広報よこはま2ページ 2018(平成30)年12月号 生産者と消費者をつなげる横浜市中央卸売市場本場  横浜市中央卸売市場本場(しじょうほんじょう)は、全国では3番目、東日本では最初の中央卸売市場として1931年に開設されました。  横浜駅に近い市内中心部に位置し、流通に便利な立地が特徴です。  市場では、日本全国、世界各地から多種多様な生鮮食品が集められ、公正な取引によって価格を決定しています。 ○市場で働く人々と生鮮食品の流れ  中央卸売市場本場には、野菜や果物などを扱う青果部、魚や貝などを扱う水産物部、鶏肉や卵を扱う鳥卵(ちょうらん)部の卸売・仲卸業者のほか、物販・飲食などの事業を市場内で営む関連事業者がいます。 ○地産地消の推進  相模湾・東京湾などでとれた近海魚や、横浜野菜・湘南野菜といった市内・県内産野菜の集荷・卸売に取り組み、地産地消を推進しています。 神奈川県内の漁港で水揚げされた地魚を扱う写真 近郊で収穫した新鮮野菜の写真 ■市場一般開放 【日時】毎月第1・第3土曜日 9時〜11時  ※開催情報、各イベントの料金はホームページを確認してください。  ※駐車場に限りがありますので、公共交通機関を利用してください。 詳細は「ハマの市場を楽しもう」で検索  卸売・仲卸業者などプロが働く現場である中央卸売市場本場には、本来一般の人は入場できません。しかし、「魚のおいしさを伝え、市場を身近に感じてほしい」という思いから、水産物部では10年前から「市場一般開放」を始めました。市場一般開放は月に2回、市場でおいしい魚を買って、食べて、体験できる貴重な機会です。横浜の台所である市場を、ぜひ体感してください。 ○地魚詰め放題  平塚港など横浜近くの漁港に水揚げされた新鮮な地魚の詰め放題。これぞ、まさに地産地消。海の状態によって入荷の魚種が変わることも醍醐味の1つ。  ※天候不順の場合、中止あり。 袋いっぱい地魚を詰めこむ写真 大物を詰めて思わず笑顔がこぼれる写真 子どもも大喜びの写真 ○魚河岸汁(うおがしじる)の配布  来場者に無料で配られる魚河岸汁。開催日によって具材は異なるため、どの具材になるかはお楽しみ。 市場の旬の食材をぜいたくに使用の写真 おいしさに大満足の写真 ○市場で買い物 新鮮な魚介などを購入できる写真 ○市場探検隊  普段見られない市場内の施設を探検。マイナス40℃の超低温冷蔵庫や模擬せり体験など。 ○そのほかにも ■ 魚のさばき方教室 ■ マグロ解体ショー ○季刊誌「横濱」秋号 ハマの市場は楽しい ※市場をもっと深く知りたい人にお勧め 県内・都内の書店ほかで販売中。市役所市民情報センターでは、バックナンバーも取り扱っています。 定価610円 季刊誌「横濱」秋号の写真 【季刊誌「横濱」に関する問合せは】市民局広報課へ 電話045-671-2331 ファクス045-661-2351 【この記事に関する問合せは】経済局中央卸売市場本場経営支援課へ 電話045-459-3337 ファクス045-459-3307 「横浜市中期4か年計画2018〜2021」を策定しました  これまでに築いてきた実績を礎(いしずえ)に、将来に向け、横浜をさらに飛躍させていくために、2030年を展望した中長期的な戦略と計画期間の4年間に重点的に推進すべき政策を取りまとめました。併せて、政策を進めるにあたり土台となる行財政運営を示しました。 ○計画のねらい ●安全・安心な市民生活を守り、住みたいまち・住み続けたいまちを実現します。 ●国際的なビッグイベントの開催など、さらなる飛躍に向けたチャンスをいかして、横浜の魅力・ブランド力を向上させます。 ●横浜経済を活性化させ、財政基盤を確保し、都市の持続的な成長・発展を実現します。 ○2030年を展望した、横浜の持続的成長・発展を実現するための6つの戦略 ・力強い経済成長と文化芸術創造都市の実現 ・超高齢社会への挑戦 ・未来を創る多様な人づくり ・花と緑にあふれる環境先進都市 ・人が、企業が集い躍動するまちづくり ・未来を創る強靱な都市づくり ○【計画期間】 2018年度〜2021年度の4年間の取組 ・38の政策  多様な分野の多岐にわたる課題を解決する38の政策 ・行財政運営  政策を進めるにあたって土台となる持続可能な行財政運営の取組 ○計画冊子、概要版を入手(12月3日(月)から)  冊子(700円)は、市民情報センター(市役所1階)で販売します。  冊子の閲覧、概要版(無料)の配布は、市民情報センター、区役所広報相談係で実施します。  ホームページでも公開します。 【この記事に関する問合せは】政策局政策課へ 電話045-671-2197 ファクス045-663-4613