広報よこはま14ページ OPEN YOKOHAMA 2020(令和2)年6月号 No.856 ○風水害に備え、マイ・タイムラインをつくりましょう  近年、台風や大雨による被害が大きくなっており、いつどこで災害が発生してもおかしくありません。風水害に備え、一人ひとりの状況に合わせたマイ・タイムラインを事前に作成しましょう。 ●マイ・タイムラインを作成しましょう  大事な命を守るために、今できる準備をすすめましょう。台風などは事前に進路や規模が予測できることから、接近時の計画を事前に立てておくことで適切な避難行動に繋げることができます。マイ・タイムラインはホームページからダウンロードまたは、各区役所にて配布しています。 ◆マイ・タイムラインを使った研修の案内 (無料)  本市では、地域にアドバイザーを派遣し、マイ・タイムラインを作成する研修を行っています。 ※新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、実施の可否や実施日について調整します。 【対象】自治会町内会・マンション管理組合などの「町の防災組織」 【研修時間】2時間程度 「横浜市 マイ・タイムライン」で検索 ◆ステップ1  住んでいる地域の危険性を把握しましょう  防災の地図を事前に確認してください。 「横浜市 防災の地図」で検索 ◆ステップ2  気象情報・避難情報などを理解しましょう ◇警戒レベルごとの防災情報 ・警戒レベル1 心構えを高める  (例)大雨になりそう ・警戒レベル2 避難行動の確認  (例)大雨注意警報 洪水注意報 ・警戒レベル3 避難準備・高齢者等避難開始  避難に時間を要する人は避難 高齢者等は避難!  (例)大雨・洪水警報、氾濫警戒情報 ・警戒レベル4 避難勧告・避難指示(緊急) 安全な場所へ  湧水発生・小石落下・亀裂 全員避難!!  (例)土砂災害警戒情報、氾濫危険情報 ・警戒レベル5 災害発生情報 命を守る最善の行動  【災害発生】崖崩れ・河川氾濫等  (例)大雨特別警報 ◆ステップ3  情報収集手段を把握しましょう  本市が配信している「横浜市防災情報Eメール」や、スマートフォンアプリ「Yahoo!防災速報」などから情報を収集しましょう。 ◇横浜市防災情報Eメール  次のメールアドレスへ空メールを送信してください。  Eメールアドレス:entry-yokohama@bousai-mail.jp ◆ステップ4  避難行動を理解しましょう ◇垂直避難  丈夫な建物の2階以上、または近隣の高い建物へ避難 ◇水平避難  安全な場所へ避難(指定緊急避難場所などの避難場所、土砂災害警戒区域外の親戚の家など) ◆ステップ5  非常時の持ち出し品を準備しましょう ※感染症予防のため、マスク・体温計も準備しましょう。 問合せ 総務局地域防災課 電話671-3456 ファクス641-1677 ○熱中症を予防しましょう!  2019年5月から9月にかけて、熱中症で搬送された人は市内で1,244人でした。  梅雨が明けて、急に気温が上昇すると、熱中症が疑われる症状で救急搬送される人が多くなる傾向にあります。夏を涼しく過ごせるような工夫を心がけ、熱中症を防ぎましょう。 ■熱中症を予防するには ・涼しい服装、日傘や帽子 ・こまめな水分・塩分補給 ・日頃の健康管理 ・部屋の温度管理 ◇高齢者の注意点 ・のどが渇かなくても水分・塩分補給が必要です。 ・暑さに対する感覚機能が低下しているため、部屋の温度をこまめに確認し、エアコンなどを上手に活用しましょう。 ◇幼児は特に注意! ・晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、幼児は大人よりも暑い環境にいます。 ・幼児は体温の調節機能が十分に発達していないので、大人が注意するようにしましょう。 ■こんな日は熱中症に注意! ・気温が高い ・湿度が高い ・風が弱い ・急に暑くなった ■熱中症になったときは ・涼しい場所へ避難させる ・衣服を脱がせ、体を冷やす ・水分・塩分を補給する  意識がない、呼びかけに反応しない場合は、すぐに救急車を要請しましょう! ■救急車を呼ぶか迷ったときは ◇横浜市救急相談センター (毎日・24時間対応)  #7119 または 電話045-232-7119 ◇横浜市救急受診ガイド  パソコンやスマートフォンで、急な病気やけがの緊急性を確認できます。 ※各区消防署にて、冊子も配布しています。 「横浜市救急受診ガイド」で検索 問合せ 消防局救急課 電話045-334-6494 ファクス045-334-6785  または 健康福祉局保健事業課 電話045-671-2451 ファクス045-663-4469