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「イスラエル・テルアビブのイノベーション」を開催しました!

最終更新日 2019年4月3日

平成28年12月16日(金曜日)、イスラエル、テルアビブのスタートアップ(起業)やイノベーション(技術革新)の活況を紹介するセミナー「イスラエル・テルアビブのイノベーション」を横浜市内で行い、約100名が参加しました。
横浜市は、平成24年にイスラエルのテルアビブ-ヤッフォ市と交流協力共同声明を行い、さまざまな分野で連携を深めています。
今回のセミナーでは、イスラエルのビジネスに詳しい専門家の講演のほか、今年9月にイスラエル政府の招へいプログラムで同国を訪問した横浜代表団(企業、経済機関、大学関係者、市職員)の皆さんがパネルディスカッションに登壇しました。活気あふれる現地の状況について紹介し、連携の可能性を探りました。

【オープニング挨拶】
主催者・共催者を代表し、関山 誠 横浜市国際局長、イリット・サヴィオン・ヴァイダーゴルン駐日イスラエル国大使館次席/公使が、それぞれ横浜とイスラエル・テルアビブの関係について紹介するとともに、ビジネス・学術連携の促進など今回のセミナーの目的についてスピーチしました。

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」オープニング挨拶

【講演】
続いて、ギラッド・マジェロウィッツ ヘルツォグ・フォックス&ニーマン法律事務所日本事業責任者と、ラン・アルモグ ライブパーソンジャパン(株)統括本部長・アジア太平洋担当副社長が、それぞれ講演を行いました。
マジェロウィッツ氏は、イスラエルで毎年約1,000社のスタートアップが生まれていること、また、マイクロソフトなど世界的企業がイスラエルにR&Dセンターを置き研究開発を行う一方、イスラエルのハイテク企業に積極的に出資していることを紹介しました。マジェロウィッツ氏は、同国がイノベーティブな理由として、「アントレプレナーシップの精神にあふれた国民性」、「失敗が許される風土」、「創造性を育む教育やネットワーク」、「政府の支援」などを挙げました。
アルモグ氏は、ライブパーソン社(本社:米国ニューヨーク)が、2000年にHumanClick社を買収するなどイスラエルビジネスを進めていること、また、同社の約半数の従業員が現在イスラエルで働き、すべての研究開発活動がイスラエルで行われている状況を紹介しました。

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」講演

【パネルディスカッション】
トーマツベンチャーサポート(株)のイスラエルチームリーダーで、イスラエルに留学経験があり同国のスタートアップエコシステムに詳しい森 主門氏をモデレーターに迎え、今年9月にイスラエルを訪問した7名が、現地の状況をそれぞれ紹介しました。

吉川 淳一郎 横浜ITクラスター交流会委員長は、テルアビブで開催されたイノベーションの祭典「DLDフェスティバル」を取り上げました。フェイスブックなどの世界的企業がブースを出展している様子や、人種・性別を問わず多様な人々が参加したピッチイベント(短時間で新しいアイデア等を紹介する催し)、街中の映像イベントなどを紹介し、「テルアビブの街をあげてのフェスティバルの様子に、ワクワクした」とコメントしました。

山口 豪志 (株)デフタ・キャピタル横浜ジェネラル・マネージャーは、自身が日本で多くのスタートアップを支援してきた経験をふまえ、日本とイスラエルの違いについて、「日本は完成度が高いものを求める」が、「イスラエルではまずやってみる」。ピッチイベントでは、「ほかの人を巻き込もうとする」意識が高いと、紹介しました。

出雲 充 (株)ユーグレナ代表取締役社長は、自身が日本で起業した時の苦労をふまえ、「日本では新しい技術を大手企業に紹介し、出資を依頼すると“トラックレコード(実績)がどうなっているか問われる”場合が多いが、イスラエルでは、技術を他の企業に紹介していないかどうか確認されても、実績は問われない。本来は実績がないからこそイノベーションである」とコメントしました。

