広報よこはま2ページ 2018(平成30)年4月号 助け合い、支え合う自治会町内会 防災  防災用品の備蓄や、防災訓練の実施など、いざという時に備えた活動に力を入れています。  年一回、自助共助の意識を高めると同時に、行政の防災力を知るため17の自治会町内会が集まって防災訓練を実施しています。訓練では、災害時などに特に支援が必要な人の確認も行っています。地域防災拠点訓練では、ペットを連れての避難訓練を取り入れました。このほか、集合住宅では階段避難車の訓練を行うなど、日ごろから地区の実情に合わせていざという時のため備えています。 三上勇夫(いさお)さん 防犯  防犯パトロールや登下校時の子どもの見守りなどを行い、安全・安心なまちを目指し活動しています。  住民の持ち回りによる防犯パトロールがほぼ毎日、行われています。看板やのぼり旗は地域に住んでいる人の協力を得て設置しています。私は「青パトロール車(青色回転灯を装備した自動車)」に目立つ制服を着て乗り込み、地区を巡回しています。その結果、以前は多かった空き巣の件数が激減しました。地域の安全を維持するため継続して活動しています。 三上喜美子さん 高齢者の見守り  一人暮らしの高齢者を、見守りや食事会を通じて、日頃から気にかけるようにしています。  中学生2人と民生委員1人の3人1組で一人暮らしの高齢者宅を訪ね安否を確認する訓練を始めて8年になります。3年前から高齢者を地域防災拠点まで誘導することにも取り組むようになりました。高齢者からは、若い人たちの見守りがうれしいと言った声が聞かれます。また訓練に参加した中学生からも、意識がかわった、また参加したいなど頼りになる感想を聞きました。高齢者も安心して暮らせるように、地域の皆で見守りを行っています。 遠藤洋子(ようこ)さん 撮影協力:磯子区洋光台連合自治町内会 自治会町内会に入りませんか 活動を通じて街灯のこと、ごみ収集のことなど身近な暮らしの仕組みも分かっていき、地域との絆ができていきます。知り合いとの交流が楽しくて、活動を続けています。 子どもの登下校の見守りなど自治会町内会の存在が心強いことがたくさんあります。また、困った時に自治会町内会の人からいろいろアドバイスをもらっています。 平日は仕事をしていますが、休みにできる範囲で行事に参加しています。近所に知り合いも増え、声をかけてもらえることも増えました。自治会町内会の活動で日常の安全が保たれていると実感しました。 運動会や祭りの裏方を経験して楽しかったと言う人がたくさんいます。行事を通じた交流は自治会町内会活動の魅力のひとつです。