広報よこはま 2018(平成30)年4月号15ページ 横浜教育ビジョン2030策定 〜「自ら学び 社会とつながり ともに未来を創る人」の育成に向けて〜  2030年頃には、グローバル化が一層進むとともに、進化した人工知能が人間の仕事を代替するなど、社会や生活が大きく変わると言われています。  大きく変化する時代を見据え、市は、今後10年を展望した教育の理念や方向性を示す「横浜教育ビジョン2030」を策定し、市全体で取組を進めます。  学校だけでなく、家庭や地域、企業、さまざまな団体や機関が、このビジョンを共有し、社会全体で未来を創る子どもたちを育んでいきましょう。 横浜教育ビジョン2030 1 横浜の教育が目指す人づくり   「自ら学び 社会とつながり ともに未来を創る人」の育成を目指します 2 横浜の教育の育む力   「知:生きてはたらく知」「徳:豊かな心」「体:健やかな体」「公:公共心と社会参画」「開:未来を開く志」の5つの視点で育んでいきます 3 横浜の教育の方向性   多様性を尊重し、つながりを大切にした教育を推進します 「横浜教育ビジョン2030」で検索 横浜教育支援隊募集中 「自分の技能や経験を生かして学校でボランティア活動がしたい人」を市立小・中・義務教育学校の要請に応じて派遣する事業です。 登録方法はホームページを確認してください。 「横浜教育支援隊」で検索 【この記事に関する問合せは】 教育委員会事務局教育政策推進課へ 電話045-671-3243 ファクス045-663-3118 横浜市国民健康保険に加入の人は特定健康診査の自己負担額が無料になります! 特定健康診査を受けましょう 期間 4月1日(日)〜2019年3月31日(日) 対象 横浜市国民健康保険に加入している40歳〜74歳の人 持物 保険証・受診券※・問診票※ ※受診券・問診票は5月下旬に居住区の区役所から発送します。発送前に受診を希望する場合は、居住区の区役所保険年金課で受診券・問診票の交付申請をしてください。 「横浜市 特定健康診査」で検索 【この記事に関する問合せは】 横浜市けんしん専用ダイヤルへ 電話045-664-2606 ファクス045-664-2828 健康福祉局保険年金課へ 電話045-671-4067 ファクス045-664-0403 連載コラム 知って、楽しむ はじめてのラグビー ラグビーの楽しみ方や見どころ、ルールなどを紹介します ラグビーの発祥〜ウィリアム・ウェブ・エリス少年〜  ラグビーワールドカップの優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」。実はラグビーの発祥と深いかかわりがあります。  1823年、英国のウィリアム・ウェブ・エリス少年が、当時の原始的フットボール(サッカーが生まれる以前の競技)の試合中、ルールを無視してボールを持って走り出しました。この少年が通っていた学校がラグビーという名であったことから、「ラグビー」というスポーツが誕生し、ラグビーワールドカップの優勝トロフィーは少年の名を冠したものとなりました。  2019年の横浜では、その優勝トロフィーをかけた決勝・準決勝を含む全世界注目のラグビーワールドカップ2019TMの7試合が開催されます。 トロフィーは高さ47.2p、重さ4.5s。歴代の優勝チーム名が刻まれています トロフィーの写真 TM(C)Rugby World Cup Limited 1986. All rights reserved. ラグビーワールドカップ2019TM 大会ボランティア募集開始 2019年9月20日(金)〜11月2日(土)に開催されるラグビーワールドカップ2019TM。決勝の地となる横浜で、来場者を出迎える大会ボランティアを募集します。 募集期間 4月23日(月)〜7月18日(水) 応募方法など詳しくは、大会公式ホームページで確認してください。 前回大会のボランティアの様子の写真 【ボランティアに関する問合せは】 ラグビーワールドカップ2019組織委員会へ 電話03-4405-6225 5月8日(火)は、ラグビーワールドカップ2019TM開幕500日前!2019年に向けて、決勝の地、横浜からラグビーを盛り上げていきましょう。 【この記事に関する問合せは】 市民局ラグビーワールドカップ2019推進課へ 電話045-671-4577 ファクス045-664-0669 横浜を感じるミニコラム アッとヨコハマ 『横浜育ち、横浜びいき。優しくてやわらかな横浜が好き』 大森 美香(脚本家)  今娘が6歳なのですが、ちょうど私が6歳の時に福岡から横浜に引っ越してきました。最初は梅林のある大倉山です。中学に入って菊名に、そして高校の時金沢八景に引っ越し、二十歳までずっと横浜で暮らしていました。 「横浜の思い出は」とたずねられたら…自分では「横浜育ち」という気持ちでいるので、もう思い出だらけできりがありません。まず、遠足は野毛山動物園。こどもの国にもよく行きましたし、母や妹と山下公園のバラ園に出かけてスケッチしたり。船も好きだったので船を描いたりマリンタワーに階段でのぼったり。高校生の頃は友達と横浜博覧会に行き、元町のチャーミングセールや今はもうなくなってしまったけれど、山下公園の花火大会にもよく行っていました。もちろん横浜市歌もフルで歌えます。  今、明治の女性が主人公の小説を書いているのですが、そこにも横浜はたくさん出てきます。女学校など社会貢献できる女性を創りだそうという姿勢が当時からあったことが感じられて、わくわくしてしまいます。横浜を出た今、外から見て思うのですが、横浜には開港からの歴史と、開港以来のしなやかさ、外国の文化を受け入れ昇華して成長していく柔軟さが海の香りと共に生き続けている気がします。横浜で暮らす人、働く人、学んでいる人、みなさんが暮らしやすく、暮らしていることがプライドになるような、そんな街になっていくと嬉しいなと思っています。横浜びいきなもので。  横浜に来るたびにいつも「また住みたいなあ」と思うんです。いつか横浜が舞台となる作品もぜひ書きたいですね。 プロフィール 大森 美香さん:1972年、福岡県生まれ。1998年、脚本・監督デビュー。ドラマ「カバチタレ!」「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」、映画「ひみつのアッコちゃん」などのヒット作を手がける。2005年「不機嫌なジーン」脚本で第23回向田邦子賞を史上最年少で受賞。2016年NHK連続テレビ小説「あさが来た」脚本で第24回橋田賞受賞。2017年「眩〜北斎の娘〜」が文化庁芸術祭大賞を受賞。2018年1月開催の横浜女性ネットワーク会議シンポジウムで講演。 こどもの国で家族と。真ん中のピンクの服が本人(6歳)の写真