広報よこはま3ページ OPEN YOKOHAMA 2022(令和4)年4月号 No.878 ○「ちむどんどん」の舞台、鶴見を知ろう 〜横浜と沖縄のつながり〜 沖縄に生まれ育ったヒロインとその家族を描く、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」では、主人公の下宿先として横浜市鶴見区が舞台となります。沖縄の本土復帰50年となる2022年、横浜と沖縄のつながりに思いを馳(は)せてみませんか。 ※「ちむどんどん」とは、沖縄の方言で「ちむ(肝=気持ち・心)」が高鳴る様子を表す言葉です。 ■鶴見区と沖縄のつながり  鶴見区には、戦前から京浜工業地帯に立地する工場で働くために、多くの沖縄出身者が移住してきました。区内には、沖縄の物産店や飲食店があるほか、エイサーなどの伝統芸能の催しなども行われており、「沖縄タウン」と呼ばれている地域もあります。  今回、「ちむどんどん」を契機に、横浜・鶴見沖縄県人会、商店街、自治会、大学、NPO法人及び企業が集まり、「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト実行委員会が設立されました。公式ロゴマークには、沖縄文化のシーサーとエイサーの太鼓のほか、鶴見区のシンボルとして、JR鶴見線や大本山総持寺、鶴見つばさ橋などが表現されています。  実行委員会では、「ちむどんどん」出演者であり、沖縄本土復帰時に生まれた「復帰っ子」でもあるガレッジセールの川田広樹さんが公式アンバサダーを務めています。 ◆連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)  1960年代、沖縄で生まれ育つヒロイン・比嘉暢子(ひが のぶこ)(黒島結菜)は四きょうだいの次女。本土復帰とともに上京し、横浜市鶴見区に下宿しながら、西洋料理のシェフを目指し修行します。  遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。  沖縄四きょうだいの50年の歩みを見つめる、美しい家族とふるさとの物語です。 【放送局】NHK総合 【放送時間】月〜土曜 8時〜8時15分 ※土曜日は1週間を振り返ります 【放送開始】4月11日(月) 【出演者】黒島結菜、仲間由紀恵、川口春奈、片岡鶴太郎など ◇ガレッジセールの川田 広樹氏からの就任コメント  上京し間もない頃から、故郷沖縄の料理を味わうため、横浜市鶴見区によく来ていました。  周囲から聞こえてくる沖縄のディープな方言や、泡盛やチャンプルーをはじめとした本格的な沖縄料理にほっこりした思い出があり、私の第二の故郷のように感じています。  アンバサダーとして、鶴見区のさまざまな魅力を伝え、盛り上げていきます! ■「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクトの取組や鶴見の魅力を次々と発信中  今後、プロジェクトの公式ロゴマークを使用した商品や関連イベントなどの情報をウェブサイトなどで発信していきます。 公式ウェブサイト:「ちむどんどんの舞台 横浜市鶴見区」で検索 公式 Twitter:@chimudontsurumi 公式 YouTube:「横浜鶴見 ちむどんどんチャンネル」START!!(スタート)  このほか、Instagramなどでも情報発信しています。詳しくは公式ウェブサイトで確認してください。 ◆ドラマの舞台、鶴見区へ  鶴見区には、沖縄物産店・料理店があり、エイサーなどの伝統芸能も楽しむことができます。鶴見区で沖縄の趣をお楽しみください。  鶴見区沖縄タウンの現地レポートは広報よこはまプラスから  沖縄タウン鶴見マップは、鶴見区役所、鶴見図書館のほか、市役所市民情報センター、 横浜市内の観光案内所で配布しています。市ウェブページからもダウンロードできます。 「沖縄タウン 鶴見マップ」で検索 問合せ 鶴見区区政推進課 電話045-510-1676 ファクス045-504-7102