広報よこはま2ページ OPEN YOKOHAMA 2020(令和2)年8月号 No.858 ○環境のために私たちが今できること  熱波や強い台風、ハリケーン、集中豪雨などが世界各地で発生し、甚大な被害が報告されています。その原因は地球温暖化と言われており、対策は待ったなしの状況です。一人ひとりの選択と行動によって、地球の環境を守りましょう。 ●待ったなしの地球温暖化対策、一人ひとりが選択と行動を  地球温暖化の主な原因は二酸化炭素などの温室効果ガスの増加です。私たちの家庭から排出される二酸化炭素の約5割は「電気」の使用が原因です。  家庭から排出される二酸化炭素を減らすためには、使う電気を減らすこと([省エネ])や、環境にやさしい再生可能エネルギー由来の電気を使用すること([再エネ])が大切です。 ◇グラフ:2018年度 家庭からの二酸化炭素排出量:約4,150(kgCO2/世帯)  燃料種別内訳  ・灯油から8.4%  ・LPGから4.6%  ・都市ガスから8.5%  ・電気から46.7%  ・ガソリンから24.3%  ・軽油から1.2%  ・ゴミから4.4%  ・水道から1.9%  出典:温室効果ガスインベントリオフィス [省エネ] 使う電気の量を減らそう ◆エアコンのフィルターを掃除しよう  月に1〜2回程度、目詰まりを掃除することで、省エネ性能や快適性がアップします。 ◆省エネ製品に買換えよう  古い家電は、新しい省エネ家電に比べ多くの電気を使うため、省エネ製品への買換えを検討しましょう。 [再エネ] 使う電気は「環境にやさしい電気」を選ぼう ◆太陽光発電設備を設置しよう  自宅の屋根などに太陽光パネルを設置することで、エネルギーの地産地消が可能です。蓄電池を付ければ防災面でも心強いです。 ◆環境にやさしい電気に切替えよう  太陽光や風力などの再生可能エネルギーは二酸化炭素を排出しない環境にやさしい電気をつくります。自宅で使う電気も環境にやさしい電気に切替えませんか。 ◇Zero Carbon Yokohama  本市は、深刻化する気候変動の影響などを踏まえ、地球温暖化対策のゴール「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、2050年までの脱炭素化(二酸化炭素の実質排出量ゼロ)を目指しています。 ●環境と家計にやさしい電気への切替キャンペーン 「みんなでいっしょに自然の電気」参加者募集!  市内居住者個人事業者対象 【対象者】市内居住者・個人事業者など(商店・小規模オフィス) ※現在契約している契約アンペアによって参加できない場合があります。 【参加登録期間】7月31日(金)〜9月30日(水) 【参加方法】キャンペーンページから参加登録をしてください。 「横浜市 みい電」で検索  太陽光や風力などの自然の電気を利用したいと考える一般家庭や個人事業者を募集しています。希望者が多く集まるほどお得な価格で、環境にやさしい電気を使うことができます。 [?]どれくらい「お得」になるの?  本事業による切替えによって、電気代が年間約1万円安くなると想定されています。 ※キャンペーン事務局の試算。利用状況により、切替前の電気代から安くならない場合があります。 ◆キャンペーンの流れ (1)まずは登録 [9月30日まで]  検針票を用意して、専用ウェブページから登録してください。  キャンペーン事務局がオークションにより、最もお得な自然の電気を提供する電力会社の料金メニューを選びます。 (2)見積りの確認 [10月上旬から]  選定した料金メニューの見積りで、どれくらい節約できるか確認してください。 (3)切替えの判断 [11月3日まで]  契約の切替えを判断してください。  手続きは、責任をもって事務局がサポートします。 問合せ 「みんなでいっしょに自然の電気」に関して 事務局(月〜金曜〈祝休日除く〉10時〜18時)電話0120-267-100 電話0570-058-100(携帯電話・PHS) 記事全体に関して 温暖化対策統括本部調整課 電話045-671-2661 ファクス045-663-5110