広報よこはま3ページ OPEN YOKOHAMA 2022(令和4)年3月号 No.877 ○令和4年度 予算案をまとめました  「感染症対策の強化」と「横浜経済の回復」を最優先に取り組み、あわせて、「誰もが自分らしさを発揮し、いきいきと安心して暮らすことができる街」の実現に向け、子育て支援、教育の充実、DXの推進、脱炭素化に特に重点を置いた予算案としました。  皆様から選ばれる横浜を目指していきます。 誰もが自分らしさを発揮し、いきいきと安心して暮らすことができる街の実現を目指して 暮らしやすく、誰もがWELL-BEINGを実現できるまち ・すべての子どもたちの未来を創るまちづくり ・誰もがいきいきと生涯活躍できるまちづくり ・Zero Carbon Yokohamaの実現 人や企業が集い、つながり、新しい価値を生み出し続けるまち ・力強い経済成長の実現と賑わいがあふれるまちづくり ・住まいと地域を大切にする持続可能な郊外部のまちづくり ・成長と活力を生み出す都心・臨海部のまちづくり 市民生活や都市を支える基盤づくり ・花・緑・農・水の豊かな魅力あふれる都市づくり ・災害に強い安全・安心な都市づくり ・市民生活と経済活動を支える都市づくり 「横浜市 令和4年度予算案」で検索 ■一般会計予算案の概要  一般会計の予算額は1兆9,749億円(対前年度増減率マイナス1.6% 実質的な伸び率は+1.0%※1)となりました。 ※1 令和3年度予算から特殊要因である(一財)横浜市道路建設事業団関連支出(519億円)を除いた場合の伸び率です。 ・会計名:一般会計  令和4年度予算:1兆9,749億円  対前年度伸び率:マイナス1.6% ・会計名:特別会計  令和4年度予算:1兆2,484億円  対前年度伸び率:マイナス4.1% ・会計名:公営企業会計  令和4年度予算:5,842億円  対前年度伸び率:マイナス1.6% 総計  令和4年度予算:3兆8,074億円  対前年度伸び率:マイナス2.4% ※数値は、項目ごとに四捨五入しているため、総計は一致しません。 ◆行政サービス別にみた市民一人当たり予算額※2  ※2 令和4年1月1日現在の人口377万2,029人で算出した市民一人当たりの予算額 合計 52万3,558円 ・子育て・教育に 16万1,882円(30.9%) ・福祉・保健・医療に 14万4,666円(27.6%) ・横浜の魅力づくりや経済の発展に 5万6,111円(10.7%) ・市役所の運営等に 4万7,493円(9.1%) ・道路・住宅・計画的な街づくりに 4万3,432円(8.3%) ・地球温暖化対策や水・緑の保全に 2万6,897円(5.2%) ・地域づくりやスポーツ活動・区の運営に 1万4,331円(2.7%) ・救急・消防に 1万2,408円(2.4%) ・ごみの処理や減量・リサイクルに 1万1,649円(2.2%) ・地下鉄・バス・水道事業に 4,689円(0.9%)  行政サービス別では「子育て・教育」に市民一人当たり16万1,882円、「福祉・保健・医療」に14万4,666円の予算を充てています。 ◆これからの財政運営の考え方 〜子どもたちや将来市民のために持続可能な市政を推進〜  今後、人口減少や高齢化の進展等により財政状況が一層厳しさを増す中にあっても、「施策の推進と財政の健全性の維持」を真に両立し、持続可能な市政を推進していく必要があります。そのため、これからの財政運営は「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」(検討中)※に基づいて、より中長期的な観点を重視しながら進めることを検討しています。令和4年度予算案の市債活用額なども、財政ビジョンでの考え方を踏まえ計上しています。 ※議会審議を経て令和4年6月に確定予定(横浜市議会基本条例第13条に基づく) [財政ビジョンで検討していること] ・債務管理 債務は市民一人当たり残高で管理し、債務総額を増やしません。令和22年度に債務を一人当たり84万円程度(令和3年度水準)に抑制します。 ↓ [令和4年度予算案での対応] ・市債活用額:1,360億円  当面4年間の活用額を約 5,300億円とし、4年度は1,360億円を活用します。 [財政ビジョンで検討していること] ・収支差解消 令和12年度にはマイナス502億円の収支差が見込まれます。歳出改革を強力に推進しながら、令和12年度までに、減債基金※に頼らず収支差を解消します。 ※将来の市債償還に備えて積み立てるための基金。 ↓ [令和4年度予算案での対応] ・事業見直し:88億円 ・基金活用額:200億円  減債基金の臨時的取崩しは令和12年度まで最大1,000億円と限定し、4年度は200億円を活用します。 「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン(素案)」について市民意見募集を実施します 【実施期間】3月1日(火)〜4月5日(火)  素案の閲覧や意見の提出方法は、ウェブページから確認してください。 「横浜市 財政ビジョン 意見募集」で検索 問合せ 財政局財政課 電話045-671-2231 ファクス045-664-7185