梶原 将 東京工業大学生命理工学院副学院長は、イスラエル南部のベエルシェバを訪問した経験を紹介しました。ベエルシェバでは、イスラエル政府のリーダーシップのもと、ベングリオン大学とテクノロジーパークが橋(ブリッジ)でつながり、「学生が自然にビジネスに関わる環境があることから、「産官学の連携」がうまくいっている」。また、「学生が子ども扱いされていない」と指摘しました。

続いて、イスラエルで盛んなサイバーセキュリティ分野について、2人のパネリストが発言しました。
まず、佐藤 功陛 デロイト トーマツ リスクサービス(株)シニアマネジャーは、セキュリティ脅威を分析するインテリジェンス分野でイスラエルに注目しているとコメントしました。同社は現在イスラエル企業とビジネスを進めており、そのコミュニケーションのスピードに驚かされているとのことで、「(日本で使われている)LINEのアプリを(担当者に)紹介したら、すぐにダウンロードし、連絡が頻繁にきている」。

サイバーセキュリティ人材の育成に携わる、橋本 正樹 情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科准教授は、次のように評しました。「イスラエルでは、国民一人ひとりがサイバーセキュリティに高い関心がある」。イスラエルでは、学生時代から優秀な人材をサイバーセキュリティの分野に集め、防衛分野で研鑽をつみ、そしてビジネスで活躍するような「明確なキャリアパスがある」。

栗林 岳大 横浜市経済局誘致推進課担当係長は、テルアビブを訪問し、新たな技術・起業を生みだすイノベーションに感銘を受けたことを紹介しました。DLDフェスティバルなどのイベントを参考に、今後一層ベンチャーを呼び込み、「横浜をオープンイノベーションの都市、ハブにしていきたい」と発言しました。

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」パネルディスカッション1

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」パネルディスカッション2

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」パネルディスカッション3

【質疑、閉会挨拶、交流会】
会場からは、「イスラエルでは、スタートアップ企業がどのようにシードマネー(設立当初の資金)を得ているのか」、「米国シリコンバレーとの違いは何か」など、質問・関心が寄せられました。
閉会に際し、牧野 孝一 (公財)横浜企業経営支援財団理事長が、世界市場を見据えたイスラエルのビジネスの姿勢などに学ぶところは大きく、今後、「横浜でのビジネス促進や創業の動きを一層進めていきたい」と挨拶しました。
その後、参加者・出席者は交流会に参加し、ネットワーキングを深めました。

「イスラエル・テルアビブのイノベーション」質疑、閉会挨拶、交流会

イスラエル・テルアビブのイノベーション(PDF:3,607KB)
■日時・場所
平成28年12月16日(金曜日)13:00~17:00
横浜シンポジア議場(横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル9階)

■実施団体等
主催:横浜市、(公財)横浜企業経営支援財団
共催:駐日イスラエル大使館
協力:横浜ITクラスター交流会

■次第(敬称略)
□オープニング挨拶
横浜市国際局長 関山 誠
駐日イスラエル国大使館次席/公使 イリット・サヴィオン・ヴァイダーゴルン

□講演
ヘルツォグ・フォックス&ニーマン法律事務所日本事業責任者 ギラッド・マジェロウィッツ
ライブパーソンジャパン(株)統括本部長アジア太平洋担当副社長 ラン・アルモグ

□パネルティスカッション
モデレーター:
トーマツベンチャーサポート(株) イスラエルチームリーダー 森 主門

パネリスト:
(株)ユーグレナ代表取締役社長 出雲 充
東京工業大学生命理工学院副学院長 梶原 将
デロイト トーマツ リスクサービス(株)シニアマネジャー 佐藤 功陛
情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科准教授 橋本 正樹
(株)デフタ・キャピタル横浜ジェネラル・マネージャー 山口 豪志
横浜ITクラスター交流会委員長 吉川 淳一郎
横浜市経済局誘致推進課担当係長 栗林 岳大

□閉会挨拶
(公財)横浜企業経営支援財団理事長 牧野 孝一

□交流会・ネットワーキング

■参加者 約100名

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電話:045-671-4704

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