けて取り組んで欲しい。


(2) 2. 地域貢献に関する目標を達成するための取組について
・医療分野の取組については何も書いておらず、エクステンションセンター関連のみとなっているが、病院は非常に良くやっており、本来は地域貢献として触れておくべきだ。
・エクステンションセンターについては期待はずれだった。このようによい場所に設置しながら実績が低い。


(3) 3. 国際化に関する目標を達成するための取組について
・国際総合科学部を設置する横浜市立大学としては、留学生の数が少ない。海外へ留学するのと同様に、海外から留学生がキャンパスに入ってくることも必要だ。英語による授業も少ない。
・学長が精力的に海外で協定を結んでいるが、むしろ協定に基づいて実行することが大変であり、危機感を持っている。受け入れ体制をしっかりして留学生を増やし、協定を実効のあるものにして欲しい。
・意欲的に取り組んでいる一面は認めるが、他の公立大学と比較しても遅れているように思う。
・民間の奨学財団がたくさんあり、財団もよい学生を確保するのに苦労している。大学が自ら財団などへアプローチして推薦枠を作ることも検討してはどうか。


(4) 4. 附属病院に関する目標を達成するための取組について
・待ち時間の問題もあるが、全体としては良くやっていると思う。特に、診療報酬のマイナス改定の中で、医業収益が30%の増収となっていることは評価できる。


ア 1.安全な医療の提供のための取組
・ISOが計画より遅れている。


イ 2.健全な病院経営の確立のための取組
・大学病院は教育研究病院でもあるので、地域貢献とのバランスが重要だ。経営としては良くやっているが、大学附属病院としての使命も大切である。

ウ 3.患者本位の医療サービスの向上と地域医療への貢献のための取組
・病院の待ち時間は大切な課題で、患者は次の予定を心配しなければならない。患者としては非常にストレスになる。


エ 4.高度・先進医療の推進に関する目標を実現するための取組
・法人の自己評価には、「女性専門外来」について触れられておらず、計画に対して、実施できたのか、あるいは実施できなかったのかなどを明確に記述して欲しい。


オ 5.良質な医療人の育成に関る目標を実現するための取組
・市大病院学会について触れられていないのは残念だ。病院のホームページでは計画が掲載されているが実施されていない。


(5) 5. 法人の経営に関する目標を達成するための取組について
ア 1.経営内容の改善に関する目標を達成するための取組
・ISOについては、教育上、意味のあることであり、学生に対して意識を呼びかけるのに使える。紙から電気まですべてISOで説明ができる。大学は毎年学生が入れ替わるので、ISOを通じて意識改革ができるという点では役に立つ。ISOの取得については、もう少し検討してもらいたい。


イ 2.業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するための取組
・法人の自己評価ではいろいろと掲げているが、実際、実施には至っていない取組も見受けられる。やることが多すぎて、体制が整っていないという印象だ。
・特に教員評価はナイーブな問題だ。計画に対してはCと評価せざるを得ない。計画を変更するべきかもしれないが、変更することにより取組が鈍るようではだめだ。
・教師力、つまり教員の意識を高めることは大切だが、かと言って無理な計画では問題だ。
・月次決算など経営面での改善は図られているので、人事関係に関してはC評価、それ以外はB評価というように分けてはどうか。


(6) 7. その他業務運営に関する重要目標を達成するための取組について
ア 1.安全管理に関する目標を達成するための取組
・防災については非常に良くやっているが、総合的な危機管理体制についてもっと目配りをしていただかなければならない。
・危機管理は防災だけではなく、全体を見渡さなければならない。災害が最も大きい危機管理であることは確かだが、災害に寄り過ぎているのではないか。はしかやSARSなどに対する管理も一種の危機管理であり、全く想定していないようでは問題だ。


イ 2.情報公開の推進に関する目標を達成するための取組
・コンプライアンスについては、言葉だけが踊って、コンプライアンスという言葉だけで分かったような気がしているのではないか。コンプライアンスマニュアルを配布して満足しているようではだめだ。

・職員一人ひとりまできちんと教育して、浸透させなければ意味が無いと思う。いろいろな機会を通じてマニュアルを出させて、何度も反復して浸透させていく。内容が頭に入っておらず、何かあったときにマニュアルを見るようでは遅い。形骸化しないようにしてほしい。


(7) 8. 予算、収支計画及び資金計画について
・経常利益については、予算はマイナス予算であるが、1,230百万円の利益計上となっている。
・予算に対しての決算は、収益を増加させ、費用の減少、そして経常利益の算出となっており、また、運営交付金が減少する中で、利益を出して来たことは評価できる。ただ、毎年の予算が経常利益でマイナス予算となっているが、これと決算実績の関係をどう見るのか、予算の立て方に問題はないのか一考を要するのではないか。
・業務費の人件費の内、教員人件費と職員人件費の割合や金額の妥当性、予算と決算の関係等については、大学、附属病院、センター病院別に個別の検討が必要であり、そのことは法人の経営管理上、重要な問題であるので、法人において詳細に検討され、そのことについて法人の見解を示されることが必要と考える。
・情報公開や月次決算など良くなってきていることは評価できるが、もっと細部について、法人としてきちんと管理していればよいと思うが、もっと説明責任を果たす努力をしてもらいたい。


3.平成18事業年度財務諸表及び利益の承認(案)について

【資料3】及び【資料4】により事務局から説明があり、財務諸表の適正性を確認するとともに、利益の処分について検討した結果、了承することとした。

*主な意見交換等
・外部資金の獲得の増が、他の公立大学と比較しても多くなっている。他の大学との比較が気になっていたが、かなり頑張っているようだ。効率が良いと言える。

以上

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