広報よこはま3ページ OPEN YOKOHAMA 2020(令和2)年3月号 No.853 ○地震の時に避難する場所を知っていますか?  大きな地震が来た時、その被害を軽減するためには、一人ひとりが自らの命を守る「自助」が重要です。備蓄品などの備えだけではなく、いざという時に避難する場所を確認しておくことも大切です。この機会に災害への備えを見直してみましょう。  地震が起きた時の避難行動の流れは以下の通りです。  まず自分の周りの状況を確認してください。火災の危険がない場合は、自宅に被害があるか確認し、被害がない場合は自宅にて在宅避難をしてください。また、自宅にはあらかじめ備蓄品など事前の備えをしましょう。在宅避難者や地域防災拠点以外に避難している人も、地域防災拠点で物資や情報などの支援を受けられます。  火災の危険がある場合は、高齢者や障害者など周囲の人に声をかけ、自治会・町内会などで任意に決めた、いっとき避難場所に批判してください。  いっとき避難場所に火災の危険がある場合は、広域避難場所に避難をしてください。広域避難場所は、大きな公園など、市内112か所を指定しています。  その後、大きな火災の危険がなくなりましたら、自宅に被害があるか確認し、被害がない場合は自宅にて在宅避難をしてください。  被害があり、自宅での生活が困難な場合は、地域防災拠点である、指定の小・中学校に避難をしてください。原則は徒歩で避難し、備蓄品などを持参してください。地域防災拠点は、市内で1か所でも、震度5強以上の地震を観測した場合に開設します。 ◆横浜市防災情報Eメール  二次元コードを読み取るか、次のメールアドレスへ空メールを送信してください。登録案内メールが届きます。  Eメールアドレス entry-yokohama@bousai-mail.jp  ◆横浜市防災計画を修正しました(4月1日運用開始)  主に次の点を修正しました。 ・外国人に対する発災時の効果的な情報伝達 ・災害時の性的少数者への配慮 ・災害救助法に基づく救助実施市の指定及び適用等に伴う修正 ・風水害時における地下施設の安全対策 問合せ 避難行動の流れに関して 総務局地域防災課 電話045-671-3456 ファクス045-641-1677  横浜市防災情報Eメールに関して 総務局緊急対策課 電話045-671-3458 ファクス045-641-1677  横浜市防災計画の修正に関して 総務局防災企画課 電話045-671-4096 ファクス045-641-1677 ○点検していますか?  大切な生命・財産・思い出を守る住宅用火災警報器 ◆定期的に点検しましょう  住宅用火災警報器の図  点検方法は簡単 「テストボタン」を押す。または「引きひも」をひく。  ※点検の際には警報音を確認しましょう(警報音はすぐに止まります)。 ◆10年を目安に交換してください  警報器は古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあります。10年を目安に交換しましょう。 問合せ 消防局予防課 電話045-334-6406 ファクス045-334-6610 ○ブロック塀等の安全点検をしましょう  基準に適合しないブロック塀等(コンクリートブロックやれんが、大谷石などで造られた塀)は、地震などの際に簡単に壊れ、道路をふさいで避難等の妨げになるだけでなく、人命を奪うこともあります。また、ブロック塀等が倒壊して事故が発生した場合には、所有者がその責任を問われる可能性があります。安全点検を行い、災害に備えましょう。 ◆補強コンクリートブロック塀の安全点検チェックポイント  次の1〜7のチェック項目を点検し、チェックが入らない項目が1つでもあれば、倒壊の原因となる可能性がありますので、まずは専門家に相談しましょう。特に6、7の項目はご自身で確認することが難しい場合もありますので、あらかじめ、専門家に調査を依頼することも必要です。  また、改善工事までの間は付近を通行する方への注意喚起のために、張り紙などの適切なご対応をお願いします。 ◆ブロック塀等の改善工事について  最大30万円の補助金の申請ができます! 対象ロック塀等:道路等に面するブロック塀等で、高さ1m以上のもの         ※その他にも条件があります。 申請対象者:所有者等 対象工事:(1)除却工事      (2)除却工事と合わせて行う軽量なフェンス等の新設工事 補助額:上限30万円(新設工事は除却工事と合わせて30万円まで。その他、対象工事の範囲などによる限度額があります。) 申込方法:補助金の申請前に相談が必要です。4月1日以降にホームページで確認またはお問い合わせください。 補強コンクリートブロック塀の図 出典:パンフレット「地震からわが家を守ろう」日本建築防災協会 2013.1より一部改 ◆補強コンクリートブロック塀の場合 □1 塀の高さは地盤から2.2m以下か。 □2 塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は、15cm以上) □3 塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか(塀の高さが1.2m超の場合)。 □4 コンクリートの基礎(建物を支え、地盤に定着させる部分)があるか。 □5 塀に、傾き、ひび割れはないか。 □6 塀に鉄筋が入っているか。 □7 基礎の根入れの深さは30cm以上か(塀の高さが1.2m超の場合)。 「横浜市 ブロック塀」で検索 問合せ 専門家への相談先について 市コールセンター 電話045-664-2525 ファクス045-664-2828 ブロック塀等に関する一般的な相談について 建築局情報相談課 電話045-671-2953 ファクス045-681-2436 ブロック塀等の改善工事に対する補助金について 建築局建築防災課 電話045-671-2930 ファクス045-663-3255