ケニアの女性法律事務所経営者が横浜でスピーチ
最終更新日 2019年3月25日
横浜市は、平成25年に第5回アフリカ開発会議(TICADV)の開催地となって以来、日本とアフリカのビジネスウーマンの交流に取り組んでいます。今回、ケニアのナイロビで法律事務所を創設・経営するメアリー・チェゲ代表を横浜にお招きしました。
チェゲ代表は、弁護士として企業の商取引や政策・法令整備を専門とする一方、女性の活躍推進に取り組んでいます。平成28年8月、林市長が第6回アフリカ開発会議(TICADVI)の機会にナイロビを訪れた際、チェゲ代表と女性の活躍推進について語り合いました。
チェゲ代表は、11月5日に横浜を訪れ、林市長と意見交換を深めたほか、「横浜女性ネットワーク会議&横浜ウーマンビジネスフェスタ2016」でスピーチを行いました。スピーチでは、自身がケニアで「若者・女性・障がいをもつ方の企業開発ファンド」の法整備に携わった経験や、アフリカの女性経営者の成功事例について紹介するとともに、日本とアフリカの女性の連携を呼びかけました。さらに、横浜のビジネスウーマンの皆さんと交流し、持続的な企業経営や人材育成の重要性などについて語り合いました。
また、チェゲ代表がケニアで地方債発行に関する法整備の研究に取り組んでいることから、翌6日には、市財政局資産課から横浜市債の仕組みや発行状況についてご説明しました。このほか、横浜を中心に活躍する弁護士の皆さんと、日本・アフリカの法律事務所の状況や活動内容の相違などについて情報交換を行い、交流を深めました。