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第47回 横浜市公立大学法人評価委員会会議録

最終更新日 2020年3月6日

第47回 横浜市公立大学法人評価委員会会議録

【日時】平成24年8月21日(火曜日)14時~16時
【会議室】開港記念会館 9号室
【出席者】川村委員長、蟻川委員、岸委員、桐野委員、山上委員
【開催形態】公開(傍聴者0名)
【議題】
1 第46回横浜市公立大学法人評価委員会会議録(案)について
2 平成23年度公立大学法人横浜市立大学の年度計画における業務の実績に関する評価結果について
3 平成23事業年度財務諸表及び利益処分の承認(案)について
4 その他

【配布資料】
資料1.第46回横浜市公立大学法人評価委員会会議録(案)(PDF:212KB)
資料2.平成23年度公立大学法人横浜市立大学の業務の実績に関する評価結果(案)(PDF:493KB)
資料3.財務諸表及び利益処分の承認について(PDF:114KB)

議題1:第46回横浜市公立大学法人評価委員会会議録(案)について

  • 事務局から、資料1「第46回横浜市公立大学法人評価委員会会議録(案)」について説明し、承認を得た。

議題2:平成23年度公立大学法人横浜市立大学の年度計画における業務の実績に関する評価結果について

  • 【川村委員長】第46回の法人評価委員会で議論した内容に基づき事務局で作成した資料2について今回の委員会で審議し、市長へ報告する最終的な評価結果とする。まず項目別評価から審議し、最終的に全体評価を確定させる。
  • 事務局から、資料2「平成23年度公立大学法人横浜市立大学の業務の実績に関する評価結果(案)」項目1について説明した。
  • 【川村委員長】7頁評価事項、下から6つめの黄色修正部分、看護学の博士課程というのは指導者の育成ということで良いのか。看護学の場合は、幅広く高度の知識を持って現場で活躍できる人材の養成という役割も期待されていることが多い気がするが。
  • 【法人】中期計画上に記載されている「教育者・研究者」という表現に合わせただけで、あまり深い意味ではない。広い意味での指導者という意味も含まれている。
  • 【山上委員】結論から言うと、非常に良い修正がされたと思う。重要なものとそうでないものが、ある程度重点的にまとめられた。表現がやや冗漫な部分を削り、指摘事項なのかそうでないのかよくわからないものも簡略化され内容がコンパクトになった。そういう意味で適切な修正が行われたと思う。
  • 【川村委員長】山上委員からの指摘があったように、市民にも分かりやすく、重点的にという意味でアピールするのであれば、簡略化した方が良いという意見が各委員からあった。9頁附属2病院に関する目標達成するための取組についてに進む。
  • 事務局より項目2について説明した。
  • 【川村委員長】9頁から12頁について意見はあるか。
  • 【桐野委員】東日本大震災について、医学系を持っている大学は協力したと思うが、何も言及するべきではないとは言えないのではないか。どこかに一言程度入れたほうが良いのではないか。実際に良くやったということは事実である。総括的な部分でも、評価事項の部分でも良いので入れたらどうか。
  • 【山上委員】私も同感である。どこかに触れておくべきである。
  • 【川村委員長】これは法人の取組のところか、評価のところは両病院まとめて記載してはどうか。
  • 【事務局】修正し、附属2病院の震災対策としてまとめたい。
  • 【川村委員長】今回一番の問題は赤字決算である。
  • 【岸委員】最後のところで入れるのであれば、理解できる。
  • 【川村委員長】全体項目で入れるのはどうか。病院の総括の方かあるいは指摘事項の部分だろう。
  • 【岸委員】現実に病院で赤字を出し、全体では赤字ではない。そこを考慮すべきではないか。
  • 【川村委員長】病院の総括、あるいは指摘事項のところで赤字決算について入れてもいいのでは。
  • 【山上委員】前回の委員会でも発言したが、赤字決算になったことはやはり結果として問題は問題だが、赤字の要因を分析していくと、収益の構造要因とは別の様々な要因が重なった結果と言える。予算のあり方、月次決算に対する問題などあるわけだが、あまりにも赤字決算について、それが大きな問題だと触れられていたので、このことについてもう少し表現を和らげてはどうかと事務局のほうに修正を依頼した。赤字決算の結果については、経営管理上留意しなければいけないと思っているが、あまりにもいろいろな箇所で、赤字が問題であると否定的な表現がされていたため気になった。
  • 【岸委員】総括評価で修正したのが、人件費・人件費比率が増加したことなどと修正案に書かれている。ここは月次決算に対する云々は無しにして、赤字決算となったという事実が結果として問題だと思う。人件費・人件費比率についてと赤字決算になったということについて入れていただきたい。ただ指摘事項にまで入れるのかどうか。総括的には9頁の上段で入っている。
