広報よこはま3ページ OPEN YOKOHAMA 2021(令和3)年2月号 No.864 ○水道料金を改定します 令和3年7月1日から平均で12%引き上げます  水道事業は、皆さまからお支払いいただく水道料金で成り立っていますが、節水機器の普及などにより水道使用量が減り、料金収入は減少し続けています。平成13年に料金を改定して以来、民間委託等による業務効率化などの経費削減に努めてまいりましたが、老朽化が進む水道管や水道施設の更新、大地震に備えた耐震化を着実に進め、安定して水道水をお届けし続けるため、水道料金を改定します。 ■料金改定の内容 (1)口径別料金体系への移行  現在、基本料金はメーターの口径にかかわらず一律ですが、改定後は、口径ごとに基本料金を設定します。これは、口径が大きいほど一度に多くの水を使用できることから、水道事業の設備投資や維持管理に必要な費用を口径に応じてご負担いただくためです。  なお、使用水量に応じた従量料金についても、口径ごとに設定します。 (2)基本水量の廃止  現在、基本料金は1か月につき8立方メートルの基本水量を含み、8立方メートル以内は使用した水量にかかわらず料金は一律です。  改定後は基本水量を廃止し、基本料金と従量料金をお支払いいただく、公平でわかりやすい料金体系とします。 〈個人福祉減免制度について〉  引き続き、基本料金の減免を行います。なお、基本水量の廃止に伴い、お使いになった分の従量料金をご負担いただきます。 これまでの検討経過や料金改定の内容は、ウェブページでご覧いただけます。 「横浜市 水道料金改定」で検索 ■新しい水道料金表(1か月・税抜) ・平均改定率:12% ・改定実施時期:令和3年7月1日(6月30日以前からご使用のお客さまは、9月または10月の検針分から新しい料金表が適用されます。) 下水道使用料の改定はありません ●用途及びメーターの口径:一般用13ミリメートル  基本料金:840円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜8立方メートル:4円   9〜10立方メートル:48円   11〜20立方メートル:177円   21〜30立方メートル:253円   31〜50立方メートル:301円   51〜100立方メートル:327円   101〜300立方メートル:358円   301立方メートル〜:413円 ●用途及びメーターの口径:一般用20ミリメートル  基本料金:845円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜8立方メートル:4円   9〜10立方メートル:48円   11〜20立方メートル:177円   21〜30立方メートル:253円   31〜50立方メートル:301円   51〜100立方メートル:327円   101〜300立方メートル:358円   301立方メートル〜:413円    ●用途及びメーターの口径:一般用25ミリメートル  基本料金:850円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜8立方メートル:4円   9〜10立方メートル:48円   11〜20立方メートル:177円   21〜30立方メートル:253円   31〜50立方メートル:301円   51〜100立方メートル:327円   101〜300立方メートル:358円   301立方メートル〜:413円 ●用途及びメーターの口径:一般用40ミリメートル  基本料金:10,150円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜50立方メートル:25円   51〜100立方メートル:329円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用50ミリメートル  基本料金:10,500円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜50立方メートル:20円   51〜100立方メートル:329円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用75ミリメートル  基本料金:10,900円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜50立方メートル:15円   51〜100立方メートル:329円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用100ミリメートル  基本料金:12,000円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜50立方メートル:10円   51〜100立方メートル:329円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用150ミリメートル  基本料金:30,000円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜100立方メートル:30円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用200ミリメートル  基本料金:42,000円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜100立方メートル:20円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:一般用250ミリメートル  基本料金:52,000円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜100立方メートル:10円   101〜300立方メートル:364円   301〜1000立方メートル:419円   1001立方メートル〜:463円 ●用途及びメーターの口径:公衆浴場用  基本料金:850円  従量料金(1立方メートルにつき)   1〜8立方メートル:4円   9立方メートル〜:42円 ■平均的な使用水量における1か月の増加額(税抜) ※お客さまの約99%が口径13〜25ミリメートルを利用しています。 ●メーターの口径13ミリメートル  平均使用水量:11立方メートル  改定後の増加額:プラス111円  改定後の料金:1,145円 ●メーターの口径20ミリメートル  平均使用水量:15立方メートル  改定後の増加額:プラス192円  改定後の料金:1,858円 ●メーターの口径25ミリメートル  平均使用水量:17立方メートル  改定後の増加額:プラス235円  改定後の料金:2,217円 ■計算ツールをご利用ください  改定後の水道料金は、市ウェブサイトの水道料金簡易計算ツールで確認できます。 「横浜市 水道料金計算」で検索 ※新料金の早見表を記載したリーフレットを令和3年3〜4月に、市内全戸に配布します。 ※料金は2か月に一度まとめてのご請求です(消費税等相当額を含む)。 ■水道料金の使い道 〜将来に向けた取組を着実に進めます〜 ◇水道管の更新・耐震化  市内には約9,300kmの水道管があり、古くなった水道管の更新や地震に備えた耐震化を計画的に進めていきます※。特に、損傷すると給水に大きな影響が生じる、大口径の水道管の更新・耐震化のペースを早めていきます。 ※耐震化されていない水道管は約7割あります。 ◇西谷浄水場の再整備  耐震化や水源水質の悪化への対応、浄水・排水処理量の増強を図るために、西谷浄水場を運転しながら約20年かけて再整備をしていきます。 ◇災害対策  頻発する豪雨などの災害への対策も強化していきます。 ■2月1日から水道料金改定専用ダイヤルを開設します  電話045-849-6128(毎日8時30分〜17時15分〈土日曜、祝休日含む〉) ファクス045-848-4281 ご相談ください  新型コロナウイルス感染症等の影響により、料金のお支払いが困難な方には、支払い猶予の制度があります。 問合せ  水道料金の改定に関する問合せ   水道料金改定専用ダイヤル 電話045-849-6128 ファクス045-848-4281  支払い猶予など水道全般に関する問合せ   水道局お客さまサービスセンター 電話045-847-6262 ファクス045-848-4281  この記事に関する問合せ   水道局 経営企画課 電話045-671-3127 ファクス045-212-1157