広報よこはま2ページ OPEN YOKOHAMA 2021(令和3)年4月号 No.866  ○新型コロナウイルスワクチンの接種について 3月15日時点の情報に基づき作成しています。  市民の皆様のワクチン接種に向けて、国の示す接種順位などに従い、市内各所にて接種できるよう準備を進めています。  ワクチン接種に関する最新の情報は、市ウェブページまたは厚生労働省ウェブページをご覧ください。 「横浜市 新型コロナワクチン」で検索 ■ワクチン供給状況をふまえた当面の対応について  4月の本市へのワクチンの供給量は、対象となる65歳以上の高齢者数(約93万人)に比べて、ごくわずかな量となる見込みです。  そのため、本市では次のとおり対応します。 ・本市のワクチン接種は、施設接種から開始します。 ・高齢者の方を対象とする集団接種・個別接種は5月以降となる見込みです。 ・集団接種・個別接種の実施時期に合わせて、個別通知(接種券含む)の送付を行います。 施設接種:高齢者施設等の入所者・入居者を対象とする接種 集団接種:市が設置する特設会場での接種 個別接種:身近な病院・診療所などでの接種 ※「広報よこはま3月号」でお知らせした、個別通知送付のスケジュールが変更となっています。実施時期などが決まり次第、市ウェブページや「広報よこはま」などでお知らせします。 ■シミュレーションの実施  集団接種会場の一つである鶴見公会堂で、3月にシミュレーションを実施しました。医療従事者、地域住民の皆様、市職員など約80人が参加し、ワクチン接種の流れやタブレット端末を用いた外国語通訳、車いす利用の方の案内などの確認を行いました。円滑なワクチン接種に向けて、今後もこのような取組を進めていきます。 ワクチンの接種の流れを視察する林市長(3月9日)の写真 ■よくあるご質問にお答えします Q1:家族が施設に入所しているが、施設で接種を受けられますか? A:施設接種の対象となる施設は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームや認知症高齢者グループホームなど、高齢者等が入所・入居する施設となります。施設における接種が予定されているかについては、施設にご確認ください。 ※市外の施設に入所されている場合にも、横浜市が送付する接種券が必要となります。 Q2:ワクチンの接種を受けるのに注意が必要なのはどのような人ですか? A:一般的にワクチンの接種を受けるにあたって注意が必要な方は次のような方です。ご自身が当てはまると思われる場合は、事前にかかりつけ医にご相談ください。 ・過去に免疫不全の診断を受けた方 ・近親者に先天性免疫不全症の方がいる方、心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方 ・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状が出た方 ・過去にけいれんを起こしたことのある方など  また、新型コロナウイルスワクチンは筋肉内に注射をすることから、抗凝固療法を受けている方、血小板減少症または凝固障害のある方は、接種後の出血に注意が必要となります。(参考:厚生労働省資料) ○新生活でもコロナ対策を  4月から、学校や職場、地域の集まりなどで新たなメンバーを迎えるにあたり、感染防止対策について改めて確認をお願いします。 ◆特に気をつけたい「場面」 ◇マスク無しでの会話・会食 ・ランチ会や歓迎会、顔合わせなどの機会が増え、ついマスクを外したまま会話をしてしまいがちです。飲食時以外はマスクを着用し、咳・くしゃみをする時はタオルなどで口元を押さえるなど配慮してください。 ・食器の共用や食品などの大皿での取り分けは避け、食品をすぐに食べずに卓上に出しておく場合は、覆いをするよう心がけてください。 ◇狭い空間での共同生活・就労環境 ・長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まります。 ・トイレや休憩室などの共用スペースの利用は特に注意してください。 ・マスクの着用、適度な換気を心がけ、電気のスイッチ、電話のボタンや受話器、共用キーボード、蛇口など多くの人が触れる場所は、こまめに消毒やふき取りを行いましょう。  新型コロナに関する情報は、特設ページをご覧ください。 「横浜市 新型コロナ 特設」で検索 ○不安を差別につなげないために  「自分や大切な人を感染から守りたい」という強い思いが、無自覚のうちに、感染した人やその家族、医療関係者などを傷つける言動につながることがあります。  思い込みからきてしまう不安に駆られず、正しい知識や情報に基づいた冷静な行動をとっていただくようお願いします。 横浜DeNAベイスターズ協力の人権啓発ポスターの写真 ○神奈川県発熱等診療予約センターの閉設について  発熱、咳、咽頭痛(のど痛)のいずれかの症状があり、かかりつけ医がいない方向けに神奈川県が設置していた、神奈川県発熱等診療予約センターは、2021年3月31日をもって閉設しました。  今後は、1ページに掲載している横浜市新型コロナウイルス感染症コールセンターにお問い合わせください。