  • 【川村委員長】岸委員の意見、9頁上段の総括評価の月次決算に対する意識の低さ等という部分を生かし記載するのはどうか。
  • 【岸委員】月次決算に対する意識の低さというのは抵抗がある。意識の低さではないかもしれない。対応が遅れたのである。月次決算は実際にやっていたが、結果として対応が遅れた。だから月次決算云々は無くして、人件費比率が増加したこと及び赤字決算となったこととしたい。
  • 【川村委員長】赤字決算となったことの問題点を指摘する。次は13頁法人の経営に関する目標を達成するための取組である。
  • 事務局より項目3及び項目4について説明をした。
  • 【川村委員長】13頁から18頁までだが、全体としては簡略にして分かりやすくなった。
  • 【岸委員】17頁の一番下だが、最終的には全体の運営の問題だと思う。ガバナンス、コンプライアンス問題とからめて、最終的には法人全体の赤字に広がったら困るが、月次決算が正しくできていないことが気になった。附属病院の赤字については、月次決算が正しくフィードバックされなかった結果である。指摘なしでいいのか。
  • 【桐野委員】月次決算についてだが、これはどこの大学病院もやるようになっているのであれば良いと思うが、医薬材料費の把握というか、精度、正確性を期すのがなかなか難しい。年度末に、驚くほど累積していたというのはおかしな事態である。毎月の累積について材料費の年間目標のカーブが毎月チェックされていると思うが、その精度を上げていかないといけないと思う。私は専門ではないので分からないが、月次で出たものを全部まとめて年度末に全部決算できるといったようにするのが一番である。
  • 【岸委員】人件費についてもだが、医薬材料費が、決算が終って3ヶ月経つまで、分からなかったという点が、改善されなければならない点であると思う。どう改善されるかということを、どこかで何かの時点で見つけないといけない。結果論で結果をどうすれば良かったのかという話をしているのではない。今後はこういうことがあっては困るということである。
  • 【川村委員長】今のご意見は、17頁に赤字決算の件を入れるかどうかである。
  • 【岸委員】17頁法人の月次決算が、正確性とタイムリー性に問題があると言わざるを得ないという指摘はしなければいけないと思う。やはりタイムリー性が問題であると思う。理由はいろいろあると思うが、結果として出てきたものを直すにはどうしたらよいかということである。
  • 【山上委員】退職給付引当金の積立金について事務局に確認したところ、約2億円が、もともと予算に入れていなかった。もともと予算に入っていないからその分がマイナスになっている。
  • 【岸委員】予算に入っていなかったことが、分からなかったことが問題である。あるいは、分かっていてやらなかったか。
  • 【山上委員】予算のあり方が問題である。入れていないことがおかしな話である。センター病院の方は予算と決算に乖離がないが、入っていたのか。
  • 【法人】退職給付引当金は入れていない。
  • 【山上委員】入れていないが、経費でおとしている。もともと予算の段階で入れていないのがおかしい。最終的にはそれを積み立てないといけない。
  • 【岸委員】理由ははっきりしているので、非常に分かりやすいが、それで良かったのか。
  • 【山上委員】月次決算の正確性とタイムリー性というより、スタートからおかしい。
  • 【桐野委員】病院の医薬材料費と診療収益というのは連動していて、診療収益の3~4割のところで、どうしても医薬材料費が発生してしまうのだが、患者が来れば来るほど予算はオーバーしてしまう。そういう構造であるから、ひどいことをされたという感じは全くしない。赤字については残念ではあるが、改善を期待するようなことを書く方が良いのではないかと思う。
  • 【岸委員】これだけやってきたのであるから、もっと直せたのではないか。やんわりと書くやり方もあるが、今まで出していなかった不用意な赤字を出した。それも予算に計上していなかったということ。指摘をしないというのではなく、できればその辺を書きたい。
  • 【山上委員】民間企業の感覚でいうと問題である。理由はこうであるから赤字が出たということであると思うが、民間ではこうは行かない。これだけ予算と乖離が出たということは予算統制が機能していない結果であり、なんとか期中に調整すべくいろいろ工夫努力するのが経営のあり方だと思う。月次決算などの数字に対する責任、管理体制というか、事情、理由があるにせよ、結果として3億円も赤字になっていることから、やむを得ないということでは済まされないのが民間である。
  • 【事務局】18頁指摘事項の中で、月次決算の話を入れ、事業の進捗管理の精度がなお十分でないことは残念であるという文言を入れている。
