広報よこはま15ページ OPEN YOKOHAMA 2021(令和3)年7月号 No.869 ○横浜IRを考える有識者対談 オンライン配信  横浜IRの実現にあたり、ギャンブル等依存症や治安など、IRを構成する施設の一つであるカジノに起因する懸念事項への取組について、市民の皆さまに理解を深めていただくため、有識者による対談を行います。  対談の様子は、収録した映像を横浜市公式YouTubeアカウントよりオンラインで配信します。なお、対談は3回行う予定です。  第2回以降については別途ご案内します。詳しくは横浜IR公式ウェブサイトを確認してください。 「横浜IR ウェブサイト」で検索 〈第1回〉ギャンブル等依存症について考える(前編) 【配信】7月19日(月)から 【出演者】  池田 文隆さん(一般社団法人グレイス・ロード グレイス・ロード甲斐サポートセンター 統括センター長)  三原 聡子さん(独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター 主任心理療法士) 【内容】  第1部 ギャンブル等依存症の当事者として  第2部 ギャンブル等依存症からの回復  第3部 ギャンブル等依存症の背景と対策 池田 文隆さん ギャンブル依存症の当事者。元警察官。グレイス・ロードの回復プログラムで救われた経験を基に、ギャンブル依存症者の回復支援に携わる。 三原 聡子さん 2011年のインターネット依存専門治療外来開設時より、インターネット依存の治療・研究に携わる。国内外の学会においてインターネット依存に関する発表を多数行う。 問合せ 都市整備局IR推進課 電話045-671-4135 ファクス045-550-3869 ○GIGA(ギガ)スクール構想 1人1台の端末で、ぐんぐん学ぶ  横浜市におけるGIGA(ギガ)スクール構想に基づき、市立の小・中学校、義務教育学校、特別支援学校(小・中学部)の児童生徒に1人1台の端末を整備しました。あわせて学校に整備した高速大容量の通信ネットワークに接続し、学校ごとに順次、利用が始まっています。  今後は、一人ひとりが自分のペースで必要な情報を集めて活用する学習や、インターネットを通じた社会と繋がる交流など、さまざまな場面で活用を広げ、豊かな学びを実現していきます。 GIGAスクール構想 文部科学省が提唱した「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させる」ことを目指した構想。横浜市では、2020年9月に「横浜市におけるGIGAスクール構想」を策定。 小・中学校への取材記事は「広報よこはまPlus」で検索 問合せ 教育委員会事務局小中学校企画課情報教育担当 電話045-314-1316 ファクス045-314-1318 ○同和問題(部落差別)  偏見や思い込みと向き合ってみませんか  日ごろ親しく付き合っている人が同和地区出身だと分かった時、「これまでと同じ」「表面的には付き合うが、できるだけ付き合いを避けていく」「付き合いをやめてしまう」、あなたはどうしますか。横浜市が行った人権に関する市民意識調査では、回答者のおよそ1割の人が付き合いを避けたり、やめたり、付き合い方を変えると答えています。  日本には、「同和地区」または「被差別部落」と言われる特定の地域の出身であることや、その地域に住んでいることなどを理由とする偏見・差別が残っています。周りから結婚を反対される、望んだ職業に就くことができない、身元調べを目的に戸籍関係書類を不正に取得される、偏見に根ざしたインターネット・SNSへの書き込みがされるなど、人権侵害が後を絶ちません。  もし、人の評価や人との付き合い方が、出身地やどこに住んでいるかで決まるとしたら、あなたはどう感じますか。「どこで生まれようが、どこに住んでいようが、同じ人間だ。」と心から言えますか。  人は、一人ひとり多様な個性と豊かな可能性を有しています。全ての人が、日々の生活の中で互いに人権を尊重し合い、ともに生きる社会を目指し、いま一度、あなたの中にある偏見や思い込みと向き合ってみてください。 問合せ 市民局人権課 電話045-671-2718 ファクス045-681-5453