広報よこはま2ページ 2017(平成29)年9月号 災害に遭ったその時、私たちの命は、私たちで守る いま、地震が起きたら、どう行動するか 周りのためにできることが、必ずある 災害への備えとともに自助・共助の大切さを次の世代に  災害の発生を防ぐことはできませんが、被害を減らすことはできます。そのためには「市民一人ひとりの日頃の備え(自助)」と「地域での助け合い(共助)」が欠かせません。自助・共助の大切さを共通認識として持ってもらうために策定したものが「よこはま地震防災市民憲章」です。この憲章をもとに発災時に心がけることや日頃の備えについて紹介します。 問合せ 総務局危機管理課 電話045-671-4351 ファクス045-641-1677 「よこはま地震防災市民憲章」で検索 大地震が来た! その時に 強い揺れを感じたら、その場にあった身の安全を図る 机の下では机の脚をつかむ 何もない場所では、「だんごむし」のポーズ 揺れが収まったら、速やかに火の始末を 近所の高齢者、障害者の安否を確認し、安全な場所へ移動する 避難する時はガスの元栓を締め、電気のブレーカーを落とし、備蓄食品と常用薬を持って行く スマホ・ラジオ・パソコン・テレビ うわさやデマに惑わされることなく、冷静な行動を いざという時は 「横浜市 防災」で検索 強い揺れ、長い揺れを感じたら津波の可能性が… 大声で周りに知らせながら高いところへ避難を 災害が起きた時に役立つ日頃の備え ●自宅の耐震化、家具の転倒防止対策を行う ●地域を知り、地域にある危険性を知っておく(地域の安全な場所はどこか、日頃から確認しておく) ●最低3日分の飲料水・食料とトイレパックを備蓄し、消火器を設置する ●家族や大切な人との連絡方法を決めておく ●いっとき避難場所、地域防災拠点や広域避難場所、津波からの避難場所を確認しておく ●家族で、地域で、会社で防災訓練に参加する 家具の転倒防止対策  大地震では転倒・移動した家具類が負傷や逃げ遅れの原因になります。自分や家族の命を守るために、家具の転倒防止対策を行いましょう。 転倒防止器具の無料取付け代行 先着200件 同居している家族全員が次の(1)〜(3)のいずれかに当てはまる世帯に、家具転倒防止器具を無料で取り付けます(器具代は自己負担)。 (1)75歳以上 (2)障害者手帳の交付を受けている (3)介護保険法による要介護・要支援の認定を受けている 申込み:9月1日(金)〜11月30日(木) 申込み 横浜市まちづくりセンター 電話045-262-0666(月〜金曜:10時〜16時) ファクス045-315-4099(聴覚・言語に障害のある人専用) 大地震の際の火災に備え 「感震ブレーカー」を設置しよう  大地震で発生した火災の6割以上が電気に起因する火災と言われています。大きな揺れを感じて電気を自動的に止める「感震ブレーカー」の設置は、地震時の出火を大きく減らす効果が期待できます。 簡易タイプ ホームセンター・家電量販店などで購入 分電盤タイプ 電気工事店などによる設置工事 問合せ 総務局危機管理課 電話045-671-3456 ファクス045-641-1677 狭あい道路沿いの土地で建築行為などをする際は、拡幅整備に関する協議が義務化  狭あい道路は、道路の幅員が4m未満の狭い道路です。9月1日から改正条例が施行され、原則として整備促進路線に接する土地で建築行為などをする際は、建築確認申請などの30日以上前に協議の申請が必要となります。 詳しくは「横浜市 狭あい」で検索 問合せ 建築局建築防災課 電話045-671-4544 ファクス045-663-3255 整備促進路線の調べ方「横浜市 iマッピー」で検索 iマッピーのページから、対象の場所を検索。地図の表示後、「建築基準法道路種別」をチェック。白い網掛けで表示されている道路が狭あい道路の整備促進路線です。