  • 【岸委員】月次決算実施のところを取ったことからよく分からなくなった。月次決算と事業の進捗管理、赤字決算としたら分かる。17頁と18頁を同一にして一方をやめるというならやめてほしい。指摘なしとすることで、委員は赤字決算を評価しなかったのではないかと思われるのは困る。
  • 【川村委員長】前回の委員会で、全体の総括的なところで言っている事は良く分かるので、そのとおりだと思うが、一方で年度計画に対する評価について、岸委員の指摘は年度計画に対する実施状況であるが、計画に対する評価ということであれば、明確に赤字を出してもいけないという項目がない。どこで評価すべきことなのか。ガバナンスが十分でないということの問題がある。法人経営の問題に対するガバナンスの部分で評価すべきことなのではないか。意識としての問題としてみてはどうか。18頁の計画との対比であるが、17頁一番下の文章を入れて、一緒にしてはどうかと思う。ガバナンス、コンプライアンスに対する意識のあらわれである。
  • 【岸委員】年度計画というのは、財務的には予算である。財務的には年度計画になかったということであるから、ガバナンスの問題となる。材料費などについて予算、年度計画の額が変わったということもある。1頁については逆にいらなくなる。
  • 【川村委員長】岸委員指摘のように、17頁下段の文章をもう少し柔らかい表現にしてはどうか。
  • 【蟻川委員】退職金についてだが、年度毎に会計をする。経理については専門家がいるので、深くは言及しないが、病院毎というのは、法人としての意識に問題があるのではないか。法人全体としての意識が必要であり、病院毎というのは違和感がある。
  • 【川村委員長】法人の経営問題として捉えるということでまとめたい。17頁については修正する。18頁の総括評価についてはどうか。
  • 【岸委員】18頁の総括評価では法人の全体で捉えている。
  • 【川村委員長】年度計画でいうと、進捗管理の話が出てこないため総括的評価の指摘になる。総括的評価の2行目を消し、指摘事項はなしとする。問題の1番に戻る。全体の評価、1頁から2頁について事務局より説明がある。
  • 事務局より全体評価の説明をした。
  • 【桐野委員】書き出し部分に「大きな不祥事が生じた」と書かれているが、あまり大きい不祥事だとは思えない。普通の不祥事である。褒められたことではないが、こういうことは起こる。ここに良くなかったと書き、評価のポイントとしていることも必要だと思うが、「大きな」というのは取った方が良いと思う。これが大きな不祥事であるならば、さらにすごいものは沢山ある。小さな不祥事とまでは言えないかもしれないが、後援会の会費を着服、個人情報の入ったUSBを紛失したというのは、小さいとは言えないと思うが、大きな不祥事という表現にせざるを得ないのか。
  • 【山上委員】管理上、問題は問題で不祥事ではあるが、確かに「大きな」という表現はどうかと思う。
  • 【桐野委員】これが大きいものであったら、それ以上のものを極大と表現することになる。
  • 【川村委員長】不祥事についてはもうこれ以上起こっては困る。
  • 【山上委員】人材派遣の職員がやったことであって、しかも法人本体会計とは違う別な会計であったということも考慮すべきと思う。
  • 【川村委員長】別の会計ではあるが、法人会計として公金扱いであってもいいのでは。市のお金は公金でそれ以外は公金でないという意識があるが法人全体として公金の扱いをすべきではないか。
  • 【事務局】本市でも公金外現金の管理というのがある。いわゆる地域のお金を預かっているもので公金に準じた扱いになる。委員長がおっしゃる準公金の業務である。
  • 【川村委員長】表現としては、不祥事に「大きい」という表現はしないことにする。
  • 【山上委員】事務局から説明のあった評価結果について、内容は良いと思うが、組み立て方を直したほうが良いのではないか。他の委員は違う意見を持っていると思うが、まず取り組んだ業務の内容について、概ね順調に取組が進められたと認められると記述し、中身についてA評価されたものを中心に評価した内容について触れ、問題点を取り上げた方がバランスが良いのではないか。項目別の部分では、まず評価事項があり、その後指摘事項があり、それを統括した部分で概ね順調に取組が進められ、こういう点については問題を残したと。決算の内容については、業務の実績とは異質であるため、後段に付けたほうが良いのではないか。文章の組み立て方について気になった。
  • 【桐野委員】山上委員の意見に賛成である。最初に大きな不祥事というのを一番先頭に書くにしてはあまり大きくない。かつて残念ながら起こったような大きなことであれば、ここに書いて残念であったと書くのは良いと思うが、冒頭に大きな不祥事と書くのには違和感を覚える。
  • 【岸委員】法人化以前に行われた不適切な経営というのは、法人化以前の話である。その後、不適切な経理処理の発覚や個人情報の漏洩等、この部分の言葉が分かりづらいので、法人化以前のものと、何年度に生じたことなのかということを、整理して欲しい。前段と入れ替え、概ね順調ということを書いていただきたい。
