トーゴ文化フェスティバルが横浜で開催
最終更新日 2018年10月29日
平成28年4月、「トーゴ文化フェスティバル」として、トーゴの歌手キング・メンサーのコンサートが横浜で行われました。このフェスティバルは、トーゴの文化・観光の促進を目的に3月から4月にかけて日本各地で開催されたもので、キング・メンサーは「トーゴ音楽の王様」と呼ばれています。トーゴ共和国のアレワビア・デラリ・アクレソ・ボジョナ臨時代理大使から「アフリカといえば横浜であり、キング・メンサーのジャパンツアーの節目は横浜で迎えたい」とご提案を受け、横浜でのコンサートが3度にわたり実現しました。
まず、4月1日に赤レンガ倉庫で開催された「アフリカンフェスティバル」への出演がジャパンツアーのオープニングとなりました。
続いて4月24日は、「アフリカンフェスタinズーラシア」に、キング・メンサーは「特別ゲスト」として2名のトーゴ人歌手とともに出演し、自身が作詞・作曲した被災地熊本への応援歌を歌うなど、「トーゴのゴールデンヴォイス」と呼ばれる歌声を披露しました。同フェスタには、日本アフリカ友好横浜市会議員連盟の7名の議員が来賓として出席し、代表して佐藤祐文会長が「音楽を通じて、トーゴの文化、伝統、人々の心を感じたい。そしてアフリカとの交流・協力を更に深めていきたい」と挨拶しました。
また、同日夜に開催された神奈川公会堂でのコンサートが、ツアーのクロージングとなりました。国際局長が「アフリカ開発会議が初めてアフリカ・ケニアで開催される記念の年に、横浜をトーゴ文化フェスティバルの中心に選んでいただき光栄に思っている」と挨拶しました。また、来賓として出席したギニア日本交流協会顧問のオスマン・サンコン氏が「日本で一番アフリカに近い都市である横浜でのコンサートとなり、大変素晴らしい」とスピーチし、会場を盛り上げました。
ボジョナ臨時代理大使からは、横浜市の協力への感謝の意と、今後のトーゴ関連プロジェクトにおいて本市との連携を一層深めていきたいとコメントがありました。