広報よこはま2ページ OPEN YOKOHAMA 2021(令和3)年9月号 No.871 〇秋は防災の季節です ■風水害に備える  今年7月には、豪雨が日本各地を襲い甚大な被害をもたらしました。自分や大切な人の逃げ遅れを防ぐためにも、避難情報などの正しい知識を確認しましょう。 ◆自分の避難する警戒レベルを知っていますか? 「高齢者等避難」または「避難指示」のタイミングで危険な場所から避難行動をとりましょう  警戒レベル4の避難指示で危険な場所から全員避難しましょう。避難に時間のかかる高齢者や障害のある人は、警戒レベル3で危険な場所から避難しましょう。  また、警戒レベルは必ずしも段階的に発令されるわけではありません。避難情報を待つことなく、危険と感じたら自身の判断で避難を開始してください。避難場所に行く場合は、非常用持出袋を持っていきましょう。  避難とは「難」を「避ける」ことであり、安全を確保することです。避難場所に行くことだけが避難行動ではありません。あらかじめ安全な親戚の家などを避難場所としておくなど、必要に応じて各家庭で検討しておきましょう。 「横浜市 警戒レベル」で検索 警戒レベルと新たな避難情報等 警戒レベル1 早期注意情報(気象庁) 警戒レベル2 大雨・洪水・高潮注意報(気象庁) 警戒レベル3 高齢者等避難(こうれいしゃとうひなん)※3  非常用持出袋を持っていきましょう。危険な場所から高齢者等は避難 警戒レベル4 避難指示(ひなんしじ)※2  非常用持出袋を持っていきましょう。危険な場所から全員避難 警戒レベル5 緊急安全確保(きんきゅうあんぜんかくほ)※1 ※1 警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。なお、必ず発令される情報ではありません。 ※2 避難指示は、これまでの避難勧告のタイミングで発令されます。 ※3 警戒レベル3は、高齢者等以外の人も必要に応じて普段の行動を見合わせたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。 問合せ 総務局緊急対策課 電話045-671-2064 ファクス045-641-1677 ◆自分の避難行動を見える化!マイ・タイムラインを作成しましょう  台風や大雨などは、事前に進路や規模がある程度予測できるため、あらかじめハザードマップなどで周辺のリスクを確認し、接近時の計画を立てておくことで適切な避難行動につなげることができます。  事前に一人ひとりの避難行動計画(マイ・タイムライン)を作成しましょう。 「横浜市 マイ・タイムライン」で検索 問合せ 総務局地域防災課 電話045-671-3456 ファクス045-641-1677 ◆「横浜市水防災情報」のページで、リアルタイムの河川状況をチェックしましょう  「横浜市水防災情報」のページでは、河川の水位情報や、河川カメラの画像を発信しています。  河川の様子をこまめに確認し、家族や自身の安全確保や、迅速な避難行動に活用してください。 水防災情報ウェブのトップページ画面図 水防災情報ウェブの観測地点ごとの詳細ページの画面図 1.河川カメラの画像  現地で雨が降っていなくても、川の水位は急上昇することがあります。河川カメラをチェックして、迅速な避難行動に役立てましょう。 川の通常時の写真 川の増水時の写真 2.河川断面図と水位のグラフ表示  断面図で視覚的に、グラフでは統計的に水位の変化を見ることができます。 「横浜市 水防災情報」で検索 問合せ 道路局河川企画課 電話045-671-2858 ファクス045-651-0715 〇令和3年度 横浜市総合防災訓練開催&観覧者募集  一人ひとりの防災意識を高め、地域の防災力・連携を強化するために行う大規模な防災訓練です。市民の皆さんをはじめ、多くの機関が協力して行います。  今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、実動訓練の観覧は抽選となります。観覧を希望する人は9月30日(木)までにウェブページから応募してください。なお、啓発・展示会場は自由に見学できます。  また、実動訓練はYouTubeでライブ配信します。ぜひご覧ください。 【日時】11月7日(日)10時〜12時(実動訓練)・10時〜15時(啓発・展示) 【会場】西区みなとみらい1-1 耐震バース(実動訓練)・臨港パーク(啓発・展示) 「総合防災訓練 横浜市」で検索 問合せ 総務局緊急対策課 電話045-671-2064 ファクス045-641-1677