広報よこはま15ページ 2018(平成30)年12月号 ■横浜市消防音楽隊 創設60周年記念演奏会  開港100周年、市政70周年を記念して発足した消防音楽隊は、今年の8月に創設60年の節目を迎えました。  60周年を記念した演奏会にぜひ来てください。 日時 2月2日(土)13時30分〜15時30分 会場 みなとみらいホール 大ホール 料金 無料 定員 2,020人 ※定員を超える申込みがあった場合は、抽選になります。 申込み 1月4日(金)必着 ホームページからの申込みまたは、往復はがきの往信面に(1)住所(2)氏名(ふりがな)(3)電話番号(4)希望人数(2人まで)を明記し、返信面の宛名面に住所・氏名を記入の上、次の宛先に送付してください。 宛先 〒221-0844 神奈川区沢渡4-7 横浜市消防音楽隊 【この記事に関する問合せは】消防音楽隊へ 電話045-311-0100 ファクス045-312-0386 ■マイナンバーの通知カードを受け取りましたか?  出生や海外からの転入などにより、新たにマイナンバーが付番された人には、届出から1か月前後で「通知カード」を住所地に郵送しています。  不在などで受け取ることができなかった通知カードは、居住区の区役所戸籍課で保管している場合があります。  本人確認書類を持参し、区役所で早めに受け取ってください。 ※一定期間受け取りがない場合、再発行(手数料500円)が必要となります。 通知カード(マイナンバー(個人番号)を知らせるカード)の見本(おもて面)の写真 マイナンバーキャラクター マイナちゃん 詳細は「横浜市 マイナンバー」で検索 【この記事に関する問合せは】区役所戸籍課または市コールセンターへ 電話045-664-2525 ファクス045-664-2828 ■連載コラム 知って、楽しむ はじめてのラグビー ラグビーの楽しみ方や見どころ、ルールなどを紹介します ラグビーの多様性  ラグビーの魅力の一つである「多様性」。これは、各ポジションに求められる能力を見てみるとよく分かります。  まず、体が大きく、力がある選手が多いフォワード。試合中にスクラムを組むのは彼らで、その衝撃は、ヒグマが襲い掛かってきた時の一撃とほぼ同じ(約2トン)と言われています。  一方、足が速く、パスやキックが優れた選手が多いバックス。過去に7人制ラグビーのアメリカ代表として活躍した選手の100mの最速タイムは10秒13だったそうです(ウサイン・ボルト氏は9秒58)。  また、国籍の多様性にも富んでいて、各国の代表選手にはさまざまな国の選手が参加しています。  一人ひとり、それぞれの個性を生かしてプレーするラグビーの多様性も見どころの一つです。 ○1月19日から ラグビーワールドカップ2019 チケット一般先着販売開始  夏季オリンピック、FIFAワールドカップに並び、世界三大スポーツイベントのひとつと言われているラグビーワールドカップが、来年いよいよ日本(アジア)で初開催されます。1月19日(土)からはチケットの一般先着販売が始まります。枚数に限りがあるため、早めに申込みしてください。 【この記事に関する問合せは】市民局ラグビーワールドカップ2019推進課へ 電話045-671-4587 ファクス045-664-1588 ■横浜を感じるミニコラム アッとヨコハマ 『楽しみながら「健康行動」を』 武部 貴則(横浜市立大学 先端医科学研究センター教授/東京医科歯科大学統合研究機構教授)  私の研究活動の2本の大きな柱として、「再生医学」と「広告医学」があります。  「再生医学」とは、生まれつき、あるいは事故や病気などで損傷した臓器などを修復し、機能を回復する医療です。提供者が見つからず、臓器移植を受けられない患者さんを救う方法の1つになると期待しています。  そしてもう1つが「広告医学」。これは私が大学生の時に発案し、研究を続けてきたもので、デザインやコピーライティングなどの広告的視点を医療現場におけるコミュニケーションに取り入れ、人々の自然な健康行動につなげようというものです。  例えば、健康のためエレベーターではなく階段を使いなさいと言われても、人はなかなか行動には移せません。ではどうしたら良いかと考え、シーサイドライン金沢八景駅に期間限定(2015年2月〜3月)で思わず上りたくなるような階段を演出しました。階段に海中の大きなアートを描き、海の動物を探して楽しみながら上ってもらえる工夫をしました。他にも、人が自らの意志で健康行動をとれるよう、さまざまな研究を行っています。  色々と新しいことをしていると、「発想が豊か」と褒めて頂くこともあります。ですが私自身は、子どもの頃、まだ市営地下鉄もなかった横浜の田舎で、毎日外に出ては何か面白いことはないか、新しい発見はないかと、探し回っていたあの頃と同じ気持ちで研究に取り組んでいて、特別なことをしているという感覚はありません。これからも子どもの頃のような純粋な気持ちで、皆がわくわくする、人のためになる研究を続けていきたいと思います。 2015年2月〜3月の期間限定で、シーサイドライン金沢八景駅に設置された「上りたくなる階段(健康階段)」の写真 プロフィール 武部 貴則(たけべ たかのり)さん:横浜市出身。横浜市立大学医学部に入学し、卒業後同大助手を務める。ヒトiPS細胞から5ミリの肝臓の芽(肝芽)を作ることに世界で初めて成功するなどの実績をあげる。31歳の時に全国最年少で、同大学先端医科学研究センター及び東京医科歯科大学統合研究機構の教授に就任。「再生医学」、「広告医学」など、さまざまな手法で医学の研究を進める。