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イロイロ市コミュニティ防災推進事業

最終更新日 2020年11月10日

事業の概要について

シティネットの会員であるフィリピン共和国イロイロ市は、複数の河川が海に流れ込む河口部に位置しているため、洪水が頻発している地域です。イロイロ市長からの、防災分野における行政と地域が協働した取組等の知見を有する本市への支援要請を受け、平成24(2012)年7月から平成29(2017)年3月までJICAの草の根技術協力事業として、イロイロ市のコミュニティ防災の推進に協力しました。

フィリピン共和国及びイロイロ市概要

フィリピン共和国の自然災害

平成28(2016)年に国連大学が公表した自然災害に見舞われる可能性や対処能力などを評価した「世界リスク報告書2016」では、「自然災害の脅威にさらされる可能性」というランキングで、フィリピンは世界第3位となっています。また、アジア開発銀行(ADB)は、2090年までにフィリピンで発生する自然災害による経済的損失は約35兆円に達する可能性があるという予測を出しています。
そこでフィリピンでは地方自治体は予算の5%を災害対策に利用することとし、自然災害対策は国家的課題の1つとして位置づけています。

イロイロ市概要及び自然災害

イロイロ市はフィリピン共和国の中央に位置する人口45万人規模の都市です。西ヴィサヤ地方の政治・経済の中心でもあります。面積は78.34㎢で、本市の港北区、都筑区、神奈川区の3区を合わせたくらいの広さです。イロイロ市は、複数の河川が海に流れ込む河口部に位置していることに加え、中央部をイロイロ川が蛇行しながら流れているため、川の周辺では台風や集中豪雨による洪水被害が深刻な問題となっていました。日本政府のODA(円借款事業)により、放水路や河川改修工事等のハード面の整備は進む一方、市民の防災意識及び知識の向上に向けた取組みといったソフト面での支援が必要とされていました。

協力内容及び支援実績

本事業はJICA草の根技術協力事業として、フェーズ1、2に分けて実施しました。
フェーズ1(平成24(2012)年7月から平成27(2015)年3月)では、イロイロ市で選定されたモデル地区5か所での地域住民の災害対応能力向上を目的として支援を実施ました。
フェーズ2(平成27(2015)年3月から平成29(2017)年3月)では、イロイロ市危機管理事務所・危機管理委員会、災害弱者・福祉関係者、教育機関を対象として、市全体の災害対応能力向上を目的として支援を行いました。

協力内容及び支援実績

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支援内容
フェーズ1(平成24年7月から平成27年3月) ・ハザードマップや防災マップを作成
・災害時避難マニュアルの作成
・市民向け避難訓練の実施
・避難所運営訓練の実施 等
フェーズ2(平成27年3月から平成29年3月) (フェーズ2支援内容)
・救急救命及び救急搬送訓練の実施
・河川警報装置の設置
・図上訓練の実施
・救急車寄贈
・フィリピン発の防災啓発センター「カバラカ・ギャラリー」開設 等

このページへのお問合せ

国際局国際協力課シティネット担当

電話:045-671-4393

電話:045-671-4393

メールアドレス:ki-citynet@city.yokohama.jp

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