  • 【川村委員長】読む側が読みやすいように組み立てるということ。
  • 【岸委員】法人化以前に行われた不適切な経理処理の発覚や個人情報の紛失について、細かい話だが、第1期、第2期等の具体的な年度評価となっている。第1期の部分に何年から何年とったように文章の中で年度の記載をしてはどうか。
  • 【川村委員長】確かにこれは関係者にしか分からない。
  • 【事務局】1頁全体評価の部分で、目立つような形で調整する。
  • 【山上委員】字句について、1頁後半部分、第1期中期目標期間の業務実績の評価概要5行目の「附属2病院における患者待ち時間の短縮等医療サービスの向上」とある。医療サービス向上の代表として、患者の待ち時間の短縮等と書いてあるが、病院の本来の役割というのは、安全な医療とか良質な医療というものを提供していくことである。待ち時間を短縮するというのは医療サービスの向上の一つではあるが、あくまで付随すること。医療サービスの向上の具体的な事例としてこれを挙げるのは少々軽いのではないか。一つの例示だからといっても、大事なのは医療サービスの向上、地域の医療機関との連携強化等である。もう1点、2頁最終ブロック、第2期中期目標で「経済のグローバル化の進展による厳しい市場競争」とあるが、これも修正した方が良い。グローバル化の進展だけではない。少子化問題等の様々な要因があって、厳しい市場動向である。グローバル化の進展だけを書くよりも、「等」という表現にした方が広がりができるのではないか。社会環境の急激な変化の中でというのが加えられているのかもしれないが、経済のグローバル化以外の理由はここの中に集約されている。ここは字句の問題。非常に大事な部分だと思うので、正確に意図を伝えるという意味で表現をしたほうが良いと思う。委員長に一任する。
  • 【川村委員長】「市場競争や」ではなく、「市場競争など、社会環境の急激な変化」とする。前半部分はどうか。これはさきほどの事務局の説明では総括か。
  • 【事務局】第1期総合的評価の中でこの文言を使っていたので引き続きこの文言を使用している。
  • 【桐野委員】医療というと、医療の安全とかもっと本質的なところになってしまう。医療サービスではなく、患者サービスとすれば、待ち時間の短縮と患者サービスの向上とすれば、患者のアメニティという観点からは待ち時間短縮は非常に上位に上がってくる要望である。より本質的に医療を考えれば、この方がより本質的であることは間違いない。
  • 【事務局】割と切っているので、客観的事実として、附属2病院における患者待ち時間短縮、地域医療機関との連携強化、医療サービスの向上を切るだけで、繋がってくる場合がある。その辺を調整する。
  • 【川村委員長】基本的には前回総括した中の構成をそのままというのは良いのだが、こうして見直してみて、それは前回にこだわらないで考え直してみるとどうなるか。
  • 【事務局】附属2病院における患者待ち時間の短縮で切ってしまって次に繋げるか、桐野委員が指摘したように患者サービスに変えるのも一つの案だと思う。
  • 【川村委員長】患者サービスと医療サービスではずいぶん違うが。
  • 【事務局】以前にも細かい関係は書かれているので問題ないと思う。
  • 【川村委員長】待ち時間の話は最初にあって、改善されたということであるから、待ち時間短縮と入れ、各種医療サービスの向上としたらどうか。そこは事務局と調整する。誤字脱字に関して、2頁下から10行目、「今後の教員研究の発展」のところは、「今後の教育研究の発展」に修正する。19頁以降は参考とする。業務実績評価については、指摘された点の大きい部分だけ確認すると、2頁の組み立てについて、評価からにする。9頁附属2病院の東日本大震災への対応を評価することを9頁ないし12頁にする。12頁赤字決算の問題を9頁ないし12頁に統一すること、18頁の総括評価に対する指摘事項について、いろいろ指摘の点があったので、事務局で整理し、最終的に私も確認する。委員長に一任という形とさせていただきたい。
  • 【蟻川委員】教育のことを評価する際に、実績報告書でカリキュラムが分かるが、どのように変わったか等、シラバスを見せていただくと有り難い。コース再編については大学案内にある国際総合科学部の再編の図が具体的に書かれているため分かりやすい。教育の内容についてもどう変化したのか、実感として分かりやすいようにしてもらいたい。法人評価委員会ではあるが、財務も教育・研究遂行に係るものであるから。
  • 【事務局】訪問の際に資料を持参し、カリキュラムついては送付するようにする。
  • 【川村委員長】シラバスはホームページで見られる。
  • 【蟻川委員】ホームページで見ると見にくい。冊子で見るとポイントが分かりやすい。どんな編成で作られているかポイントを見て参考にしたい。教育の内容が実感として伝わってこない。
  • 【川村委員長】分かりやすい資料を求める。

