広報よこはま15ページ OPEN YOKOHAMA 2020(令和2)年2月号 No.852 ○台風第19号で被災された方へ災害義援金を支給します 台風第19号による被災者支援のため、神奈川県などが募集した災害義援金が、本市に配分されましたので、対象世帯へ支給します。 ■対象者  罹災(りさい)証明書※1で台風第19号により、自宅(賃貸物件含む)に対象被害を受けたことが確認できる世帯 ※1 2月末までに罹災証明書を取得した世帯が対象です(2月末までに消防署へ依頼した世帯を含む)。未取得の方は被災された住宅のある区の消防署へ、まずは電話でお問い合わせください。 ■申請  本市から対象世帯へ、2月から3月にかけて順次※2ご案内と申請書を送付しますので、内容を確認し、同封の返信用封筒で申請書を返送してください。 ※2 罹災証明書の発行時期の早い方から順に送付します。 罹災(りさい)証明書の被害区分※3:全壊 支給額:20万円 罹災(りさい)証明書の被害区分※3:大規模半壊 半壊 支給額:10万円 罹災(りさい)証明書の被害区分※3:一部損壊(準半壊)、一部損壊(10%未満)※単に一部損壊も含む 支給額:2万円 罹災(りさい)証明書の被害区分※3:床上浸水 支給額:2万円 ※3 台風第19号による死亡・重傷も支給対象です。該当世帯の方は問合せ先へご連絡ください。 問合せ 健康福祉局福祉保健課 電話045-671-4401(1月31日までは電話045-671-4044) ファクス045-664-3622 ○男女共同参画貢献表彰 令和元年度受賞者が決定 (各賞50音順) 功労大賞: ◇高橋 和子(たかはし かずこ)さん  静岡産業大学 教授  (公財)横浜市体育協会評議員  学校ダンスの男女必修化や、スポーツ分野における女性の参画の拡大、女性アスリートの競技力向上に尽力。 ◇松本 和子(まつもと かずこ)さん  特定非営利活動法人ふらっとステーションドリーム理事長ほか  子育てや介護を地域住民の共助に組織化し、また「市民セクターよこはま」を立ち上げるなど、市民協働の先駆者として活躍。 推進賞: ◇関 治美(せき はるみ)さん  新吉田あすなろ連合町内会長ほか  地域の女性リーダーとして、災害に備えた拠点訓練や要援護者支援、募金活動など地域活動に尽力。 ◇防後 優子(ぼうご ゆうこ)さん  城郷地区連合町内会長ほか  地域の女性リーダーとして、消防団活動、地域防災拠点での訓練や小机城址まつりなどに携わり、地域資源を生かした地域づくりに貢献。 ◇梁田 理惠子(やなだ りえこ)さん  中区民生委員児童委員協議会会長  民生委員・児童委員活動やこども食堂の運営などを通して、乳幼児から高齢者まで幅広い世代と関わり、地域活動に尽力。 ◇横浜市消防団  災害出場や防災指導、広報など幅広い分野で女性が活躍し、男女がともに活躍する組織として安全安心なまちづくりに貢献。 「男女共同参画貢献表彰」で検索 問合せ 政策局男女共同参画推進課 電話045-671-2017 ファクス045-663-3431 ○人権について考えよう  ある日の焼肉レストランでの会話。「お肉は大好きだけど、そのために、牛や豚が殺されるのは、仕方のないことだとはいえ、かわいそうだよね」  なぜ、「仕方のないこと」や「かわいそう」と思うのでしょうか。このマイナスのイメージは、畜産農家から精肉店までの食肉に関わる人、とりわけ、と畜解体を行う人を傷つけることに気づいていますか。  食肉に関わる仕事は、人が生きていくためには、当たり前の職業であるにも関わらず、「仕方のないこと」と思うことや、家畜に感情移入しすぎて、「殺すのはかわいそう」と思うことで、その職業に携わる人やその家族を深く傷つけることになってしまうのです。  私たちは、動物の皮を鞄や楽器として利用したり、肉を食べたりして、豊かな生活を送っています。ペットとしてかわいがることも同様です。これらは、人間が生きるための営みとして自然なことなのです。  普段の食事での会話や、身の回りのちょっとした出来事も、人権を考えるきっかけになります。動物を殺して利用する、ということについて、家族や友人など親しい人たちと、考えてみませんか。 問合せ 経済局食肉市場運営課 電話045-511-0445 ファクス045-502-5989 アッとヨコハマ 横浜を感じるミニコラム 地域で愛されるスポーツチームに 横浜ビー・コルセアーズ チーム編成・強化担当兼アシスタントコーチ 山田 謙治(やまだ けんじ)さん  横浜ビー・コルセアーズは、2011-2012シーズンからbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)に参入しました。私はチームの立ち上げの時に声をかけてもらい、発足当初から選手として参加しました。  2011年当時は、まだまだチームの知名度が低く、試合をしてもお客様が300〜400人程度という事も珍しくありませんでした。そんな中、地元のブースター(ファン)や、横浜市の関係者の皆さんの応援などもあって、2012-2013シーズンには、リーグ優勝することができました。チームができてからまだ2年目。決して前評判が高くなく、スターと呼べる選手もいない中で、チーム、関係者そしてファンの皆が一丸となって、チーム力で勝ち取った優勝でした。  現在、私は選手を引退して、コーチとしてビー・コルセアーズに所属しています。最近は成績が少し低迷していますが、チームの雰囲気はとても良く、また必ず優勝争いができるチームにしていきたいと考えています。ぜひ試合会場で、ビー・コルセアーズの選手の活躍、そして、スピード感あふれるバスケットボールの面白さを生で感じてみてください。  ビー・コルセアーズは地元横浜とともにあるチームです。日頃から、皆さんの熱い応援への恩返しが少しでもできるように、市内各地のイベントや、地元の夏祭りなどに積極的に参加しています。見かけたらぜひお気軽に声をかけてください。 アシスタントコーチとして優勝を狙えるチーム作りを目指す山田さんの写真 プロフィール 山田 謙治(やまだ けんじ)さん 横浜市出身。高校時代よりバスケットボールの有力選手としてインターハイ連覇などの実績を残す。横浜ビー・コルセアーズには、2011年のチーム発足から7シーズンにわたり在籍。チームの司令塔として活躍。2018年広島ドラゴンフライズに移籍。2019年7月現役引退後、アシスタントコーチとしてビー・コルセアーズ復帰。以後、後進の育成などに努める。