広報よこはま 2018(平成30)年9月号15ページ あなたを支えるつながりがあります 9月は「自殺対策強化月間」 「世界自殺予防デー(10日)」、「自殺予防週間(10〜16日)」に合わせ、本市では9月を「自殺対策強化月間」としています。 自殺の現状  2017年の自殺者数は、 全国で21,321人、本市では443人でした。自殺者数は2010年以降減少傾向にありますが、依然として全国で年間2万人を超える深刻な状況が続いています。  自殺の原因にうつ病が多いことは良く知られていますが、うつ病などとともに自殺の要因になっているのは、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症です。正しい知識を得て、さまざまな助けを借りながら、アルコールや薬物、ギャンブルなどに頼らない日々を続けることで、回復していくことが可能です。 一人で悩まず、友人や家族などの身近な人、あるいは相談・支援機関に連絡してください。 相談先 本人のほか、家族や友人が相談することもできます。 「横浜市 生きる」で検索 ●こころの健康 各区精神保健福祉相談<予約制> 日時 月〜金曜(祝休日を除く)8時45分〜17時 詳しくは居住区の高齢・障害支援課へ問合せしてください。 こころの電話相談 電話045-662-3522 日時 月〜金曜:17時〜21時30分、土・日曜・祝休日:8時45分〜21時30分 ●依存症で困っている人へ 依存症相談<面接相談(予約制)・電話相談> 電話045-671-4408 日時 月〜金曜(祝休日を除く)8時45分〜17時 ●大切な人を自死(自殺)で亡くされた人へ 自死遺族ホットライン 電話045-226-5151 日時 第1・3水曜日(祝休日を除く)10時〜15時 自死遺族の集い「そよ風」 安心して思いを語り合い、分かち合う場です。 日時 第3金曜日10時〜12時30分 会場 こころの健康相談センター 会議室 (中区日本大通18 KRCビル6階) 電話045-671-4455 市大・こころの健康相談センター共催 エクステンション講座 「やめられない若者」の支援と自殺対策〜酒・たばこ、ギャンブル、ゲームの問題を考える〜 日時 10月2日(火)14時〜16時 会場 開港記念会館(中区本町1-6) 講師 青山久美さん(市大附属病院児童精神科助教) 定員 先着400人(無料) 申込み 9月11日(火)9時30分から、ホームページか電話かFAXで 【エクステンション講座への申込みは】 市大地域貢献センターへ 月〜金曜(祝休日を除く)9時30分〜16時30分 電話045-787-8930 ファクス045-701-4338 「YCU医療講座」で検索 ※手話・筆記通訳・保育を希望の人は9月11日(火)9時30分〜14日(金)15時までに、こころの健康相談センターに連絡してください。 【この記事に関する問合せは】健康福祉局こころの健康相談センターへ 電話045-671-4455 ファクス045-662-3525 連載コラム 知って、楽しむ はじめてのラグビー ラグビーの楽しみ方や見どころ、ルールなどを紹介します 試合前に踊る「ハカ」  10月にブレディスローカップで試合を行うニュージーランド代表(ニックネーム「オールブラックス」)は、試合前に伝統的な舞踊「ハカ」を踊ることで有名です。  ハカとは元々、ニュージーランドのマオリが戦いの前などに、強さと結束力を示すための舞踊でした。  大声で叫び、勇ましく大地を踏みならし、体を力強く叩くその舞踊は、相手への挑戦を意味するだけでなく、尊敬の意も含み、見る人へ強烈な余韻を残していきます。 【この記事に関する問合せは】市民局ラグビーワールドカップ2019推進課へ 電話045-671-4587 ファクス045-664-1588 東京2020オリンピック・パラリンピック 「横浜市・都市ボランティア」募集開始!  2020年7月24日(金)〜8月9日(日)および8月25日(火)〜9月6日(日)に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック。横浜ではサッカー、野球・ソフトボール競技が行われます。  本市では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、会場周辺や最寄り駅周辺での案内などを行う横浜市・都市ボランティアを募集します。募集に関する詳細はホームページを確認してください。 募集期間 9月12日(水)〜12月12日(水) 「2年後の夏」で検索 【この記事に関する問合せは】市民局オリンピック・パラリンピック推進課へ 電話045-671-4588 ファクス045-664-1588 横浜を感じるミニコラム アッとヨコハマ 『横浜F・マリノスに所属する誇り』 喜田 拓也(サッカー選手)  みなとみらいは、昔F・マリノスの練習場があった場所で、自分のすべてが詰まっている場所です。とても景色も良いですし、今でも大好きな場所のひとつです。  自分がサッカーを始めたのは、2人の兄の練習に親と一緒についていったのがきっかけでした。兄たちの練習を見ているうちに、自然な流れでサッカーをはじめました。当時は、自分自身がサッカーを純粋に楽しんでいたので、あこがれている選手などは特にいませんでした。  横浜生まれ横浜育ちの自分にとって、F・マリノスは、サッカーを始めた時からのあこがれのチームでした。常に生活の中心にF・マリノスがあったので、今でもこのエンブレムは自分の中で特別なものです。  F・マリノスの魅力を一言でいうのは難しいですが、これまでタイトルをたくさんとってきているクラブで、外からみても強豪というイメージのあるクラブだと思います。そういうクラブに所属できていることはこの上ない喜びです。最近はリーグのタイトルをとることが出来ていないので、選手として、チームを強くしてタイトル奪取に関わりたいという強い気持ちがあります。  小さい頃にスタジアムで試合を観ていた自分自身の実体験としてもそうですが テレビで観るのと実際にスタジアムで試合を肌で感じるのは大きく違うと思うので、ぜひスタジアムに足を運んでもらい、F・マリノスが取り組んでいる面白いサッカーを観に来ていただけたらと思います! ボランチとしてチームの中盤を支える喜田選手の写真 プロフィール 喜田拓也さん:1994年8月23日生まれ。横浜市出身。 タフな対人守備が魅力のボランチ(守備的ミッドフィールダー)。F・マリノスの育成組織出身で、2006年には主将として全国制覇を達成。その後トップチームに昇格して、現在6年目を迎える。中盤の攻守を司る新スタイルの象徴的存在。