ⅧDXの推進 ⅧDXの推進 DX(Digital Transformation)とは DXは、デジタル技術を活用した変革です デジタル(Digital)と変革を意味するトランスフォーメーション(Transformation)を掛け合わせた造語で、様々なモノやサービスがデジタル化により便利になり、効率化され、その結果デジタル技術が社会に浸透することで、それまでには実現できなかった新たなサービスや価値が生まれる、社会やサービスの変革を意味します。 デジタルは手段であって目的ではありません。 DXで重要なのは、変革によりもたらされる新たな価値の創造です。 DX推進の目的 「デジタルの恩恵を全ての市民、地域に行きわたらせ、魅力あふれる都市をつくる」を基本目的に、横浜のDXを推進します 子どもや高齢者、子育て世代、障害のある方、外国人の方など、市民にはそれぞれ異なるニーズがあります。デジタル技術を生かし、デジタルを必ずしも得意としない方にも寄り添いながら、一人ひとりに利便性の高いサービスを効率的に届けていきます。 人や地域を中心に考え、行政サービスへのデジタル技術の実装を設計・デザインする「デジタル×デザイン」を大切にしながら、地域の担い手の活動サポートや行政手続に要する時間の削減など、課題解決や新しい価値の創造を実現する、横浜のDXを推進します。 中期計画におけるDXの役割 9つの戦略、38の政策の全てにおいて、DXの考え方に根差した取組を進めます デジタル技術を活用して生み出す新たな価値やサービスにより、これからの生活スタイルや都市の魅力を、日々のあらゆる場面で実感できるまちを皆様とともにつくっていきます デジタル技術を有効に活用することにより、人や場所、時間などによってそれぞれに異なる状況やニーズを的確に把握し、これまで時間や人員の制約で対応しきれなかったことを含めたデジタルによる新たな行政サービスの提供に取り組むなど、DXの視点で市政運営の全てを捉えなおし、「共にめざす都市像」に向けた変革を実践していきます。 デジタル分野における技術開発のスピードや環境の変化は極めて速く、先行きの予測が難しいため、状況の変化に的確に対応しながら、様々な政策を効果的に推進する手法や手段としてデジタル技術の積極的な活用を進めることが必要です。そこで本市では、デジタル化に関する方針や方向性を「横浜DX戦略」として示しています。 中期計画では、DXにより新たな価値・サービスを生み出すことも重視していくことで、多くの市民・事業者の皆様に、デジタル技術による利便性の向上などの変革の価値を実感し、満足度を高めていただきながら、各戦略・政策で掲げる目標を、より効果的・効率的に達成していくことを目指します。