広報よこはま4ページ 2019(令和元)年6月号 / 横浜市版 ■6月は「環境月間」 毎日の暮らしに、環境にやさしい商品を  私たちの毎日の暮らしは、自然の恵みに支えられています。将来にわたって自然を守っていくことは大切だと分かっていても、日々の生活の中で環境について気に掛けることは少ないかもしれません。  そんな私たちにも簡単にできる環境を守る行動の1つが、エコラベルのついた商品を選ぶことです。次のマークがついた商品は、調達・生産加工・物流の過程で持続可能な自然環境の保全に配慮されています。エコラベルの意味を知って、エコをより身近なものにしませんか。 ○紙・木材製品 〈例〉FSCマーク、PEFCマーク、SGECマーク  環境や動植物を守り、適切に管理された森林の樹木で作られた紙・木材製品 ○水産物 〈例〉マリンエコラベルマーク、MSC認証マーク  海の環境を守るため、魚を取りすぎず、水産資源に配慮した漁法で取られた水産物 ○コーヒー・紅茶など 〈例〉レインフォレスト・アライアンス認証マーク  生物多様性に配慮した農園などで作られた、コーヒー・紅茶・バナナなどの商品 ◇環境教育出前講座  森や川や海などの自然の大切さや、環境と生活の関わりなどについて、市民団体・企業・市役所など専門知識を持った講師が地域に出向き、分かりやすく講義を行っています。申込み方法などの詳しい情報はホームページを確認してください。 川を観察する子どもたち(金沢区・待従川(じじゅうがわ))の写真 「横浜市 環境教育出前講座」で検索 環境に関する情報を、ツイッターで発信しています。 横浜環境情報(@yokohama_kankyo) 問合せ 環境創造局政策課 電話045-671-2484 ファクス045-641-3490 ■6月は「よこはまプラスチック対策強化月間」  プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に大きな課題となっています。また、分別されていない容器包装プラスチックが温室効果ガス発生の要因にもなっています。本市では6月を「プラスチック対策強化月間」と位置づけ、さまざまな取組を行います。これを機会に、プラスチックごみの問題について考えてみませんか。 [1]イオン×横浜市 プラごみ削減キャンペーン〜見直そう!使い捨て〜  本市とイオン株式会社は包括連携協定に基づき、6月に市内350以上のイオングループ全店でキャンペーンを実施します。店舗ではレジ袋の要・不要の声掛けや啓発ポスターの掲示などを行います。 <私たちができること> ●マイバッグを持ち、レジ袋を買わない・もらわない ●プラスチック製ストローやスプーン、フォークなど、使い捨ての食器をもらわない ●マイボトルを持ち、ペットボトルの使用を減らす  また、プラスチック対策に関するアンケートに回答すると抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも6月末まで実施していますので、ぜひ参加してください。 「よこはまプラスチック対策」で検索 問合せ 資源循環局3R推進課 電話045-671-3593 ファクス045-550-3510 [2]ごみ拾い活動に参加しましょう  街中でポイ捨てされたごみは、風に飛ばされたり、雨水と一緒に排水溝などを伝って川に流れ込み、海にたどり着きます。こうしたプラスチックごみによる海洋汚染をなくしていくためには、一人ひとりの行動が必要です。市内の公園や河川などさまざまな場所では、ごみ拾い活動が行われています。プラスチックごみが海に流れないようにするためにも、地域のごみ拾い活動に積極的に参加しましょう。 河口付近には流域から流れてきたプラスチックごみが多数漂着しています。の写真(提供:公益財団法人かながわ海洋美化財団 ) くじらの赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが発見されました。の写真 問合せ 資源循環局街の美化推進課 電話045-671-3817 ファクス045-663-8199