議題3:平成23事業年度財務諸表及び利益処分の承認(案)について

  • 【川村委員長】前回、剰余金について説明があったが、目的積立金の活用についてもう少し具体的に示して欲しいという指摘があったため、法人からの説明を求める。
  • 法人から、資料3について説明した。
  • 【川村委員長】財務諸表についてご意見があれば。
  • 【岸委員】2点伺いたい。1点目は退職給付の費用計上についての考え方、2点目は法人として緊急対応と書いておきながら説明がない。これに関する詳しい説明はいらないが、緊急対応が明らかにならないのか。
  • 【法人】1点目の退職給付の費用5年間という期間は、退職給付引当の計算をするにあたり法人職員の平均残存勤務期間の範囲内で償還する年数を定めることができ、当法人の場合だと、10年という期間の範囲内で償還するということが定められている。中期計画が6年間であるため、その範囲で5年相当で償却していくようにするため5年としている。2点目の緊急対応は、毎年度突発的に発生する修繕などがあるため、予算で定めた額以上に執行してしまうケースもある。ある程度出てきたものについて、経営審議会に諮り対応する。
  • 【岸委員】24年度でもこれくらいということなのか。
  • 【川村委員長】他に何かあるか。前回からの議論を踏まえ市長への意見書として提出する。
  • 財務諸表及び利益処分の承認について
  • 事務局より資料説明
  • 【川村委員長】赤字決算は財務諸表の問題でもある。承認することは適当であるが、意見をつけてはどうか。特に意見がなければ、利益処分についてこの意見書のとおりすすめる。その他何かあるか。
  • 事務局よりスケジュール確認。
  • 【川村委員長】特に意見がなければ、以上をもって第47回横浜市公立大学法人評価委員会を終了する。

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